※画像多め。この記事は茨城と少しだけ栃木ツアー ～大洗ガルパン編その３の続きです。
主に大洗目当てで茨城までやってきたワケですが、せっかくここまで来たのだからと大洗以外の場所にも立ち寄っていたりします。ちょっと時系列が前後しますが、以降大洗以外のお話。
袋田の滝
今回、1泊目は大洗で宿を取っていましたが、2泊目の宿は茨城県北部、福島県境に近い大子町に取ってました。2日目のお昼くらいまでで大洗を見て回り、その後は大子町にある袋田の滝なんかを見てそのまま宿泊という算段。ただ、大洗が思いの外良かったので 3日目の朝、再び大洗に舞い戻るコトにしたんですけど。
ただ、宿の都合もあるのでとりあえず2日目はクックファンでガルパンかつを食べたあと、当初の予定通り大子町方面に向かいます。こちらの方面へは高速が通ってないので、一般道で。程よく田舎なので、そんなにべらぼうな時間が掛かったワケでもありませんけどネ。そもそもなんで袋田の滝を見ようかと思ったかと言えば、去年の夏に華厳の滝、今年の正月には那智の滝を見ているので、ならあと袋田見れば日本三名瀑コンプじゃん、という極めて単純な理由です。
連休というコトもあり結構な混雑ぶりだったんですが、大洗がマリンワールドを除き非常に男比率が高かった（女性巡礼者（カップル含む）はまったくといって良いほど見なかった）のに対し、こちらは家族連れやカップル等、「普通の観光客」ばかりだったのが逆に新鮮でした。どんだけ大洗に染まってしまったんでしょうか私は。
ここの観瀑施設の入場料は300円。華厳の滝より良心的なお値段。入り口からしばらくトンネルの中を通って最初の観瀑台にたどり着くんですが、迫力という意味では三名瀑のうち袋田が一番かも。滝までの距離が近く滝の横幅があるので、目の前全部滝みたいな状態になるし。
そこからエレベーターで上に上ると、高いところから滝を見下ろすコトができます。これ紅葉の時期に来るとすごく良さそうですねぇ。
滝のすぐ側には吊り橋が架かっており、そこからの眺めもなかなか。
滝と一口に言っても、華厳、那智、袋田でそれぞれ違った趣がありますね。一番滝らしい滝が華厳、幽玄な雰囲気を持っているのが那智、迫力あるのが袋田。袋田は冬には滝が凍るとのことで、それも一度見てみたいなぁ。
そういや、滝の駐車場付近にある小さいお店でなんかスゲー行列ができていたので、なにがあるのか覗いてみたらアップルパイを売ってて。「奥久慈りんごの自家製アップルパイ」というらしいですが、テレビで何度も取り上げられている模様。しかしそんな大行列に並んでまでアップルパイ買わなくても……というコトでパス。
旧上岡小学校
続いてやってきたのが旧上岡小学校。
世間的にはNHK朝の連ドラ等のロケ地として知られている場所ですが、アニメファン的には『神様ドォルズ』の空守村の学校ですよねここ。そういやコミック完結したみたいですけど、アニメは続きやってくれないんですかね。不完全燃焼なんですけど。
……それはさておき、そういうロケ地とかってのを差し引いても雰囲気の良さそうな場所だったので、来てみたかったんですよ。
入り口脇には懐かしい形の郵便ポストがあったんですが、そもそも学校の中に郵便ポストなんてあるものなのか。
職員室はストーブを囲むように机が並べられているのがユニーク。
渡り廊下には「追い越し禁止」の道路標識があったりして。どこから持ってきたんでしょうか。
音楽室には定番の（？）有名作曲家の肖像画。音楽室にはコレ貼らなきゃいけないルールでもあるんですかねぇ。
校舎の外には馬なのか山羊なのかUMAなのかよくわからない動物のオブジェがありましたが、一頭は力尽きている様子。もう一頭が倒れた仲間を見つめているようでなんとも言えない侘しさがあります。
そして今となっては貴重品かもしれない二宮金次郎像。今時の学校ってもう無いですよねコレ？
こういう「いかにも昔の田舎の学校」という雰囲気がいろんな番組のロケ地に使われる要因なのかな。学校周辺も程よく田舎なので、絵にしやすいだろうし。『神様ドォルズ』でも小学校から少し離れた大子町内の風景も登場しているみたいなんですが、時間的に探すの厳しそうだったのでやめました（アニメ観たの結構前なので、はっきり覚えて無いし……）。
ただホントに、「日本の田舎」という雰囲気の場所。
あと、宿はここからそんなに遠くない場所だったので、チェックイン後すぐ近くを走っているローカル線（JR水郡線）の写真撮ってみたりしてました。キハE130形。
この日は「大子温泉やみぞ」という旅館に泊まったんですが、部屋は洋室もあって旅館というよりホテルみたいなとこでした。連休でも料金安めで料理も美味かったので、結構満足。
翌日は朝イチで再び大洗に戻るコトになるんですが、そのあともうひとつ立ち寄った場所があるので、次はそのお話。
