大須は萌えているか?

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アニメな話 2017年秋

気がつけば11月も中旬になろうとしているので、今期観ているアニメの話でも書いておこうかと思います。いつもはだいたい各作品が3話くらいまで放送されたタイミングで書いているんですけどね、遅くなっちった。例によって、期待値の高い順です。

クジラの子らは砂上に歌う
続きが気になる度合いで言ったら今期No1。原作コミック集めても良いかもしんない。舞台設定的にふと『翠星のガルガンティア』を思い出しましたが、こちらは砂の海。世界観もこちらのがハードですね。人の感情がこの物語のカギとなっているようですが、私自身たまに「人間の感情って邪魔だな」と思うときがあるので、帝国側のロジックに頷いてしまいそうになるのが困ったもんです。そういやふと気になったんですが、砂の海に浮かぶ船が「泥クジラ」って呼ばれているってコトは、この世界にもちゃんとどこかに本物の海とクジラが居るってコトですかね?
キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series
なんで今頃キノの旅?と思って観てみたらまんまキノの旅でした。昔しばらく文庫集めてたり、最初のアニメシリーズも観ていたハズなんですが、すっかり内容忘れているので特に問題ありません。てか最初のアニメ14年前かよマジかよ。てか未だに原作シリーズ続いてるのかよそれもビックリだよ。それはそれとして、悠木碧のキノ、アリだと思います。
3月のライオン (第2シリーズ)
安定の二期。ちょうどコレ書いてる現在はひなたのクラスのいじめにまつわるエピソードで陰鬱な雰囲気となっておりますが、こういう人の心の暗い部分をきっちり描きつつ、それでも過剰にダウナーになりすぎない絶妙のバランス感覚がこの作品のスゴイところだなぁ、と思うワケであります。
少女終末旅行
荒廃した世界を2人の軍装の少女がケッテンクラートで旅をするという、なんというか人間関係に疲れたヲタの夢と希望を詰め込んだような作品。いいぞもっとやれ。雰囲気的にはキノの旅と若干被るところがあるような気もしますが、キノの旅はあくまで人を直接的に描いている一方、この作品は荒廃した世界の空気を通して間接的に人を描いている感じでしょうか。
宝石の国
独特の世界観とCGならではの映像表現に引きつけられる作品。なんですけど、原作未読で観ていると作品のテンポが速いようにも感じます。それだけ独自性のある作品、ってコトなのかもしれませんけど。月人が人間の魂の成れの果てなんだとしたら、なんであそこまで残虐で狡猾なのか疑問だったりもするワケですが、実は心とか脳みそが別種族として存在してたりします?
いぬやしき
世代的には『CYBORGじいちゃんG』を思い出してしまう作品。同じ能力を与えられた正反対の性格を持つキャラクターを通して人の「生」を描く作品なんだと思いますが、正直どっちにも感情移入し辛く、観るときの視点をどこに置いて良いかが悩ましい作品。

そのほか、『ボールルームへようこそ』、『将国のアルタイル』、『Fate/Apocrypha』は前期から継続して視聴中。『ボールルームへようこそ』はより面白くなってきた気がする。『将国のアルタイル』も悪く無いんですが、尺の都合か物語がサクサク進み過ぎちゃってる感じがするのが玉に瑕。Fateはダラダラ視聴はしているんですが、「なんで切り裂きジャックが幼女やねん」と思ってググってみたりして、ピクシブ百科事典あたりの説明を読んで余計に混乱している程度の理解力です。