大須は萌えているか?

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F1[24] サンパウロGP

日曜日は丸一日出かけていたので、祝日の振替休日だった月曜日にスプリントから決勝までのセッションをまとめて観ようかな、と思っていたら、スケジュールがズレたおかげで予選と決勝は録画できていないわ、スカパーの見逃し配信で観始めたら大荒れのセッションでなかなか観終わらないわで、結果的に今頃になって感想を書いています。

そんなワケで、F1サンパウロGPのお話。

1~2年に1回くらいある大荒れのレースとなった感じですが、トピックがありすぎて何を書いて良いのかもわからないので、思い出せる部分だけサクッと書いておきたいと思います。

フェルスタッペンが久しぶりに圧倒的な速さを見せたレースとなりましたが、一人だけブレーキングの安定感が段違いに良かった感じがしましたね。あと決勝レースのスタート直後に大外からごぼう抜きしていったシーンもすごかった。ウェットコンディションはドライバー自身の実力を反映しやすいと言いますが、それにしてもフェルスタッペンのパフォーマンスは圧倒的でした。

もちろん、赤旗のタイミングに助けられた部分もありますが、そうした運も味方につけた点も含めて圧倒的だった、ということで。

予選で3番手グリッドを掴み取った角田も素晴らしかったですが、決勝ではポジションを守りきれずに7位フィニッシュ。ここんとこの悪い流れを考えれば7位でも上出来と言えそうですが、しかし予選3番手だったことを思うとなんとなく残念な感じはしてしまいますね。

角田は赤旗で損をした側になりますが、まあこればっかりは仕方ない。ウェットタイヤに履き替えたことによって一瞬トップを狙えそうなくらいの速さを見せていましたが、しかしヘビーウェットの状態だったのはあの少しの時間だけで、その後また路面の水量が減っていく流れだったことを考えると、もし赤旗が出ていなかったとしても角田の作戦が上手く行っていたかはちょっと疑問でした。

ローソンはスタート直後に角田に並びかけつつも、最終的には一歩引いてみせたので「大人になったなあ」と感心していたのですが(?)、その後ペレスとはバチバチにやり合っていたのはどうなんだろう、と。どんどん因縁が深まっている感があります。

RBにしてみたら、直接のライバルだったハースがポイント圏外のレースでダブル入賞を果たせたのは大きかったハズなんですが、あろうことかアルピーヌの2台がダブル表彰台となったことで、コンストラクターズランキングでRBとハースを一瞬で抜き去ってしまったのはなんというか。ただ、アルピーヌとRBの差は5ポイント、ハースとRBの差は2ポイントなので、この3チームの争いがどう決着するのか、見どころではあります。

にしても、アルピーヌの2台は赤旗のタイミングに恵まれたのもありますが、しかし再開後もきっちりポジションを守って走りきれちゃいましたね。ガスリーはラッセルに迫られながらも逃げ切りましたし。チェッカー後、オコンとガスリーが互いを称え合っていたのを見ると、これはこれで良かったな、と思ったりもしました。

他にもノリスが勝手にエクストラフォーメーションラップを始めてしまったりだとか、ウィリアムズが立て続けにビッグクラッシュを引き起こしてしまいチームの予算大丈夫なのか心配になったりだとか、フォーメーションラップでコースアウトしたストロールはコースに復帰できそうだったのになんで自らサンドトラップにハマって動けなくなっちゃったのかとか、いろいろありましたがとりあえずこの辺にしておきたいと思います。

にしても、今回のレースはリアルタイムで観ていた人は大変だったでしょうね……。