自宅警備隊西へ2013 ：竹原～大和のふるさと編

※画像多め。この記事は自宅警備隊西へ2013 ：仏通寺～竜王山～大久野島編の続きです。

竹原町並み保存地区

大久野島から戻ってきたあとは、少しクルマを走らせて竹原の町並み保存地区へ。去年のゴールデンウィークに来て以来の2度目。

当初の予定ではお昼くらいにここに到着し、『たまゆら』作中の「ほぼろ」のモデルになっている「ほり川」でお好み焼きを食べる……という算段だったんですが、大久野島でハッスルしすぎたおかげでお昼の営業が終了しておりました。フォカヌポゥ。

まぁ遅くなっちゃったのは仕方無いので、とりあえずほり川の向かいにある石段を登り西方寺に参拝。

そして普明閣からの景色を眺める。天気良すぎ。

それにしても、時間帯が中途半端だったせいか、意外なほど人が少なかったです。『もあぐれっしぶ』放送中なのに。やはり皆、「ほり川」でメシが食える時間帯を狙ってくるというコトなんでしょうか。

軒先に飾られている竹細工の風車をよく見てみると、『たまゆら』のキャラクターがあしらってあったりして。これ、1つ700円で購入できたりもします（⇒竹の風車）

しかし今回は、前回閉まっていたため行けなかった「茶房ゆかり」に入るコトができました。言うまでもなく「cafeたまゆら」のモデル。

ただこちらも「食べ物は全部無くなっちゃったけどいい？」という状態だったので、飲み物だけいただくことに。やはり昼前後に人が押し寄せているのか……。私が訪れたときには、お客さんは地元の方っぽいおじいさん・おばあさんが居るくらいでした。

お店の方からは「店内の写真は自由に撮ってね～」と言っていただいたので数枚撮影したんですが、ほぼ作中に出てくるままなんですね、この店。お昼の混み合ってる時間帯だとあまりじっくり店内を見るコトもできなかったかも知れないので、これはこれで良かったのかも。

でも、次来るときはなにか食べてみたいなぁ。

竹原商店街

若干時間が押し気味だったので町並み保存地区の見物はそこそこに止め、急ぎ足で商店街にあるももねこ様像を撮りに行ったりもして。夏らしく帽子を被っていましたが、こうして見ると寅さんみたいだな。

そしてももねこ様像のすぐ近くに、「ももねこバーガー」なるお店が出来ていたんですが、一体なんですかこれは。

どうやら土日の11時～15時のみ営業しているみたいで、ここももう少し早く到着できていれば間に合った模様……ぐぬぬ。観光協会のページを見てみると、9月29日までの期間限定の店舗なのかな？

まぁ仕方無いかー、と駐車場に戻る途中、商店街の路地裏でもももねこ様発見。なんかどんどん竹原の町にももねこ様が溶け込んでおられる。

イベントの無い日でも朝から夕方までかなり盛り上がってた大洗も印象的でしたが、竹原の落ち着いた雰囲気もまた良いものですね。……ほぼろ焼きやももねこバーガー食べ損なったのは痛恨ですが。また瀬戸内の風景を眺めがてら来たいと思います。

大和のふるさと

竹原のあとは呉に向かい、予約してあった駅近くのホテルにチェックイン。なんで呉かといえば、最近は宇宙戦艦的なアニメがテレビでやっていたり、艦船を擬人化したブラウザゲーが一部界隈で人気を博していたりと、船に関する話題をちらほら見ているうちになんとなく造船の町である呉に行ってみたくなったワケです。船のこと全然知らないんですけど。

んで、宿にチェックインしたあと夕暮れ時の町並みを撮ってみたいなぁと思い外をぶらぶら。途中、道路の両脇を有刺鉄線に囲まれた物々しいところを通ったりもしましたが、両側とも海上自衛隊の施設なんですね。

「IHI」の看板の向こうに見える巨大なガントリークレーンが、いかにも造船の町って感じです。ただ、現在造船事業を手がけているのはIHIではなく、IHIの造船事業を受け持っていた子会社IHIMU（アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド）とユニバーサル造船が合併してできたJMU（ジャパンマリンユナイテッド）という会社になるそうで。

このJMUのドックを見ろせるところに、「歴史の見える丘」という場所があります。とはいっても、道ばたにあるちょっとしたスペースなんですけど。駐車場はもちろん無し。戦艦大和の艦橋っぽい塔が目印。

ここから見える建物が、かつて大和を建造したというドックの跡。ドックそのものは埋め立てられてしまっているそうですが、建屋の鉄骨や屋根の一部は大和が建造された当時のままなんだそうで。

大和や武蔵はその存在そのものが極秘とされていたため、建造中も屋根付きのドックで隠していたというコトですが……そんな巨大戦艦の建造をホントに隠しきれていたのかなぁ？？このときドックに入っている船は居なかったんですが、このドックの大きさだけ見てもそのスケール感にはちょっとテンション上がるモノがありますね。