大須は萌えているか?

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アニメな話 2015年夏

久しぶりに、今観ているアニメの話でも。前クール分を書きそびれてしまったので、何気に半年ぶりになります。例によって、並び順は期待値の高い順です。

がっこうぐらし!
こちら、私にしては珍しく原作の単行本は全部揃えています。なので1話のオチは微笑ましく観ることができたのですが、このアニメの良いところは原作読んでる視聴者に対しても仕掛けが用意されているところですね。1話の段階から「あれ、このキャラがいるってことは時系列が……いやしかしこの面子が同時に顔を揃えているということは……」と原作既読組にも違和感を抱かせる構成になっており、この先の展開に想像を巡らすと悪い予感しかしません。コワイ!
GANGSTA.
系統としては『BLACK LAGOON』とかそっち系の今期のバイオレンス枠ですが、レヴィのような戦うヒロイン(そんな可愛いものじゃないですが)は出てこず、主人公がおっさん2人という潔さがステキです。でもなんかいきなりホテル・モスクワの姐御みたいなキャラが出てきましたね(しかも中の人は片やキシリア様で片やハマーン様)。聴力を失っているトワイライツ・ニコラスの演技が奇妙な迫力があってステキ。あと、能登麻美子ボイスの元娼婦・アレックスも独特の色気があってよろしいですね。
乱歩奇譚 Game of Laplace
江戸川乱歩はそれこそ子供の頃に怪人二十面相シリーズをちょろっと読んだコトがあるくらいですが、元ネタ知らなくてもなかなか楽しめてます。ただコバヤシ少年の頭のネジの吹っ飛びっぷりはなかなかついていくのが大変ではあります。グロテスクな描写とコミカルな演出のごった煮が特徴的な感じですが、江戸川乱歩の小説もそんな感じなんですかね?
Classroom☆Crisis
お仕事モノ、というか企業小説的なノリを深夜アニメと混ぜたらどうなるか的な作品でしょうか。ここまでやるならいっそ登場人物も皆大人のサラリーマンってコトにした方が良いような気もしますが、やはりそれだとBDの売上げに対する懸念があるのでしょう(?)。ただ、作品のコンセプトは面白い感じがするんですが、なんか方向性が中途半端な感じもしちゃうかな。どうせやるならちゃんと現代日本を舞台にして、もっとドロドロな巨大組織の愛憎劇をですね(たぶん人気出ない)。
のんのんびより りぴーと
にゃんぱすー。
うしおととら
これの原作が連載されていた頃に週刊少年サンデー読んでたんですけど、これはちゃんと読んでませんで無かったんですよね。知り合いにこの作品好きなヤツが居て読むように言われたりもしたんですが、その時点で単行本が既に結構出ており、読むのめんどくさくて。しかし、こうしてアニメ観ると古き良き少年マンガのテイストが非常に良い感じです。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
悪くはないんですが、なんかいろいろ描写が不足している感。原作小説読んだ方が良いのかな。あるいは『コンビニDMZ』の作者さんがコミカライズもしているみたいだから、そっちに手を出してみるかな?
それが声優!
原作者が現役声優さんというコトで結構リアリティを感じるエピソードが多いですが、しかし声優界全体で見たらこの「イヤホンズ」の3人は相当恵まれた部類に入るんだろうなぁ……。
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
なぜか女性キャラの方が下ネタに対する興味がやたら旺盛なんですが、これは男が下ネタ連呼してたんじゃ単なるセクハラにしかならないという配慮によるものなのでしょうか。しかし、おかげで女性キャラが皆妙におっさん臭く見えてしまうのが困ったところでして……。

なんか今期は観る作品イマイチ絞り切れてないですね。ずば抜けて面白いっていうより、なんとなく続き観ちゃう作品が多い感じ。あと、前クールから『アルスラーン戦記』とWEBで『ニンジャスレイヤー』は観ています。ダリューンになら掘られてもいい。

にしても、前クールもそこまでピンと来る作品が無いかなー、と思いつつ『響け!ユーフォニアム』と『ニンジャスレイヤー』はBD買っちゃったしなぁ(あとジョジョもマラソン継続中)。今期は特に『がっこうぐらし!』の後半の仕掛けには期待してます。