大須は萌えているか?

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「PlayStation5買うのは4K環境整えてからでええやん」という考えは間違っていた

最近になってPlayStation5を購入しました。デジタルエディションですが。

PS5って昨年の発売以来ずっと品薄状態が続いており、どのみちPS5でしかプレイできないゲームがそんなにあるワケでもないし自室に4Kテレビも無い有様なので、いずれ4K環境を整えてPS5がふつうに購入できるようになるまでスルーしとこう……と思っていたのですが、発売後半年以上経過しても在庫状況が改善する気配がまったくなく、コロナ禍における半導体不足やらサプライチェーンの混乱もまだ尾を引いているところをみると恐らく発売一周年経過したところで抽選無しで買えるようになるとは思えなくなってきたので、可能な範囲でボチボチと抽選に応募しとこうか、と思ったりしたワケです。私は極めてクジ運の悪い人間なので当分の間はハズレ続けるだろうと思ってのコトだったのですが、3回目に応募した抽選で当選してしまいました。

最初に応募したのはソニーストア(過去にVAIO買ったりしてたので応募する権利があった)、その次にビックカメラ、そして再度ソニーストアのに応募したら当選した感じ。抽選もボチボチ当たる確率が高まってきてるんでしょうか。あと、デジタルエディションで応募してたのも良かったのかもね。おそらく光学ドライブ付きのほうが人気あるだろうし。私の場合、PS4のゲームを全部ダウンロード版で購入していたため、光学ドライブの必要性が特に無いのです。やはり物理メディアなんて無いほうがええんや。

本体のデカさは噂に聞いていたので覚悟はしていましたが、ホントにデカくて邪魔くさいのでテレビ横に縦置きにしておくことにしました。南海トラフ地震が来たら倒れて壊れそうな気もしますが、そんときはそんときですね(たぶんPS5の心配をしている場合じゃない)。ただ、やたらガワのサイズがでかい分放熱性には優れているようで、ゲームしている間にもファンが轟音を立てるとかそういうコトがまったく無いのはナイスです。起動中に本体の背面とかに手をかざしてみると結構暖かくなっているので、暖房器具としても優秀そうです(?)。

自室で使っているテレビは8年前に購入したBRAVIA(無論4Kではない)なので、PS5のスペック的な恩恵はあまり無いのかとも思っていましたが、実際見てみるとハッキリわかるレベルで違いますね。フルHD解像度でも画面がより精細になったように感じるし、なによりヌルヌル動く。これ4K120fps環境になったらどうなってしまうんやろうか。まあ120fpsに対応しているゲームはかなり数が限られているみたいではありますが。こうなるとPS5の性能をより引き出せるイマドキのテレビが欲しくなってきますが、まだ当面の間は遠慮しておきます。というのも、私の部屋は程よく狭く、またデカいテレビを置くことなど想定しないまま本棚等を配置してしまったため、40インチそこそこのテレビが限界なのです。どうせなら次買うテレビは有機ELが良いなーとも思ったりするんですが、その大きさの有機ELテレビってまだ無いんですよねえ(最小で48インチ)。

ただ、今年の初め頃にLGが42インチサイズのOLEDパネルを発表したっていう記事は出ていたので、来年あたりにボチボチそのパネルを採用した製品が出てくるんじゃないのかな、と想像しているワケです。それを待って判断しても良いかなあと。48インチでもギリ置けないコトはないかもしれんけど。

LG Display がテレビ用42インチOLEDパネルを発表。PS5 / Xbox Series Xゲーマーに朗報 - Engadget 日本版

あとPS5の大きなメリットはWi-Fi6に対応しているコト。ゲーム機は皆無線でネットに繋いでいるんですが、自分が持ってるPS4はProではないので2.4GHz帯にしか対応しておらず、ゲーム等のダウンロードが遅くてまあかったるい。せっかく10G光回線ASUSのWi-Fi6ルータを揃えているのに。PS5がWi-Fi6に対応してくれたおかげで、PS4では速くても60MB/sくらいだったダウンロード速度が10倍くらい速くなりました。動画にしろゲームにしろ大容量のデータをダウンロードすることが多いデバイスなので、ネットの速度は速ければ速いほど良いですよね。

初期セットアップをする際に、PS4と同じネットワークに接続した上でPS4とPS5両方の電源を入れた状態にしておけば、PS4のセーブデータやインストールしているゲームを引っ越せるというので試してみたんですが、双方ともWi-Fiで接続している場合はPS4とPS5をLANケーブルで直接繋げば引っ越しの速度が速くなるってんで余ってたLANケーブルを繋いで移行をしました(LANケーブルは同梱されていないので、別途用意が必要)。ただ、ゲーム本編データまで引っ越すとなると容量がかなり大きいので、セーブデータだけ引っ越しておいてゲーム本編は都度PS5からダウンロードするコトに。セーブデータは3GBくらいだったんですが、移行は数分で完了。

PS5で「コレを遊びたい!」っていうタイトルは特に無かったのですが、PS4で遊んだタイトルのPS5版がちらほら出ており、無償もしくは低コストでアップグレードできるっていうのでまとめてアップグレードしてみることに。PS4版をPS5でそのまま遊ぶこともできますが、まあせっかくだし。アップグレードしてみたタイトルは以下。

これらまとめても7,000円弱くらいでPS5版にできてかつ追加要素もあったりするので、これなら悪くないかなと。ただ、セーブデータの移行が少々手間です。

PS4版のゲームをそのままPS5で遊ぶ場合はPS4からコピーしたセーブデータでそのまま遊べるんですが、PS5版にアップグレードしたゲームにPS4版のセーブデータを引き継ぎたい場合、ゲームごとにやり方が違うんですよね。自分が持ってるタイトルでいうと一番簡単だったのは『Ghost of Tsushima』で、PS5内にPS4版のセーブデータが存在した状態でPS5版を起動すれば、そのままセーブデータをPS5版にコンバートして続きを遊ぶことができます。

ただ、それ以外のデススト・FF7R・ライザ2については、PS4版のゲームを起動してPS5に移行したいセーブデータを一度オンライン上にアップロードし、そのあとにPS5版を起動してそのセーブデータをダウンロードする必要があります(アップロード・ダウンロード手順はゲームにより異なる)。また、複数のセーブデータをまとめてアップロードすることはできないようなので、複数のセーブデータを移行したい場合はおそらくPS4版とPS5版を何度も往復する必要があります。私はさすがに面倒なのでそれぞれ最新のセーブデータのみを移行してヨシとしました。

皆『Ghost of Tsushima』方式でセーブデータのコンバートができれば楽なのに、そうはできない理由がなにかあるってコトなんですかねえ。これ、私みたいにPS4のゲームは全部ダウンロード版で持っていて、セーブデータだけPS5に引っ越したあとPS4の中身をフォーマットしちゃったりした場合、PS5版にセーブデータを引き継ごうと思ったらPS5内にPS4版とPS5版の両方をインストールして交互に操作するっていうスーパーめんどくさいコトをしなきゃならんと思われますので、PS4とPS5の両方でリリースされているタイトルを今現在PS4で遊んでいて、将来的にPS5への移行を考えている場合はご注意ください。PS5でもPS4版のまま遊ぶのであれば特に問題は無いのですが。

……このPS4版からPS5版へのアップグレード周りはちょっとややこしいし面倒だしで勘弁して欲しいっすね。あ、あとPS5では総じて「×」が決定で「○」がキャンセルという形に統一されているので、PS4から乗り換えると慣れるまで混乱します。PS4版のゲームでは基本的に「○」が決定で「×」がキャンセルなので、PS4版のゲームとPS5版のゲームを交互にプレイするとよりカオスな感じに。

PS5のボタンはなぜ「×で決定」に変わったのか【西田宗千佳のイマトミライ】-Impress Watch

そういうコトを考えると、今PS4でガッツリ遊んでてそのうちPS5に乗り換えることを考えている人は、さっさと乗り換えちゃったほうが良いかもしれません。4K環境が整って無くてもPS4との違いはハッキリ体感できますし。コントローラのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーの感触も面白いし。問題はいまだに普通に買えるタイミングがなかなか無いってコトなんですが。ボチボチ抽選は当たりやすくなってきているとは思うので……。