ラリージャパンと日程がモロにバッティングしているおかげで、まともに見ている時間がありません。ただちょろっと記事だけは書いておこうということで、F1ラスベガスGP予選のお話。
- 予選結果: FORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIX 2023 - QUALIFYING
- 予選ダイジェスト: 2023 Las Vegas Grand Prix qualifying report and highlights: Charles Leclerc charges to pole for Las Vegas GP ahead of Carlos Sainz and Max Verstappen | Formula 1®
- 予選後各チームコメント: What the teams said - Qualifying at the 2023 Las Vegas Grand Prix | Formula 1®
日程が木〜土で開催されたり、現地時間では深夜と言って良いような時間帯にセッションが行われていたりと、なんか特殊すぎる感じもするグランプリとなっておりますが、リバティメディアが威信をかけて開催するレースだけあってそれはもうスゴイことになる……と思ったら初日からほんとにスゴイことになってましたね。どっちかというと悪い意味で。
この手の問題は初開催のストリートサーキットなんかだとありがちと言えばありがちとも言え、ある意味仕方のないことなのかな、とは思います。ただ結果としてFP2の開始時間が延期され、完全に現地時間では真夜中の時間帯となり、警備上などの問題から無観客で開催されたというのはなんとも。特殊すぎるスケジュールが裏目に出た感じですね。
おまけに、この問題でPU交換にまで追い込まれたサインツは、自分たちのせいでは無いのにペナルティはしっかり課されるという踏んだり蹴ったりぶり。まあかなりのレアケースではありますが、今後同じようなことが発生した場合にはなんらかの救済措置があったほうが良いのでは……。このトラブルが無ければ、フェラーリがフロントロウ独占だったんですけどねえ。
新しいストリートサーキットということもあって、セッションが進むに連れての路面改善がかなり大きかったようですが、それにしてもマクラーレンがQ1でダブルノックアウトされていたり、ハミルトンやペレスがQ2ノックアウトされているっていうのはかなりの番狂わせ感がありますね。そしてウィリアムズの2台が6・7番手て。アルボンだけでなく、サージェントがこの位置につけたというのはめちゃくちゃ驚きです。
アルファタウリは予選で低迷する結果となってしまったので、ウィリアムズに追いつくことを狙っていたアルファタウリにしてみれば痛恨の展開という感じですね。角田はトラフィックにつかまってタイヤの熱入れに問題が生じた、みたいなコメントをしているようですが、しかしもともとアルファタウリの予選ペースが無かった、という感じもします。
あとガスリーの5番手というのも結構謎なんですが、なんか予選のグリッド順が違和感バリバリなことになりそうなので、これが決勝になるとどのようにシャッフルされるのかが見どころになるでしょうか。ラスベガスのコースはそんなにじっくりと見たわけでは無いので、決勝を見てからまた感想を述べたいと思います。