大須は萌えているか?

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沖縄旅行雑感1 うなー。

短い日程ではありますが、2泊3日で沖縄に行ってきました。ただ、今回は知人と行ったワケでも一人旅ってワケでもなく、家族旅行として行ったので、あんまり勝手気ままには行動できなかったんですが。なにせ旅費がウチのカーチャン持ちだったので(マイルが余ってたから使いたかったらしい)。スポンサー様のご意向には逆らえません。

なんで、今回は沖縄本島の観光スポットをぐるりとまわるような感じの旅行となりました。しかしまぁ、JALに乗って基地問題で話題になってる沖縄に行くという、ある意味なかなかタイムリーな旅でもあったんですけど。

沖縄は今日も雨だった

沖縄っていうと南国であり、日差しとコバルトブルーの海なんかを期待してしまうワケですが、旅行前日から沖縄は梅雨入りしてました。・・・そうか、沖縄って梅雨入りも早いんですよね。なんというタイミングの悪さ。出発日、愛知県はピーカン晴れだったんですけど、那覇空港に到着してみると曇り空。かろうじて雨は降ってませんでしたが、いつ降ってきてもおかしくなさそうな天気。

だいたい旅行の時には天気に恵まれていたんですが、さすがに梅雨には勝てません。まぁ天候の悪さを嘆いていても仕方が無いので、とりあえず空港からレンタカー屋さん(ちなみにトヨタレンタカー)の送迎バスに乗ってレンタカー屋まで行き、クルマを借りたのでした。ていうか沖縄の場合、レンタカーの利用率が高いからなのかレンタカー屋がでかい。

宿泊するホテルは首里城からほど近いホテル日航那覇 グランドキャッスルだったので、空港から首里城の方面に向かいつつ、最初の観光地巡りをするコトに。

識名園

最初に足を運んだのは識名園。1799年に完成したという琉球庭園で、迎賓館として使われてた、んだそうです。琉球王国のグスク及び関連遺産群のひとつとして世界遺産登録されてます。

園内の建物自体は第二次世界大戦で失われたそうで、新しかったりします。沖縄は米軍との激しい陸上戦闘が行われた場所でもあるんで、こうした文化遺産のほとんどが失われてしまっているんですね。敷地内には旧日本軍が掘った塹壕跡もあり、戦争の傷跡を意識せざるを得ません。これは沖縄のどこへ行ってもそんな感じ。

沖縄そばとかタコライスとかぜんざいとか

識名園から今度は首里城に向かったワケですが、さすがにここは有名すぎるのか、駐車場手前からクルマがかなり混み合ってたりして。なので、ちょっと時間は早かったですが先にホテルにチェックインして、荷物を置いてから徒歩で首里城に向かいました。

昼飯も食べてなかったんで、iPhoneから食べログで検索して、首里 ほりかわというお店で昼食。一本路地に入ったところにあるんで少し場所は分かりづらいんですけど、首里城のかなり近くにあってなかなかオサレな感じのお店。おすすめセットというのを頼むと、沖縄そばタコライスボール、ぜんざいをまとめて食べられたので割と良かったかな、と。

沖縄そばとタコライスボール on Twitpic

ぜんざいに氷を乗せて食うというのは新鮮だなー、と思いつつ、しかしホテルから坂道歩いて汗かきまくっていたのでちょうど良かったというか。暑い地方ならではの発想でいいですね、コレ。

ぜんざい on Twitpic

ちなみに上の画像をTwitterに流してみたところ、Leftyさん(沖縄在住)からは

@imp98 タコライスボールって初めて知った。グラスにぜんざいとはおしゃれな。通常はかき氷の器にもりますが食後だと流石に重たいですね。

via: Twitter / Lefty: @imp98 タコライスボールって初めて知った。グラ ...

 

とリプライいただきました。タコライスボールってのはこのお店独自のものなんでしょうかね。盛りつけがオサレな感じです。ぜんざいはかき氷の器に盛るよりも量は少ないと思われますが、ボリュームとしては結構あった感じ。ただ、汗かいてたせいもあってバクバク食べてしまいました。夏のデザートとしてはかなりステキな一品。

首里城

昼飯も食べたところで首里城へ。さっきの識名園はわりと人がまばらだったのに、こちはかなりの人。まぁたぶん沖縄の観光地の中ではダントツの知名度なんでしょうしね。首里城は今でも再建事業が続けられているそうで、正殿の向かって右側にはなにやらカバーが掛けられていました。

ちなみにこの正殿前の広場のことを御庭(うなー)と呼ぶそうですが、それを知って以降どうにも頭の中で涼宮ハルヒちゃんの長門の映像が繰り返されてしまい困ってたりしました。うなー。

ちなみに、この次の日に訪れた今帰仁城跡では大庭(うみゃー)と呼ばれる場所があり、これはこれで名古屋弁にしか聞こえませんでした。うみゃー。

それにしても、この首里城見てると本州とは明らかに異質な文化であるのが面白いですね。Wikipediaには中国の城の影響を大きく受けている、とありますが、確かに中国っぽい。中国行ったコトないですが。シャアが好きそうな色使いと龍が中国っぽい。琉球王朝が明と清の冊封を受けていた、という歴史を考えると当然と言えば当然なのでしょうけども。

上の写真は首里城2階にある玉座なんですけど、後ろにどかんと飾られている書の存在が結構気になります。ちょっとググってみると、これらの書は元々中国皇帝の直筆だったのだそうで。これらの書の意味や復元にまつわる話など、以下の記事が興味深いかなと。

首里城にある「書」のヒミツ: 目からウロコの琉球・沖縄史

仲井真氏の名前から想起する琉球王朝の悲哀の歴史 - 木走日記

この書だけからでも、沖縄の歴史が垣間見えてくるのが興味深いですね。

続く。