大須は萌えているか?

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近鉄週末フリーパスを使って大阪・和歌山・奈良で乗り鉄した話 前編

また乗り鉄してきた話なんですが、今回は三連休に大阪・和歌山・奈良あたりをぐるっと回ってきました。

そもそものきっかけとしては、近鉄に「週末フリーパス」なるものがあることを知り、これを使ってみようと思ったのでした。これを使うと大阪・奈良でまだ『駅メモ!』的にアクセスできていないエリアに足を伸ばせるし、ついでに三連休をフルに使えば和歌山でアクセスできていないとこにも行けるかな、と。もちろん、近鉄オンリーというワケではなく、他路線も絡める前提ではありますが。

www.kintetsu.co.jp

この切符、金土日もしくは土日月の連続する3日間で利用可能となっており、その間は近鉄全線乗り降り自由というもの。値段は4,400円となっており、これ近鉄名古屋から大阪難波まで往復するだけでも元が取れちゃう値段なんですよね。ちょうど2月は2回も3連休があるので、これ使うにはいいタイミングかなと。

この切符の注意点としては乗車日当日には買えない(「ご乗車開始日の30日前から5日前の12時まで発売いたします」とある)ので、事前に購入しておく必要があります。特急券の自動券売機で買えるので、前回京都・大阪を乗り鉄しにいったときについでに購入しておいたのでした。あと、WEBから「ひのとり」のプレミアムシートを予約したりして(最後尾車両だけど)。「ひのとり」自体、乗るの初めてです。

噂には聞いていましたが、このプレミアムシートは新幹線のグランクラスを意識している感じしますね。シートの豪華さは間違いなくグランクラス級。名阪間の移動手段としては新幹線より時間が掛かるのが難点(ひのとりで名古屋〜難波が2時間5分くらい、のぞみで名古屋〜新大阪が50分くらい)ですが、その差が気にならないなら圧倒的にこっちのがいいですね。値段もこっちのが安いし。

吉野へ行く

まずは近鉄名古屋から大阪方面を目指して進むんですが、難波までは行かずに途中の大和八木で降り、橿原線に乗り換えて橿原神宮へ。そこからさらに吉野線に乗り換えて吉野まで行きます。何気に吉野に足を運ぶの、これが初めてだったりします。吉野駅って無人駅だというのを初めて知りました(ハイシーズンは駅員さんいるんだろうけど)。

そしてここでは長居せず、南大阪線を通って大阪阿倍野橋まで行く特急に乗って折り返し。特急なんだけど2両しかないという。

一度桜のシーズンの吉野にも来てみたいところですが、めちゃくちゃ混むんだろうなあ……。

近鉄週末フリーパスには葛城山ロープウェイの50%割引券もついてくるので、御所のほうへ寄り道して葛城山からの展望を楽しむのも手かと思ったんですが、御所からロープウェイ乗り場まで行くバスの本数が少なく、けっこう時間が掛かりそうだったので断念。『駅メモ!』的には、御所線のあたりはレーダーで取ってしまいました。

あべのハルカスに登る

阿倍野橋に到着したあと、葛城山に登りそこねた代わり(?)として、あべのハルカスの展望フロアに登ってみることに。展望フロアへのチケットを売っている16階にはちょっとした庭園があり、そこからも景色が楽しめるようになっていたため「これで十分では?」という気もしましたが、せっかくなのでチケット買って登りました。

ただまあ実際展望フロアに登ってみると、その見晴らしは別格でしたね。下を走っているJRや近鉄Nゲージのようだ。

この時点でまだ昼食を済ませていなかったので、あべのハルカスでなにか食べようかと調べてみたら、近鉄百貨店の地下に551蓬莱が入っていることを知り行ってみたのでした。日頃関西に縁が無いもので、蓬莱で食べたことなかったんですよね……。

www.551horai.co.jp

イートインスペースもあるものの、そんなに席数があるわけではなく行列ができてました。豚まんなどのテイクアウトも行列だったんですが、お弁当用のレジだけ空いているようだったので、そこで弁当を買って適当なところで食べることに。

乗ってなかった路線をあれこれ乗り継ぐ

阿倍野橋からどう移動しようか少し思案したんですが、とりあえず近場のまだ乗っていない路線を乗り継いで行こう、ということで天王寺から地下鉄御堂筋線に乗車。阿倍野橋と天王寺が実質同じ駅だということを初めて知りました。

御堂筋線で終点のなかもずまで乗車し、そこから泉北高速鉄道に乗換え……の前に、駅前でちょうど座れる場所があったので551蓬莱で買った弁当をここで食べました。豚まんが有名だけど、全体的にどれも美味しい(シュウマイも崎陽軒より大きめ)。

泉北高速鉄道っていうのも全然知らない路線だったんですが、基本的には泉北ニュータウンへのアクセス路線であり、終点の和泉中央から他路線に接続もしていないということで、地元以外の人間が乗ることはあまり無さそうな感じ。ただ、『駅メモ!』的にはレーダーで取るのも難しそうな感じだったので、きっちり終点まで乗らせていただきました。

そのまま折り返すのもなんかシャクだったので、バスを調べてみたらJRの和泉府中駅などに行く路線があるようだったので、これに乗車。和泉府中から阪和線でちょっとだけ天王寺方面に戻り、鳳で乗り換えて東羽衣へ。なんかあんまり人気が無い。

そこからしばし歩き、浜寺駅前から阪堺電車に乗車。

この路線はなんなら南海に乗りながらレーダーでも取れそうな感じではあるんですが、駅数がかなり多いので大変そうなのと、大阪を走る路面電車にも一度乗っておきたいと思いまして。とはいえ、乗ってみると専用軌道がけっこう多かったですね。「住吉鳥居前」では、ほんとに住吉大社のど真ん前だったのが面白かったです。浜寺駅前から発車するものはすべて天王寺方面に行くようで、恵美須町方面に行く場合は途中で乗り換えが必要。私はそのまま乗り続け、天王寺までもどりました(恵美須町方面はレーダーで取得)。

まだ時間はありそうだったので、まだ一部アクセスできていない駅があった大阪環状線に乗り、大阪駅へ。そこからおおさか東線に乗り換えたんですが、乗り換えるためにかなり歩かされたので難儀しました(連絡通路から離れた方に降りてしまった)。この地下ホームって昨年新たに開設されたばかりとのことですが、もうちょっと行きやすくならないのかな……。

でもそういや、こっちのホームって改札に顔認証のゲートが設置されたりして話題になってたとこですよね。なんだったら、一度改札出て見物していっても良かったのかもしれない(このときは乗り換えを急いでいたので、そんなことは頭になかった)。

www.watch.impress.co.jp

おおさか東線久宝寺まで乗って、これで大阪環状線おおさか東線はコンプ。久宝寺で一度改札を出て乗り直し、再び天王寺に戻ってまた大阪環状線に乗って森ノ宮へ。ここで大阪メトロ中央線に乗り換えて、コスモスクエアでさらにニュートラムに乗り換えて海の方をぐるりと回ったりして。

しかしそういや、中央線って大阪万博へのアクセス用の新駅ができるんでしたっけ……。そしたらまたここまで来なきゃいけないのか。

subway.osakametro.co.jp

このあと大阪メトロを乗り継ぎ、また天王寺へ戻って特急くろしおに乗車。なぜなら、この日の宿は和歌山県に取っていたからです(大阪の中心部だとホテル高いんだもん)。

どのみち、阪和線の駅もほとんどアクセスできていない状態だったので、ちょうど良いと言えばちょうど良い機会ではありました。ただし、向かった先は和歌山駅ではなくさらに南の御坊駅だったんですが。

紀州鉄道に乗る

去年の夏に紀勢本線に乗って紀伊半島をぐるっと回ったときに御坊は通りがかっているんですが、なんでまた来たかと言えば前回紀州鉄道に乗れていなかったからです(当時『駅メモ!』を始めたばかりということもあって、レーダーで取るという発想もなかった)。

紀州鉄道といえば御坊駅から西御坊駅までを結ぶ、全長たった2.7kmしかない鉄道路線としてその筋では有名みたいですが、この2.7kmを乗るためだけに御坊を再訪するコトになったというのは我ながらなにをやっているんだろう、という気がしないでもありません。しかしこれを残してしまうと、和歌山県制覇ができないのだから仕方がない。いやホント、全駅制覇を目論むのなら面制圧を意識しないとダメですね(?)。

そんなワケで御坊の宿で一泊し、紀州鉄道の始発列車に乗り込んだのですが、ホームに到着した際にお客さんが一人降りてきたものの、御坊から乗り込んだのは当然のように私だけでした。あと、ICカードが使えないのは当然として、御坊駅には紀州鉄道の切符売り場すら無く、運賃は降車時の現金精算(運賃箱に小銭を入れる)という潔さです。どうやら、唯一紀伊御坊駅では切符の販売が行われている模様。

Q どこで乗車券を買うことができますか?
A 紀伊御坊駅の駅窓口でご購入いただけます。

via: よくある質問|紀州鉄道

なお、御坊駅から乗る場合はJRの改札を通る必要があるんですが、その場合改札の駅員さんに「紀州鉄道に乗ります」と言えば通してもらえます。

終点の西御坊にはあっという間に着いてしまうんですが、どうも昔はここからもうちょっと路線が続いていたようで、廃線跡もあるようだったのでちょっと歩いてみるのも面白そうだな、と思ったんですが、折返し発車する列車を逃すとその次の列車が50分後になってしまうため断念。ちょっとだけ駅の外に出て、たしかに今でも駅の先に線路が中途半端に残っていることを確認。

和歌山電鐵に乗る

御坊駅まで折り返したあとは、JRに乗り換えて和歌山駅まで戻ります。ここから、もうひとつのローカル鉄道・和歌山電鐵に乗り換え。「たま駅長」で話題になった路線ですが、やってきた列車が想像以上にたま推しだった。猫耳まで生えているとは……。

車内も徹底しており、ここまでやられるとすごいとしか言いようがありません。

途中駅ですれ違った対向列車を見ていると、べつに全部がぜんぶたま駅長仕様になっているワケではないようで、私が乗った列車がたまたまそうだった、というコトのようです。たまだけに

和歌山電鐵も終点の貴志駅からは別路線への接続が無い形となっているため、そのまま折り返して和歌山に戻ります。なお、往復する場合1日乗車券を買ったほうがわずかに安いです。

wakayama-dentetsu.com

しかし、和歌山電鐵の改札ってJR和歌山駅改札内にある構造になっており、和歌山電鐵和歌山駅まで戻ったあと、駅の外に出るにはどうするんだろ……と思ったいたら、和歌山電鐵の改札で「精算済証」を配布しており、これをJRの改札に通すことで出られるようになっていました。なるほど。

長くなってきたので、記事を分けます。

今やりたいことは、先送りせずにやっておこうという気持ちが強くなってきている

アメリカでApple Vison Proが発売されて以降、その出来栄えが気になって入手した人のレビュー記事やら動画を見たりしているんですが、従来の同種の製品に比べて格段に良い体験ができるデバイスなんだろな、と思える一方、「長時間装着するのはしんどい」というこの手のゴーグルに付きまとう問題は解消できていないんだろな、とも感じます。

正直、数年待てばもうちょっと出来の良い後継機が出てくるでしょうし、これに触発された他メーカーからもより良い体験を追求した製品がいろいろ出てくるんだろうとも思うんですが、しかしまーVison Proが日本で発売されたら自分も買いたいなあ……なんて思ってしまったりはしています。正直50万円超という価格はいかがなものか、とは思うんですが、おそらくこれから「AI」と「空間コンピューター」というのはIT界隈における大きなテーマというか潮流になっていくんでしょうし、その流れにまずは触れておきたい、という思いはどうしてもありますね。

私の場合昔から一貫して安月給のサラリーマンなので、以前なら50万円のデバイスなんて言ったらまず買う気にはならなかったんですが、最近は自分にとって満足度が高いと思えるものなら、ある程度積極的にお金を使うべきでは、という気分になっていたりもします。それは結局自分の人生の残り時間を意識し始める年齢になったせいもありますし、今やりたいと思ったことはやっておかないと、人生における後悔が大きくなるんじゃないかという気がしているのもあります。

この辺は、以前読んだ『Die with Zero』にも触発されている感はありますが。

imp98.hateblo.jp

加えて、今年は元旦から能登半島地震という大きな災害が発生しましたが、これも心理的に影響ありましたね。

京大名誉教授の鎌田浩毅氏が言うところによれば、南海トラフ地震も2030年代(2035年プラスマイナス5年の間)には必ず起きると言っていいだろう、というコトなので、それを信じるならあと10年そこそこくらいで起きるんですよね(まあこれは国民の意識を高めるために、あえてわかりやすさ優先で言っている気もしますが)。んで、この地震の被害想定が東日本大震災の10倍とも言われており、被害想定地域には私の住んでいる愛知県もばっちり含まれている他、まさに日本の大動脈がやられる感じになるので、日本経済自体がかなりヤバいことにはなりそう。

bookplus.nikkei.com

それに加えて、首都直下型地震もいつ来てもおかしくないとされているので、このあたりの災害が起きた場合日本という国の大きな曲がり角になるくらいのインパクトはあると思うんですよね。んで、それはそう遠い未来の話ではないと。もちろん、そんな未来に備えて蓄財しておくというのも大事なんでしょうが、ただそれと同時に今このときにやりたいことやっておくのも大事なのでは、という気がすごくしてしまっているんですよね。

最近『駅メモ!』やりながらあちこちに出かけたりしているのは、今のうちに改めて日本のあちこちを見て回りたい、というのもあったりします。あと、現在進行系で日本の(特に地方の)公共交通機関が立ち行かなくなってきている、という問題もあって、今のうちに鉄道などに乗っておこう、というのもあるんですが。おそらく、大震災が来たらさらに多くの地方路線……に留まらず自治体ごと立ち行かなくなるようなところも出てくる気がするので、そうなるとさらに日本の風景って大きく変わってしまう気がしますし。

正直将来の災害のことを考えながら生活するってのはイヤなことではありますが、しかし震災までの時間の有限性というものを意識しておくというのは、ある意味自分が人生で優先したいことを意識するためには有効な方法なのかもな、と思ったりもします。震災後どうするか、というコトは、そのときになったら考えましょう(生きてないかもしれないし)。いやもちろん、震災後もある程度人生は続く前提である程度のお金は残しておきたいと思いますよ。たぶん。

京都・大阪らへんを一泊二日で乗り鉄した話

先週末に乗り鉄してきた話になります。

ちょっと京都の中心部をメインに乗り鉄したいなーと思い出かけたんですが、そういやちょうど『駅メモ!』で京都の地下鉄に乗るイベントあったよな、と思い、それも絡めていくことに。

ekimemo.com

イベントの内容としては、京都の地下鉄を乗り倒せばいい感じ(+ JR京都伊勢丹)なんですが、すべての駅に直接チェックインしないとダメ、というのがポイントでしょうか。地下鉄って位置情報が上手く掴めなくて、電車内からだと上手くチェックインできなかったりすることがあるので、アイテムを使用したアクセスが禁じられると少々やっかいですね。

京都の地下鉄は烏丸線東西線の2路線だけなので、乗り潰そうと思えばすぐに乗りつぶせそうな感じではあるんですが、他の路線も絡めつつ乗ったほうが効率が良いかなと思い、あとせっかくだから一泊して大阪のほうにも足を伸ばそうと考えたため、2日に分けて乗り潰すことに。

貴船神社へ行く

今回はフリー切符の類を使わない形なので、素直に新幹線で京都まで行き、まずは烏丸線に乗って北の方へ。だいたいの駅は電車内からチェックインすることができたんですが、五条だけ取れませんでした。とりあえずそれは後回しにして、終点の国際会館で下車。そしてここから叡山電車に乗り換えるために、徒歩で岩倉駅を目指します(徒歩10分ちょいくらい)。叡山電車は過去にも乗ったことがあるんですが、『駅メモ!』を始めてからは乗ってなかったですし。

んで、せっかく叡山電車乗るなら貴船神社にも行ってみよう、と思い立ちまして。以前、終点の鞍馬まで行って鞍馬寺は行ったことがあったんですが、貴船神社って行ってなかったんですよね。なかなかここまで来る機会も無いし、せっかくだから寄ってみようと。貴船神社に行く場合、終点の鞍馬のひとつ手前の貴船口で降りるのが良いようで、ここからバスなり徒歩なりで行く感じらしい。

駅から貴船神社までは徒歩で30分も掛からないくらいらしいので、じゃあ歩いてみるかーと深く考えずに歩き出したのですが、ずっとゆるい上り道が続くことになるので地味に疲れました。ただ、道中もなかなかいい景色があるので、往復ともバスに乗ってしまうのも少々もったいないかも。行きはバスで行って、帰り歩くのが正解かもしれない。

そして貴船神社の本宮到着。このとき9時半くらいだったと思うんですが、それなりの人が訪れていました。中国語が多めだった気がする。

ほとんど平地が無いような場所なので、社もそこまで大きくはないものの雰囲気のある場所ですね。

せっかくなのでもうちょっと坂を登っていったところにある奥宮にも足を運んでみたんですが、こちらもいい雰囲気。

元々はこちらに本宮があったとされますが、水害により社殿が喪失したことにより、本宮が今の場所に再建されたみたいですね。かつてはここで和泉式部が恋の成就を祈っただとか、本宮と奥宮の間にある結社が縁結びの神として知られているとかで、女性やカップルが多めのようにも感じました。

そういや、丑の刻参りのルーツも貴船神社にあるとかいう話ですが、そう考えるといろいろなドロドロした感情が渦巻いている場所にも思えてきてしまうのでちょっとアレです。

京都から大回り乗車する

貴船神社からの帰り道はバスを利用して貴船口まで行き、叡山電車出町柳、京阪に乗り換えて清水五条で下車。ここから歩いて地下鉄の五条駅まで行き、地上からチェックイン。ついでに吉牛があったのでサクッと昼飯を済ませ、そのまま歩いて京都駅へ。んで、ここからICカードを使った大回り乗車を目論んだんですね。

関西エリアの路線図を見てみると、JRの奈良線片町線学研都市線)・福知山線の一部区間(前回乗り逃していた三田~谷川間)・福知山から京都方面の山陰本線嵯峨野線)というまだ『駅メモ!』でアクセスできていない路線群が、ICOCAエリアの大回り乗車で回れるな……ということに気づきまして。

www.jr-odekake.net

時間帯によって乗り継ぎの待ち時間が変わってくるんですが、13時07分京都発のみやこ路快速に乗れば、19時01分に二条まで戻ってこられることが判明(福知山から二条は特急を利用)。というワケで、これを狙ってみたのでした。

結果的に狙い通りに乗り継ぐことができ、無事二条まで戻ってくることができました。京都ですこし早めに改札内に入っていたので、6時間以上改札内に居たことになりますが、二条で出場するときにも特に問題は無かったですね。『駅メモ!』的には、奈良線片町線乗車中に並走する京阪宇治線近鉄京都線をレーダーで取りまくったりもしてました。

二条からは地下鉄東西線に乗った……んですが、三条でどうにもチェックイン出来なかったのでやむを得ず下車、ついでにそのまま東山まで歩いて再び地下鉄に乗るなどしていました。そして東山からたまたま乗ったのが京阪京津線に入ってびわ浜大津まで行く列車だったので、そのまま終点手前の上栄町まで乗っていきました。なぜなら、この日の宿は大津に取っていたので(京都市内のホテル高いんだもん)。

ちなみに山科駅は地下鉄に乗ったままだとチェックインできない(地下鉄のホーム位置が京阪山科駅となり、別駅扱いされる)んですが、東海道線で通りがかっていれば問題無し。にしても、東西線からびわ浜大津行きの列車だと地下鉄から地上に出て、専用軌道を走ったかと思ったら路面電車になるという、なかなか珍しい形態の運行になりますね。

嵐山へ行く

大津で一泊したあと、JRで山科まで行き、再び地下鉄東西線に乗り込み六地蔵まで行きます。このへんは問題なく車内からチェックインできましたね。そしてここからちょっとヒネくれた乗り方をするんですが、六地蔵でJRの京都方面に乗り換えて桃山まで行き、そこからちょっと歩いて近鉄京都線桃山御陵前へ。駅の近くにある御香宮神社の鳥居が道路の幅をめちゃ狭めているの、面白い(?)。まあ道路が後から出来たのかな……。

なんで近鉄に乗り換えるかというと、近鉄京都線烏丸線と接続しているから……なんですが、しかしそのまま烏丸線には入らず、あえて近鉄京都線の十条まで乗りました。なんでかというと、烏丸線くいな橋駅近鉄に乗りながらでもチェックインが可能な位置にあり、また地下鉄の十条と九条は近鉄の十条から歩いていける距離感だったので、近鉄の十条まで乗って歩いて地上からチェックインしたほうが確実じゃね?と思ったからだったりします。

そして十条で降りてすぐのところに任天堂があったので思わず記念撮影(?)。

そのまま歩いて十条を経由して九条まで行き、チェックインすることで烏丸線はコンプ。そこからようやく烏丸線に乗車し、四条で降りて今度は阪急に乗り換えます。阪急の京都本線東海道本線からレーダーでかなり取ってしまっていたんですが、烏丸から桂の間は取っていなかったのと、桂から分岐している嵐山線も取っていなかったので。

嵐山に到着したのが9時ちょっと過ぎくらいだったので、開いているお店もあまりなく、まだそこまで混雑していない感じでした。

そういや、桂川の中でなんか工事している感じだったんですが、これなにやってるんですかね?

大阪へ行く

渡月橋を渡ったあとは、そのまま嵐電に乗り込みそそくさと嵐山を後にします。いろいろ観光したい気もするんですが、京都は観光地だらけなので観光し始めるとそれだけで日が暮れてしまうので……。

嵐電で終点の四条大宮まで乗ると、その途中で地下鉄東西線太秦天神川西大路御池にもチェックインできるんですよね。これにより、京都の地下鉄はすべてチェックインしたことになりました。あと、龍安寺方面に行く嵐電北野線は前日山陰本線からレーダーでアクセス済み。

四条大宮からは再び阪急に乗り換え、終点の京都河原町まで行き、そこから徒歩で京阪の祇園四条へ。京都市街の駅にはだいたいアクセスできたので、ここから京阪特急に乗って大阪方面に行く算段。せっかくなので、別料金が発生するプレミアムカーに乗ってみました(ホーム上でチケット買えた)。

なんで京阪かといういと、大阪方面のルートでJRと阪急はだいたいアクセスできていたのに対し、京阪はあんまり取れていなかったからだったりします。京都から大阪行くなら、時間的には JR新快速の圧勝なんですが……ただ京阪本線もこういう機会じゃないとまず乗らないでしょうし。

枚方市駅からは、京阪の交野線が分岐していますが、これは京阪本線と前日に乗ったJR片町線からレーダーで全部アクセスしてしまいました。

終点の淀屋橋まで乗ったあとは、とりあえず梅田に出ようということで地下鉄に乗車。ちょうど昼時だったので梅田のマクドナルドで昼食を済ませ(案内看板が無ければたぶんたどり着けなかった)、阪急の大阪梅田駅へ。一度見てみたかったんですよね、この大ターミナル。私鉄でこんな駅作っちゃうのはホントすごい。

妙見口へ行く

ここからどこへ行こうかと考えた結果、宝塚本線に乗って大阪のちょっと北のあたりの列車を乗っていくことに。まだアクセスできていない駅が結構あったので。12時ちょうどの列車で梅田を出発したんですが、毎時0分になると神戸本線京都本線宝塚本線の列車がそれぞれ同時に出発するのがなんともカッコいい。これ狙ってやってるんでしょうか。

宝塚本線川西能勢口まで乗り、ここで能勢電鉄に乗り換え。……つってもこれ完全に阪急ですね。

山下駅でさらに乗り換えて終点の妙見口まで行ってみたんですが、結構山を登っていく感じになっているものの、沿線はかなり宅地開発されているようで電車の本数はなんだか妙に多い。接続の待ち時間もほとんど無いような状態。終点の妙見口から少し行ったところにはケーブルカーなんかも作られて、観光地として賑わった……らしいんですが、近年は客足の減少が続き、施設の老朽化もあって2023年をもってケーブルカーなどの一連の施設がすべて廃止となってしまった模様。ケーブルカーがまだ動いているときに来たかった……。

ただ、登山需要はあるみたいで、駅前にはハイキング帰りと思われる中高年のグループがいたりもしました。せっかくなのでかつてのケーブルカーの駅まで歩いてみたんですが、ゆるい上り道を30分くらい歩く必要があったのでちょっと後悔。これバスとかあるんじゃ無いか?と思ったら案の定バス停を発見するも、土休日は「運行いたしません」となっており、なんともいえない物悲しさを感じました。

その一方で、妙見口の駅からは日中常に10分に1本のペースで電車が動いているのは頼もしいことこの上ありません。観光需要も限定的になり、山の中の寂れゆく駅(失礼)といった風情もある中でこのダイヤは驚異的。おそらく妙見口から先の住宅地の需要があるから、ということなんだと思いますが、ちょっと不思議な路線でした。

なんだこれは

妙見口のあとは、来たルートをしばらく引き返して蛍池から大阪モノレールに乗り換え。モノレールってのもずいぶん久しぶりに乗るかも(犬山のが廃止されて以降、愛知県にはモノレールが無いので……)。なんか想像以上に混雑してましたね。

ついでに阪急箕面線なんかをレーダーで取りながら、万博記念公園で下車。いや、やっぱりここまで来たら太陽の塔を見ておきたいなーと……。

このとき急激に曇ってきたせいもあるかもしれませんけど、これはラスボス感あるなあ……。太陽の塔って事前予約制による内部公開も行われているようですが、私は特に予約もしてなかったので外から眺めるに留めました。ここに来ると分かっていれば予約したんだが……。

んで、大阪モノレールって万博記念公園彩都線というのが北に分岐しており、これがまた周辺路線からはレーダーでのアクセスも難しいような感じだったので、万博記念公園の北側からなんとか終点の彩都西までレーダーでアクセスできないかな、と思い万博公園内を歩き回っておりました。結局、公園内からは手前の豊川駅まではアクセスできたものの、彩都西には届かず。

そうこうしている間ににわか雨が降ってきたりして難儀したりもしたんですが、ちゃんと折り畳み傘を持っていて良かった。園内にある案内図を見ると、公園の北西方面に「北口」と書かれた出口があり、そこからモノレールの阪大病院前駅まで歩いていけそうな感じだったので、北口を目指してみた……ら、なんと北口が閉鎖されておりました。

WEBサイトにあるPDFのマップを見ると確かに「当面の間閉鎖」と書かれていますが、それなら園内のマップにもその旨書いておいてよ……。

https://www.expo70-park.jp/sys/wp-content/uploads/2311_kitaguchi_park_map_jp.pdf

結局、北口のちょっと南になる西口まで行き、そこから阪大病院前駅まで歩いたのでした。すげー疲れた。万博記念公園でロクな目にあわなかった気がするんですが、ミャクミャク様の祟りでしょうか。結局、彩都西駅は阪大病院前からアイテムとスキルを使ってギリギリアクセスできたので、まあ良かった……んだろうか。

ポートアイランド六甲アイランドへ行く

この日は21時前くらいに新大阪発の新幹線を予約していたので、まだある程度は時間がある状態。どうしようか思案した結果、まだアクセスできていない駅が残っている阪急の路線に乗りつつ、これまた正月に兵庫に行った際に取りこぼしていたポートアイランド線六甲アイランド線に乗ってしまうことにしました。

阪急は千里線と今津線が残っていたので、大阪モノレールで一駅隣の山田へ行き千里線へ乗り換え、淡路で京都本線に乗り換えて十三へ、そこから再び宝塚本線で宝塚まで行き、今津線に乗り換え。西宮北口神戸本線に乗り換え、三宮からポートアイランド線というルート。厳密には路線の端から端まで乗っているワケではありませんが、そのへんは別路線などからアクセスできていた感じですね。

ていうか、これだけ阪急乗りまくったことを考えるとフリー切符の類を調べておけば良かったという説があるんですが(実際問題として阪急阪神1日乗り放題の切符が1300円で売ってた)、まあこの日の行動はわりとアドリブ気味だったので仕方ない……。

www.hankyu.co.jp

ポートアイランド線に乗るのはもちろん初めてだったんですが、これ神戸空港まで行くやつと、ポートアイランドの中をループして戻ってくるやつが交互に発進しているんですね。この手の新交通システムとしては駅の設備が結構古そうだな、と思ったんですが、開業が1981年とのことなので新交通システムの中でも最古参といって良さそうな路線なんですねえ。

とりあえず神戸空港まで行ってみることにしたんですが、さすがにもうすっかり日が沈んで周囲は真っ暗。ただ、車窓から見える神戸の港はなかなか良い感じでした。窓ガラスの反射がすごいので写真は撮ってませんが。

神戸空港で改札出たあとまたすぐに入るという不審者ムーブをかましながら三宮に戻り、JRで住吉まで行って六甲アイランド線に乗り換え。こちらはポートアイランド線よりも新しい感じ。しかし、この手の新交通システムってホームドアが床から天井まで設置されたりしているので、車両の写真がぜんぜん撮れないんですよね……。

ただ、こちらは終点のマリンパークの手前の駅でほとんどの人が降りてしまったため、無人となった車内で一枚。

マリンパークで降りたあと、またすぐに乗り直そうかとも思ったんですが、隣のアイランドセンター駅もそんなに遠くはなさそうだったので、ちょっと歩いてみることにしました。なんか特撮に出てきそうな感じの建物とかあった。

こういう自分と縁もゆかりも無いような街を夜に歩くと、なんか知らない世界に迷い込んだ感があってちょっと楽しい。

このあとはもう新大阪に向かうだけ、なんですが、ここでJRはあえて外して魚崎から阪神に乗って西九条まで行き、そこからJRに乗り換えるというヒネクレたルートを選択。

なんでかというと、阪神武庫川線とかなんば線の駅についでにアクセスしとこうと考えたからなんですが。ていうか武庫川線は乗らずにレーダーで取っちゃいましたけど。

とかなんとかやってたら、JRがちょっと遅れたこともあって新大阪に着いたのが20時半過ぎとなってしまい、意外と際どいタイミングだったりもしました。しかし、これで兵庫県の未アクセス駅は残り26となったので、あと一歩という感じですね。ただまあ、残っているのが日本海側と西の端っこの方(智頭急行線や赤穂線の一部)というめんどくさいところなんですが。

京都もあとは京都丹後鉄道などの日本海側が残っている感じなので、この辺をまとめて取る旅程を考えたいところですね。大阪についても新大阪より北のエリアは潰せたと思うので、あとは大阪~和歌山~奈良といったあたりを回るルートを考えたいところ。ていうか、また近日中にそちらの方面に足を運びたいと思います。

F1[24] ハミルトンの電撃移籍とか鈴鹿の契約延長とか

正直これは全然予想していなかったと言うか、とにかくびっくりでした。

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ハミルトンの年齢的には、もうキャリア最終盤といってもいい感じになってきていますし、これまでのメルセデスとの関係を考えれば、このままメルセデスでF1キャリアを全うするものだと思ってました。それに、メルセデスとは25年末までの契約があったワケですしね。その契約を1年早く切り上げてフェラーリに移籍するというのは、正直全然想像できなかったです。

フェラーリがハミルトンに興味を持っている、というのは結構前から囁かれていたよーな気がしますが、40歳になるハミルトンを獲得するというのもちょっとビックリですね。近年のF1は昔より体力的な要求が少なくなっているとは聞きますし、アロンソのように40歳超えてもまだ最盛期と変わらないようなパフォーマンスを発揮するドライバーもいることを考えると、ハミルトンもまだまだやれる、という評価なのかもしれませんが。

それに加えて、フェラーリにしてみればメルセデスに長年在籍したハミルトンを引き抜くことで、メルセデス側のノウハウをいろいろ吸収したいというのもあるのかもしれませんね。ハミルトンと一緒にメルセデスのスタッフがフェラーリに移籍することもあるのかもしれませんし。それに、F1史上最高のキャリアを持つハミルトンの存在が、フェラーリで「無冠の帝王」となりつつあるルクレールに新たな刺激をもたらす効果も期待しているのかも。

ハミルトンにとっては、キャリアの最後をフェラーリで過ごすことに魅力を感じた面もあるのかもしれませんが、一番の理由はこのままメルセデスと共にパフォーマンスを取り戻せないままF1キャリアを終えることになってしまうのを恐れたのかな、という気もします。穿った見方をすれば、メルセデスに在籍し続けることに対してモチベーションの低下もあったのかな、と。フェラーリが25~26年にどこまでのパフォーマンスを発揮できるのかは未知数な気がしますが、チームを変えることによって今一度自分を奮い立たせるという意味合いもあったんじゃないかと思います。

そうなると気になるのはハミルトンの後釜は誰になるの?という点ですが、フェラーリ離脱が決まったサインツが入れ替わりでやってくるのか、あるいは別のドライバーを連れてくるのか。さすがに、新人ドライバーを起用することは無いんじゃないかと思いますが。とはいえ、トップレベルのドライバーは長期契約結んじゃってるよなあ……と考えると、アルボンなんかは結構可能性あるのかな、なんて思ったりします。ラッセルとも仲が良いし。そういやオコンも元来メルセデスのドライバーですが、彼はちょっと性格がなあ……。

あとはアロンソの名前も取り沙汰されているようですが、なんかそれは無いような気がする。

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にしても、24年シーズン開幕前から25年のシートが取り沙汰されることになるとは。

そういや、鈴鹿の日本GPも29年までの契約延長が発表されて良かった良かった。

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少し前に大阪がF1誘致を考えているという話がありましたが、正直今のF1過密スケジュールの中で日本での2レース開催が現実的とは思えず、鈴鹿との取り合いになるようなことは勘弁して……と思っていたので、とりあえず5年延長が確定して一安心。ていうか、あまり安易に市街地レースを増やしてほしくないんですよね。興行主側からすると、市街地での開催は魅力的なのかもしれませんが、コースレイアウトとしては市街地コースってつまんない場合が多いですからね。

犬山城を見下ろすことのできる眺望抜群の城、伊木山城

先日、うちのかーちゃんが「犬山のほうにある城へ連れて行け」と宣うので、犬山城にでも行きたいのかと思ったら、木曽川を挟んだ対岸にあるほうの城でした。ていうかこんなとこにも城があったのか。場所的には犬山城の斜向かいといった感じです。

山城だったみたいで、本丸へ行こうと思うとちょっとした山登りをする必要があり、動きやすい服装が推奨されます。麓のあたりは公園として整備されており、十分なキャパの駐車場もあるのでクルマで行って問題なし。山に登る道も簡単にではありますが整備されています。駐車場から本丸までを最短ルートで登る道は「心臓破りの道」なんていう物騒な名前が付いていますが、金華山の馬の背ルートに比べればチョロいです(?)。

本丸まで登ったところで、なにか目につく城の遺構があるワケでも無いんですが、とりあえず眺めは良いです。名古屋の高層ビル群までよく見える。岐阜城からの展望には負けますが、それでもなかなかのもの。

城の来歴については案内看板が出てはいるんですが、元々は斎藤氏の拠点だったものを信長が美濃攻略の際にぶん取って家臣に与えた、という感じらしい。Wikipediaの説明だと1590年に廃城になった、とされているので、使われたのは30年弱くらいですか。

取り立てて何かすごい城、というワケでも無さそうなんですが、とりあえず景色は良いので犬山城見物のついでに寄ったりするのはアリかもな、と思いました。本丸から尾根伝いに歩いていくと、「キューピーの鼻」と呼ばれている小さな頂があるんですが、こちらからのほうが眺めは良いですね。

御岳もよく見えるし、犬山城を見下ろすような格好になります。

犬山城からはクルマで10~15分もあれば着く距離で、駐車場から本丸、キューピーの鼻を周って戻ってくるのに1時間も見ておけば十分かと思います。

中国地方でひたすらローカル線に乗る話 後編

前回の記事の続きです。今回は3泊4日旅行の3日目からのお話となります。

imp98.hateblo.jp

広島市内をさまよう

前日は姫新線だの芸備線だの福塩線だのといった路線を乗り継いで、明け方から夜までたっぷり時間を掛けて姫路から広島までを移動し、一日中列車に乗っているだけとは言え少々疲れました。ただ、結果的に芸備線に完乗できていない(三次〜広島間が乗れていない)ため、この日は再び芸備線に乗る計画を立てておりました。

しかしながら、乗り継ぎを調べてみると目的地方面に向かうには11時過ぎまで待つ必要があることが判明したため、それまでの間に広島市電を乗り倒しておくことにしました。広島市電の乗り放題切符みたいなのないかな、と検索してみたら、「MOBIRY」というデジタルチケットがあることを知り、これを使ってみることに。

www.mobiry.jp

下車するときにスマホの画面にチケットを表示させ、それを運転手さんに見せればOK、という代物なんですが、ブラウザでチケットの画面を表示させたままにしておくと、いつの間にかチケットが表示されなくなっていることがあるのでちょっと注意が必要。まあその場合でもボタンひとつで再表示できるんですが、降車直前だと焦ってしまいそうなので、電停に停車する直前くらいに一度画面を確認するようにしておいたほうが良さげ。

そんなわけで、まずは広島駅から1系統の路線に乗って終点の広島港まで行きます。広島市電って短い距離は乗ったことあったんですが、端から端まで乗ったりするのは初めて。地元民の足としてもかなり活用されているようで、朝から結構人が乗ってましたね。

広島港っていうのも初めて来たんですが、意外と住宅地に近い場所なんですねえ。ここから江田島行きのフェリーも出ていると知り、なんかちょっと利用してみたくなってしまいました。以前に江田島行ったときは、レンタカー借りてぐるっと回っていったんですが、船のほうが手っ取り早くて良いのでは……。

広島港からは5系統の路線に乗って一度広島駅まで戻り、今度は6系統に乗って江波まで行きます。こちらは乗っている間に次々とお客さんが降りていき、終点まで乗っていたのは私だけでした。まあ確かに周囲には市電の車両基地があるくらいか……?

江波から折り返し、途中の土橋で降りて宮島口方面に乗り換え。これで西広島まで行き、JRに乗り換える形。

島根に行く

西広島からは広島駅に戻ります。まだ広島市電のすべての路線に乗れていませんが、あまり時間をかけると芸備線の時間にも間に合わなくなるので。この日はめちゃくちゃ天気が良かったので、正直このまま宮島まで行って景色を楽しみたい気もしたんですが。『駅メモ!』的には、横川駅付近と白鳥付近の路線はレーダーで取得してしまいました。あとは西広島から宮島口までを取れば広島市電はコンプですが、これも山陽本線からだいたい取れそうなので、またこっちの方面に来たときに取れば良いかなと。

広島駅には10時半前くらいに到着したんですが、ここでちょっと早めの昼食に。なぜなら、このあと11時02分に芸備線に乗ると、その後食事を取れそうなタイミングが夜まで無さそうだったからです。広島駅は改札内に飲食店が結構あるので便利ですね。

昼食後、いよいよ芸備線快速に乗り込んで三次へ。

三次からはさらに芸備線を乗り継ぎ、備後落合を目指します。2日連続で備後落合に行くって我ながら何をやっているんでしょうか。この日も相変わらず備後落合駅は盛況だったんですが、ホームにはガイドの方まで居ました。国鉄OBの方だそう。

You Tubeにも紹介動画がありました。

備後落合駅の端の方をよく見ると転車台などの設備が一部残っており、こうした遺構や路線の歴史などを解説しており面白かったですね。

で、ここからはやっぱり木次線に乗り換えます。ていうか以前乗ったときとカラーリングが違っているけど、「き♥」と書いて「きすき」と読む、ということか……。

木次線もいつ廃線になってもおかしくない路線と言われてますが、そういえばここで走っていたトロッコ列車「奥出雲おろち号」も運行終了しちゃったんだよなあ。そのうち乗ってみたいと思っていたんですが。

木次線自体は途中に全国的にも珍しい三段式スイッチバックがあったり、日本の原風景のような奥出雲の景色が楽しめたりと、観光路線としてのポテンシャルはあるような気がするんですけどね。芸備線ともども、できれば残って欲しい路線ではあります。土日でも備後落合発の列車は1日3本しか無かったり、終点の宍道までは3時間近くかかるというなかなか乗るのが大変な路線ではありますが……。

この日の宿は出雲市駅の近くに取っていたので、宍道からは山陰本線出雲市方面に向かう……のではなく、反対の松江方面へ。いや、ついでだから宍道湖の北側を走っているばたでん(一畑電車)に乗っておこうかと……。ばたでんの始発駅は松江しんじ湖温泉という駅なんですが、これが松江駅からは徒歩30分くらい離れた場所にあるという微妙に難儀な列車だったりはするんですが。

ただとりあえずお腹が空いたので、松江駅に到着後隣接する飲食店でいずもそばと海鮮丼のセットを平らげつつ時刻表を調べてみると、松江駅発・松江しんじ湖温泉駅着の路線バスが15分後にあることが判明。しかもそのバス、ばたでんの発車3分前に到着することになっていたりして。

正直バスが定刻通り到着するかは非常に怪しいところではあるんですが、ばたでんの方もそれを逃すと次が来るまで約1時間待つ必要がある感じだったので、イチかバチかでそのバスに乗ってみることを決心。思いの外ボリュームがあったそばと海鮮丼をちょっと急いで平らげ、バス停へ。

……ところが、バスが定刻になってもやって来ず、5分くらい遅れてようやく到着。どうやら夕方の渋滞にハマっていた模様。この時点で電車に乗り遅れるのは確実だったんですが、それでもとりあえずバスには乗りました。今思えば、どうせ間に合わないならバスには乗らず、食後の運動がてら松江しんじ湖温泉駅まで歩くという手もあったかな、という気がします。

案の定、駅に着いたときにはすでに電車の姿は無く、仕方がないので駅のベンチで時間を潰すことに。そもそも、発車時刻が近づくまで改札口が閉められている(自動改札などというものは無い)有様なので、ホームに入ることもできません。でも、切符の券売機でSuicaが使えたりはしました。

スマホを眺めるなどしながら時間を潰し、ようやくやってきた電車に乗車。なんか昔京王で見たようなやつでした。以前もこれ乗ったような……。

しばらく前に導入された、ばたでんオリジナルの新造車両に乗りたかったけどまあ仕方ない。

愛知に戻る

出雲市駅近くのホテルで一泊し、旅行最終日。この日のうちに愛知県に帰らねばなりませんが、せっかくだから帰り道もちょっと寄り道しながら行きたいな……とか考えたら、とてもじゃないけど普通列車の乗り継ぎでは帰れないことが判明。なので、ここからはしばらく18きっぷは使わず、特急に頼ります。

そんなワケで朝の6時半前に出雲市を出発する特急やくもに乗ったら、しばらく自分の車両は貸切状態でした。

出発前に駅のコンビニで朝食を買い込んでいたのですが、出雲市では定番らしい「バラパン」も買ってみました。パンを巻いて間にクリームを挟んでいるという、なかなかユニークな形状。確かにバラに見えなくもない。

そしてやくもで一気に岡山へ……行くワケではなく、米子で下車。いや、せっかくなので米子から境港を結ぶ境線にも乗っておきたくて……。

水木しげるが境港出身ということでゲゲゲの鬼太郎ラッピングがされていますが、ラッピングだけでなく境線のホームや階段も鬼太郎関連で埋め尽くされており、車内放送も鬼太郎や目玉の親父が登場するわ、境線のそれぞれの駅にも妖怪の名前が愛称として付けられているわと、これでもかと鬼太郎推しなんですね。

そんな感じなので観光路線としての性格が強いのかな、と思いきや、地元の高校生が大量に乗っておりました。あと、米子空港へのアクセス路線でもあるので、空港利用客の利用もそれなりにはありそうですね(空港の滑走路に合わせて、線路が曲げられているのが面白い)。残念ながら、愛知県から鳥取まで行く路線は無いんですよね(名古屋空港から出雲へ行く便はある模様)。

境港に着いたらそのまま折り返して、米子からは再びやくもに乗車。境線を利用するときは18きっぷを使いたかったので、出雲市から米子まではモバイルSuicaで乗車して一度改札を出て、そしてすぐに18きっぷで再入場、境港まで往復したあと今度は18きっぷで改札を出てまたすぐにモバイルSuicaで再入場するという怪しい挙動をしてしまいましたが、まあ仕方ない。

以前、備中松山城へ行ったときにやくもに乗ったことはあったんですが、あのときは岡山〜備中高梁というわりと短めの区間しか乗ってなかったので、これだけがっつり乗るのは初めて。もうすぐ新型車両が投入されるという話ですが、まあまた乗りに来る機会もある……かな?

それにしても、伯備線の車窓は基本的にひたすら山と川、という感じですね(いい景色なんだけど、だんだん見飽きてくる)。

岡山で少し時間があったため、駅弁を購入して昼食。

岡山からは山陽本線を乗り継いでいくんですが、岡山から先は結構混んでましたね。んで、そのまま一気に大阪方面……まで行かずに、加古川で降りて加古川線へ(2度め)。

なんでまた加古川線かというと、途中の粟生駅神戸電鉄粟生線に乗り継いでみたくて……。行きと帰りで微妙に通るルートを変えたいな、というのがあったりして(その方が『駅メモ!』的にも新駅に多くチェックインできるし)。神戸電鉄はちゃんとICカードに対応してくれているのが素晴らしい。

これに乗って終点の新開地まで行ったんですが、新開地という場所は『雨の新開地』でしか知りません(わからない人は『たけしの挑戦状』をプレイしよう)。ここからまたJRに戻りたいな……と乗り継ぎアプリで調べると、「神戸高速線」に乗って三宮まで行け、と出る。神戸高速線なんていう鉄道があるのか……と思ってホームに行ってみると、止まっている車両は完全に阪急のそれ。

どゆこと??と思ってググってみたら、ここは阪神・阪急・神戸電鉄山陽電車のハブとして機能している路線なんですね。なので「神戸高速線」としての車両は存在しておらず、阪神や阪急の車両が乗り入れて運行されていると。

ja.wikipedia.org

正直関西近辺はあまり住んだこともないので鉄道事情にも疎いので、ひとつ勉強になりました。まあ未だに阪神とか阪急とかがどういう路線を持っているのか理解していませんが。今回の旅行で兵庫の駅はだいぶアクセスできましたが、大阪・京都・奈良といったあたりはまだ行ってない駅が山ほどあるので、ちょっと重点的に攻めたい気がしますね。

三宮からはJRの新快速に乗り換えて一気に米原まで行き、あとはJR東海の特別快速で名古屋まで戻ったのでした。名古屋駅で食べたエビつけ麺美味かったです。

駅メモ!』的にはレーダーもフル活用して兵庫県はかなりの駅にアクセスできたんですが、あとはポートアイランド六甲アイランド、あとは日本海側のエリアが残っている感じですかね。山陰本線はある程度まとめて乗ってしまいたい気はしますが、鈍行だと時間がかかりすぎるので特急を活用せざるを得ないだろうなあ……。広島や岡山もまだ駅が残っているので、鳥取なども絡めつつこのあたりを回るプランを考える必要がありそう。

特定の県の7〜8割の駅にアクセスするのはそこまで難しくない気がするんですが、県内すべての駅にアクセスする、というのは思いの外難しいような。今のところ、すべての駅にアクセスできた県は愛知と滋賀だけですね。日本全国の駅を余さずアクセスする、というのを最終目標とした場合、どういう風に巡っていけば良いかというのはなかなか悩むところ。そこを考えるのが、このゲームの一番の醍醐味なんだとは思いますが。

また近いうちに関西方面には足を運びたいと思います。

中国地方でひたすらローカル線に乗る話 前編

正月休みを利用して、また乗り鉄旅に出かけていました。3泊4日で。個人的には旅行は2泊くらいがちょうど良いかなーと思ったりもするんですが、青春18きっぷがあと4回分残っているのでそれを使い切るため、というのもあります。今回は主にJR西日本エリアのローカル線に乗ろう、というコンセプトで出かけました。

兵庫に行く

まず目指したのは兵庫県。なぜ兵庫かというと、『駅メモ!』の課金イベントで兵庫県内の駅を巡るものがあったので、それをついでにやってしまおうと思ったからなんですが。名古屋から兵庫県までは、在来線でも上手く乗り継げば米原で1回乗り換えるだけで行けてしまうのでステキ。

イベントのルートは2~3時間くらいで回れるものだったんですが、この中で神戸電鉄三田線有馬線)に初めて乗りました。

ついでに有馬温泉に寄るというのもアリなんですが、このあとの予定を考えるとちょっと厳しそうだったのでパス。イベントルートを回り終わったあと、ひとまず三宮に出て昼飯でも食べようかと思ったんですが、なんというか店の数がたくさんありすぎる&めぼしいお店はだいたい人が並んでいるという状態で、どうにも食べるものを決めきれなかったので、三宮を離脱して加古川でなにか食べることに。駅の近くにご当地グルメであるかつめしのお店があったので、そこで食べました。

なんで加古川かというと、ここから加古川線に乗りたかったからですね。本数がそんなに多くは無い(1時間に1本くらい)ので、時間調整という意味でも加古川で食事にしたほうが都合が良かった、というのもあります。本数が少ない路線なんだから空いてるんだろう、と思ったら、思いの外利用客が多いんですね。加古川に到着した車両から、大量の人が降りてきたのでビビりました。

加古川線の終点は谷川駅となりますが、全線を通して運行されている列車はなく、西脇市で乗り換えとなります。ここからは1両編成となり、ICカードも終点の谷川駅以外は利用できないという一気にローカル色の濃い路線に。でも電化はされているんですねえ。

谷川駅からは、福知山線に乗り換えて福知山まで行き、そこからさらに山陰本線和田山、そこから今度は播但線に乗り換えます。なお、この時点で完全に日は暮れております。そういや、和田山駅の隣は天空の城として有名になった竹田城の最寄り駅なんだよなあ……一度立ち寄ってみたいんですが。

播但線和田山から姫路を結んでいる路線となり、まあつまりこの日の宿は姫路に取っていたのでした。播但線も姫路まで一本で行く列車は存在せず、途中の寺前で乗り換えが必要になります。ていうか、播但線の場合和田山から寺前までは非電化区間、寺前から姫路は電化されているんですね。

ていうか、寺前からの乗り換え車両が昔懐かしい感じのやつで、まだこれ現役で走ってるんか、とびっくりしました。

ていうか、ググってみると加古川線加古川西脇市の間で運行されている車両も、この播但線と同じ103系という車両なんですね。顔が結構違うから気づかんかった。

ja.wikipedia.org

ディーゼルでのんびり走ってきた寺前までの区間とは打って変わって、電化されている区間103系のモーターが唸りを上げてなかなか速く感じました。そとが真っ暗なので、実際のスピードはよくわかりませんでしたが。

結局、加古川を出発したのが14時42分で、姫路に到着したのが20時10分くらい。ちなみにこの区間山陽本線の新快速に乗ると10分で着いてしまったりします。

広島に行く

姫路駅近くのホテルで一泊した翌日、今度は広島を目指します。もちろんここでも山陽本線を使うなんていうことはせずに、まずは姫新線に乗ります。まだ7時前なので、空がまだちょっと暗い。

ホントは姫路城見物もしたい(以前姫路城に行ったときは、ちょうど修復工事中だった)ところですが、この日のルートを考えると時間がありません。

姫新線は姫路から岡山県の新見までを結ぶ路線ですが、乗り継ぎを調べると新見までたどり着くのに3回の乗り継ぎが必要になっています。あと、それぞれの乗り継ぎ駅(播磨新宮・佐用・津山)でそれぞれ15~30分程度の乗り換え待ちが発生するため、地味に時間が掛かりますね。

全線非電化となっており、いかにもなローカル線という感じがしますが、播磨新宮までの間は利用客も結構多そうな感じしますね。単線だけど、それぞれの駅で行き違いもできるようになってるし。やっぱり姫路から離れていくに連れてローカル色が濃くなり、佐用から先は芸備線なんかでもお馴染みキハ120形が登場。

上の写真右手に写っているのは、鳥取方面へと進む智頭急行線かと思いますが、これは今回乗車しなかったのでまた乗りに来ないとなあ……(JRの特急列車が乗り入れているので、そういう意味ではまだ来やすいのかもしれない)。

佐用からは1時間程度で津山着。乗り換え待ちで30分ほど時間があったので、一度駅の外に出てみたらB'zの看板があったのはさすが(稲葉浩志は津山出身)。

津山ってけっこう立派な車両基地があったりもしますが、

駅のすぐ近くに鉄道博物館的なものがあるのも気になるんですよね。さすがに30分の間に行って帰ってくるのは難しそうなので立ち寄りませんでしたが、ここもまた来てみたいスポット……。

www.tsuyamakan.jp

津山から新見までが一番所要時間が長くて、1時間40分くらい掛かります。なので、朝7時前には姫路を出たはずなんですが、新見に到着した時点でもう完全に昼飯時でした。とりあえず何か飯でも……と思って駅から出てみたら、駅前に昭和感バリバリの食堂があったのでそこでそば定食を頂きました。玉ねぎ・にんじん・鶏肉なんかが具になってた。

新見駅で1時間ほど時間があったので、駅から少し離れたコンビニまで歩いて行ってコーヒー飲んだりして時間を潰し、そして今度はいよいよローカル線の王者といっても過言ではない(?)芸備線に乗ります。以前も一度乗っているんですが、『駅メモ!』始めてからはまだ乗ってなかったので。

芸備線の新見からしばらく乗っていった先の区間、東城~備後落合の区間は全国でもダントツの赤字区間として知られており、いつ廃線になってもおかしくない路線とされていますね。

www.nhk.or.jp

裏を返すと、こうした地域住民がほとんど乗らないマニアックな路線は乗り鉄の好物となるようで、青春18きっぷシーズンは過疎区間ほどむしろ混み合うという奇妙な状態になります。ていうかこの日も立ち席が出るくらいの乗車率でした。

一度、18きっぷシーズンでは無い普通の平日に乗ってみたい路線でもありますが、さすがになかなかそれは難しい……。木次線と連絡する備後落合駅芸備線も乗り換えとなるんですが、この待ち時間で多くの人が駅や列車の写真を撮りまくっていて、さながら備後落合は18キッパーの聖地のようです(?)。

前回備後落合に来たときはここから木次線に乗り換えたんですが、今回は引き続き芸備線に乗っていきます。再び乗車率高めのキハ120形に揺られて1時間ちょい、三好駅に到着。さらにもう一回芸備線を乗り継げば終点広島、芸備線も完乗……となるのですが、ここで敢えて芸備線には乗り継がず、福塩線に乗り換えます。

福塩線は三次のちょっと手前の塩町から福山までを結ぶ路線で、塩町で芸備線から乗り換えることも可能ではあるんですが、福塩線のすべての列車が三次発となっており、かつ乗り換えの時間にも十分に余裕があり(50分くらい)、そして塩町駅で降りてしまうと周辺にまったく何も無さそう(Google Mapで見る限り)だったので三次で乗り換えることにしました。

まあ、三次駅も少し歩かないとコンビニが無かったりしたんですが……(以前は駅構内にセブンイレブンがあったみたいなんだが無くなっていた)。

広島へ向かう芸備線はやっぱりそこそこ混んでいたんですが、福塩線は余裕ある感じでしたね。やっぱり芸備線乗り通す人のが多いんだな。ただ福塩線もなかなか乗るのが難しい路線で、平日ダイヤの三次駅の時刻表を確認すると、福山まで乗り継いで行ける列車は6時ちょうど発の次が14時40分、その次が16時52分というかなりの少なさ。

福塩線播但線みたく途中の府中駅からは電化されており、駅の数も増えて本数も一気に増えます。ただ、この三次~府中間がどうにも問題で。当初、私も芸備線を乗り継いで広島まで行き、翌日福山まで行って福塩線に乗れないか……と思ったんですが、本数が少なすぎてどうにも乗り継げないため、50分待ちという比較的現実的な(?)待ち時間で乗り継げるこのルートを選択したのでした。

その結果、福山ですぐさま山陽本線に乗り継いでも広島に着くのが21時半というスケジュールになってしまったんですが……。なので、三次でコンビニに寄って食料を調達し、福塩線の中で晩飯は済ませてしまいました。ローカル線に乗ること自体が目的の旅行とはいえ、この日はなんかやってることが修行めいてましたね。

ちょっと長くなってきたので記事を分けます。