大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

アニメな話 2017年春

もうすぐゴールデンウィーク、新社会人が連休中に学生時代の怠惰な日常を思い出してしまい、これから続くであろう社畜生活に絶望して連休明け早々に発作的に辞表を提出するような時期になって参りましたね。そんなワケでぼちぼち、今期観てるアニメの話でも。例によって、期待値の高い順です。

ID-0
雰囲気というか、作品の小気味良いテンポが好み。頭は良いけど気が弱いヒロインも良い。小山力也ボイスのメカ社長も良い。作品のタイトルに引っかけてあるイドが物語のキーマンになるんでしょうけど、他の社員も皆エバートランサーだというはみ出し者集団っぷりがステキ。自分もサラリーマンのフリした独立愚連隊なので。
アトム ザ・ビギニング
実は鉄腕アトムって原作をちゃんと読んだコトないし、設定ってあんまり詳しく知らないんですが。とりあえずお茶の水博士と天馬博士知ってるからまぁいいか的な。しかし天馬博士って割とナイスガイに見えるんですが気のせいでしょうか。おっさんになって、一人息子を失ってから豹変しちゃった系なんですかね。
サクラクエスト
P.A.WORKSのお仕事ものってみんなヒロインが同じようなキャラに見えるんだけどまぁいいや。これといった特徴も無く、じりじり寂れていっている地方の雰囲気が素晴らしい作品。昔のオカルトブームの際に「チュパカブラ王国」なんてのをデッチ上げてしまったとか、非常にステキです。オカルトを売りにする田舎町、結構あったよね……(そういやUFOを売りにしている石川県羽咋市も、P.A.WORKSのある富山県南砺市からそんなに遠くない)。
月がきれい
なんか10代特有の情緒というか、空気感が妙に生々しく表現されてる作品。1話の家族でファミレス行くシーンとか、目を覆いたくなりました。あ、いや、世が世なら私もあのお父さんの立場になっててもおかしく無いんですが。見た目は大人、頭脳は子供な私ではありますが、さりとて小太郎くんのような素朴な恋愛感情を抱くようなコトもなく、なんかこう「羨ましくなる」作品であります。
アリスと蔵六
主人公が幼女のフリした何かと、大塚明夫ボイスのジジイというのが斬新。『ID-0』なんかもそうなんですけど、人と人でないものを隔てる境界線はどこにあるのか的なお話になりますでしょうか。ところで、ヤクザにも政府関係者にもコネクションがある蔵六さんは過去にどんなコトやらかしてた人なんですか?
Re:CREATORS
アニメ・マンガ好きな中高生とかなら一度は妄想するような内容じゃないかと思うんですが、「アニメやゲームのキャラが現実世界に現れてあらやだビックリ」という内容を「アニメで描く」というのはなかなか難しいような気もします。結局どっちもアニメやん的な。しかも作中に登場するアニメやゲームは皆オリジナルのものなので、「神々の住む世界」をさらに外側の視点から見ている視聴者としてはますますピンと来づらいところでして。うーん。
進撃の巨人」Season 2
ストーリーが進むごとにコレジャナイ感が肥大化していっている気もしますが、とりあえず観てます。
エロマンガ先生
「俺妹」も最後の方は胃もたれしそうな感じだったので、この作品は最後まで観るのは厳しいかもしれない。記号的な要素をてんこもりにしたキャラクター、下ネタ、業界話という特徴だけ見ると90年代のフジテレビバラエティーをオタクコンテンツで再現しているように見えなくも無い。

あと、NHK BSプレミアムで放送している『涼宮ハルヒの憂鬱』も観てますが、久しぶりに観ると面白いですねぇ。DVD(BDに非ず)持ってるけど、SDで録画してもこっちのが画質良いし……。