大須は萌えているか?

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中国地方でひたすらローカル線に乗る話 後編

前回の記事の続きです。今回は3泊4日旅行の3日目からのお話となります。

imp98.hateblo.jp

広島市内をさまよう

前日は姫新線だの芸備線だの福塩線だのといった路線を乗り継いで、明け方から夜までたっぷり時間を掛けて姫路から広島までを移動し、一日中列車に乗っているだけとは言え少々疲れました。ただ、結果的に芸備線に完乗できていない(三次〜広島間が乗れていない)ため、この日は再び芸備線に乗る計画を立てておりました。

しかしながら、乗り継ぎを調べてみると目的地方面に向かうには11時過ぎまで待つ必要があることが判明したため、それまでの間に広島市電を乗り倒しておくことにしました。広島市電の乗り放題切符みたいなのないかな、と検索してみたら、「MOBIRY」というデジタルチケットがあることを知り、これを使ってみることに。

www.mobiry.jp

下車するときにスマホの画面にチケットを表示させ、それを運転手さんに見せればOK、という代物なんですが、ブラウザでチケットの画面を表示させたままにしておくと、いつの間にかチケットが表示されなくなっていることがあるのでちょっと注意が必要。まあその場合でもボタンひとつで再表示できるんですが、降車直前だと焦ってしまいそうなので、電停に停車する直前くらいに一度画面を確認するようにしておいたほうが良さげ。

そんなわけで、まずは広島駅から1系統の路線に乗って終点の広島港まで行きます。広島市電って短い距離は乗ったことあったんですが、端から端まで乗ったりするのは初めて。地元民の足としてもかなり活用されているようで、朝から結構人が乗ってましたね。

広島港っていうのも初めて来たんですが、意外と住宅地に近い場所なんですねえ。ここから江田島行きのフェリーも出ていると知り、なんかちょっと利用してみたくなってしまいました。以前に江田島行ったときは、レンタカー借りてぐるっと回っていったんですが、船のほうが手っ取り早くて良いのでは……。

広島港からは5系統の路線に乗って一度広島駅まで戻り、今度は6系統に乗って江波まで行きます。こちらは乗っている間に次々とお客さんが降りていき、終点まで乗っていたのは私だけでした。まあ確かに周囲には市電の車両基地があるくらいか……?

江波から折り返し、途中の土橋で降りて宮島口方面に乗り換え。これで西広島まで行き、JRに乗り換える形。

島根に行く

西広島からは広島駅に戻ります。まだ広島市電のすべての路線に乗れていませんが、あまり時間をかけると芸備線の時間にも間に合わなくなるので。この日はめちゃくちゃ天気が良かったので、正直このまま宮島まで行って景色を楽しみたい気もしたんですが。『駅メモ!』的には、横川駅付近と白鳥付近の路線はレーダーで取得してしまいました。あとは西広島から宮島口までを取れば広島市電はコンプですが、これも山陽本線からだいたい取れそうなので、またこっちの方面に来たときに取れば良いかなと。

広島駅には10時半前くらいに到着したんですが、ここでちょっと早めの昼食に。なぜなら、このあと11時02分に芸備線に乗ると、その後食事を取れそうなタイミングが夜まで無さそうだったからです。広島駅は改札内に飲食店が結構あるので便利ですね。

昼食後、いよいよ芸備線快速に乗り込んで三次へ。

三次からはさらに芸備線を乗り継ぎ、備後落合を目指します。2日連続で備後落合に行くって我ながら何をやっているんでしょうか。この日も相変わらず備後落合駅は盛況だったんですが、ホームにはガイドの方まで居ました。国鉄OBの方だそう。

You Tubeにも紹介動画がありました。

備後落合駅の端の方をよく見ると転車台などの設備が一部残っており、こうした遺構や路線の歴史などを解説しており面白かったですね。

で、ここからはやっぱり木次線に乗り換えます。ていうか以前乗ったときとカラーリングが違っているけど、「き♥」と書いて「きすき」と読む、ということか……。

木次線もいつ廃線になってもおかしくない路線と言われてますが、そういえばここで走っていたトロッコ列車「奥出雲おろち号」も運行終了しちゃったんだよなあ。そのうち乗ってみたいと思っていたんですが。

木次線自体は途中に全国的にも珍しい三段式スイッチバックがあったり、日本の原風景のような奥出雲の景色が楽しめたりと、観光路線としてのポテンシャルはあるような気がするんですけどね。芸備線ともども、できれば残って欲しい路線ではあります。土日でも備後落合発の列車は1日3本しか無かったり、終点の宍道までは3時間近くかかるというなかなか乗るのが大変な路線ではありますが……。

この日の宿は出雲市駅の近くに取っていたので、宍道からは山陰本線出雲市方面に向かう……のではなく、反対の松江方面へ。いや、ついでだから宍道湖の北側を走っているばたでん(一畑電車)に乗っておこうかと……。ばたでんの始発駅は松江しんじ湖温泉という駅なんですが、これが松江駅からは徒歩30分くらい離れた場所にあるという微妙に難儀な列車だったりはするんですが。

ただとりあえずお腹が空いたので、松江駅に到着後隣接する飲食店でいずもそばと海鮮丼のセットを平らげつつ時刻表を調べてみると、松江駅発・松江しんじ湖温泉駅着の路線バスが15分後にあることが判明。しかもそのバス、ばたでんの発車3分前に到着することになっていたりして。

正直バスが定刻通り到着するかは非常に怪しいところではあるんですが、ばたでんの方もそれを逃すと次が来るまで約1時間待つ必要がある感じだったので、イチかバチかでそのバスに乗ってみることを決心。思いの外ボリュームがあったそばと海鮮丼をちょっと急いで平らげ、バス停へ。

……ところが、バスが定刻になってもやって来ず、5分くらい遅れてようやく到着。どうやら夕方の渋滞にハマっていた模様。この時点で電車に乗り遅れるのは確実だったんですが、それでもとりあえずバスには乗りました。今思えば、どうせ間に合わないならバスには乗らず、食後の運動がてら松江しんじ湖温泉駅まで歩くという手もあったかな、という気がします。

案の定、駅に着いたときにはすでに電車の姿は無く、仕方がないので駅のベンチで時間を潰すことに。そもそも、発車時刻が近づくまで改札口が閉められている(自動改札などというものは無い)有様なので、ホームに入ることもできません。でも、切符の券売機でSuicaが使えたりはしました。

スマホを眺めるなどしながら時間を潰し、ようやくやってきた電車に乗車。なんか昔京王で見たようなやつでした。以前もこれ乗ったような……。

しばらく前に導入された、ばたでんオリジナルの新造車両に乗りたかったけどまあ仕方ない。

愛知に戻る

出雲市駅近くのホテルで一泊し、旅行最終日。この日のうちに愛知県に帰らねばなりませんが、せっかくだから帰り道もちょっと寄り道しながら行きたいな……とか考えたら、とてもじゃないけど普通列車の乗り継ぎでは帰れないことが判明。なので、ここからはしばらく18きっぷは使わず、特急に頼ります。

そんなワケで朝の6時半前に出雲市を出発する特急やくもに乗ったら、しばらく自分の車両は貸切状態でした。

出発前に駅のコンビニで朝食を買い込んでいたのですが、出雲市では定番らしい「バラパン」も買ってみました。パンを巻いて間にクリームを挟んでいるという、なかなかユニークな形状。確かにバラに見えなくもない。

そしてやくもで一気に岡山へ……行くワケではなく、米子で下車。いや、せっかくなので米子から境港を結ぶ境線にも乗っておきたくて……。

水木しげるが境港出身ということでゲゲゲの鬼太郎ラッピングがされていますが、ラッピングだけでなく境線のホームや階段も鬼太郎関連で埋め尽くされており、車内放送も鬼太郎や目玉の親父が登場するわ、境線のそれぞれの駅にも妖怪の名前が愛称として付けられているわと、これでもかと鬼太郎推しなんですね。

そんな感じなので観光路線としての性格が強いのかな、と思いきや、地元の高校生が大量に乗っておりました。あと、米子空港へのアクセス路線でもあるので、空港利用客の利用もそれなりにはありそうですね(空港の滑走路に合わせて、線路が曲げられているのが面白い)。残念ながら、愛知県から鳥取まで行く路線は無いんですよね(名古屋空港から出雲へ行く便はある模様)。

境港に着いたらそのまま折り返して、米子からは再びやくもに乗車。境線を利用するときは18きっぷを使いたかったので、出雲市から米子まではモバイルSuicaで乗車して一度改札を出て、そしてすぐに18きっぷで再入場、境港まで往復したあと今度は18きっぷで改札を出てまたすぐにモバイルSuicaで再入場するという怪しい挙動をしてしまいましたが、まあ仕方ない。

以前、備中松山城へ行ったときにやくもに乗ったことはあったんですが、あのときは岡山〜備中高梁というわりと短めの区間しか乗ってなかったので、これだけがっつり乗るのは初めて。もうすぐ新型車両が投入されるという話ですが、まあまた乗りに来る機会もある……かな?

それにしても、伯備線の車窓は基本的にひたすら山と川、という感じですね(いい景色なんだけど、だんだん見飽きてくる)。

岡山で少し時間があったため、駅弁を購入して昼食。

岡山からは山陽本線を乗り継いでいくんですが、岡山から先は結構混んでましたね。んで、そのまま一気に大阪方面……まで行かずに、加古川で降りて加古川線へ(2度め)。

なんでまた加古川線かというと、途中の粟生駅神戸電鉄粟生線に乗り継いでみたくて……。行きと帰りで微妙に通るルートを変えたいな、というのがあったりして(その方が『駅メモ!』的にも新駅に多くチェックインできるし)。神戸電鉄はちゃんとICカードに対応してくれているのが素晴らしい。

これに乗って終点の新開地まで行ったんですが、新開地という場所は『雨の新開地』でしか知りません(わからない人は『たけしの挑戦状』をプレイしよう)。ここからまたJRに戻りたいな……と乗り継ぎアプリで調べると、「神戸高速線」に乗って三宮まで行け、と出る。神戸高速線なんていう鉄道があるのか……と思ってホームに行ってみると、止まっている車両は完全に阪急のそれ。

どゆこと??と思ってググってみたら、ここは阪神・阪急・神戸電鉄山陽電車のハブとして機能している路線なんですね。なので「神戸高速線」としての車両は存在しておらず、阪神や阪急の車両が乗り入れて運行されていると。

ja.wikipedia.org

正直関西近辺はあまり住んだこともないので鉄道事情にも疎いので、ひとつ勉強になりました。まあ未だに阪神とか阪急とかがどういう路線を持っているのか理解していませんが。今回の旅行で兵庫の駅はだいぶアクセスできましたが、大阪・京都・奈良といったあたりはまだ行ってない駅が山ほどあるので、ちょっと重点的に攻めたい気がしますね。

三宮からはJRの新快速に乗り換えて一気に米原まで行き、あとはJR東海の特別快速で名古屋まで戻ったのでした。名古屋駅で食べたエビつけ麺美味かったです。

駅メモ!』的にはレーダーもフル活用して兵庫県はかなりの駅にアクセスできたんですが、あとはポートアイランド六甲アイランド、あとは日本海側のエリアが残っている感じですかね。山陰本線はある程度まとめて乗ってしまいたい気はしますが、鈍行だと時間がかかりすぎるので特急を活用せざるを得ないだろうなあ……。広島や岡山もまだ駅が残っているので、鳥取なども絡めつつこのあたりを回るプランを考える必要がありそう。

特定の県の7〜8割の駅にアクセスするのはそこまで難しくない気がするんですが、県内すべての駅にアクセスする、というのは思いの外難しいような。今のところ、すべての駅にアクセスできた県は愛知と滋賀だけですね。日本全国の駅を余さずアクセスする、というのを最終目標とした場合、どういう風に巡っていけば良いかというのはなかなか悩むところ。そこを考えるのが、このゲームの一番の醍醐味なんだとは思いますが。

また近いうちに関西方面には足を運びたいと思います。