大須は萌えているか?

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温泉入りに山形まで行ってみた(鳴子温泉編)

※画像多め。このエントリは、温泉入りに山形まで行ってみた(銀山温泉編)の続きです。

銀鉱洞

銀山温泉で一泊して、二日目は雨でした。ただせっかくだからというコトで、銀山温泉という名前の由来になっている延沢銀山の銀鉱洞へと。「銀山温泉の歴史」を見てみると、銀山としての最盛期が寛永8~9年で、元禄2年(1689年)には廃山になったとされており、それでも未だ「銀山温泉」と名乗っているのは過去の栄光過ぎるだろ常考という気がしないでもありませんが、今更名前変えるのもアレですしね。

銀鉱洞へは温泉街から川沿いの小道を20分くらいてくてくと歩いて行きます。場所によっては少々歩きづらかったりしますので、スニーカー推奨。

銀鉱洞は入場料とか取られるワケでは無く、勝手に入って勝手に見るコトができます。ただ足下が暗かったりするので注意が必要。

中には結構広い空間がありますが、長さ自体は大したコトないので、結構あっという間に見終わってしまいます。でも、散歩のコースとしてはちょうど良い感じですね。

そして銀鉱洞から戻り宿をチェックアウトしたんですが、その際「さくらんぼ狩りにきたんですか?」と聞かれたりして。そう、たまたまさくらんぼのシーズンがやってきたばかりだったみたいで。だからこんなに混んでるんでしょうか。しかしですね、さすがに男二人でさくらんぼ狩りというのはちょっと遠慮させていただきたく……。なお、当ブログでは一緒にさくらんぼ狩りをしてくださる独身女性の方を(以下略)。

鳴子温泉郷

銀山温泉の後は、山形と宮城の県境あたりにある鳴子温泉郷へと行ってみました。この前行った福島の飯坂温泉、それからこの鳴子温泉、そして宮城県秋保温泉を東北三名湯と言うらしいです。とりあえず鳴子温泉の駅前まで行ってみたところ、「なる子ちゃん」という萌えキャラ(?)を発見。

鳴子ってこけしも名物なんですね。温泉にこけしとは、なんともアダルトな組み合わせ(?)。このなる子ちゃんも、なかなかにコケティッシュなキャラクターですね。コケシだけにね。あ、ここ笑うところです。

しかしいくら名物とはいえ、こけしを前面に出しすぎな気もします。道路にまででかいこけしが居ると、ちょっと不気味です。

それにしてもこのこけしの表情、最近どこかで見たような気がしたんですけど、

アニメ『日常』12話のゆっこでした。

そして荒川氏が「行ってみたい温泉がある」というコトで、「宮城県鳴子中山平温泉 琢秀(たくひで)」という宿に。「山形じゃなくて宮城じゃん!」という説もありますが、細かいコトを気にしてはいけません。

ここの温泉、「うなぎ湯」と名付けられたとろみのあるお湯が特徴なんだそうで。「うなぎ湯」と聞いた瞬間に、『変ゼミ』のエピソードを思い出してしまいましたがそれはさておき。日帰り入浴もできるというコトで入ってみたんですが、ホントにお湯がトロトロしてる。なんか肌がスベスベする感じがして、こりゃ女性に人気ありそうですねぇ。

つい調子に乗って長湯してしまい、ダルくなってしまったので荒川氏(ペーパードライバー、運転は4年ぶりとのこと)にプリウスの運転を任せたところ、いきなりドライブとバックを間違えるなど、相当な身の危険を感じたのですがそれはまた別の話。

山形の「だし」

ところで山形に来るときに、ウチのカーチャンに「山形の『だし』という漬け物が美味しいらしいので、見かけたら買ってきて」と頼まれたんですけど。「だし」なのに漬け物とはこれいかに。どうやらテレビで紹介されてたみたい。で、銀山温泉で泊まった宿の朝食の中に、その「だし」がふつーに並んでました。料理としてはすげーシンプルで、

胡瓜(きゅうり)、茄子(なす)、茗荷(みょうが)、紫蘇(しそ)、葱(ねぎ)などの夏野菜を全部みじん切りにして、醤油をかけて少し時間をおけば、山形の郷土料理「だし」の出来上がりです。

via: おらほの自慢「だし」 山形県ホームページ

 

という。自宅でもふつーに作れそうですが。さっぱりしてて夏に食うにはとても良いなぁと思いましたが、ホントにシンプルな家庭料理という感じで、お土産に買うようなモノでもないような。宿の人に聞いてみたところ、土産物屋には恐らく売ってないだろうとのこと。ただ、スーパーとかになら売ってるかもと聞き、山形駅までの帰り道にヨークベニマルに寄って探してみました。

そして「だし」発見。しかもメガ盛りて。牛丼か。

かくして、山形土産はメガ盛りの「だし」と相成ったのでした。なお、せっかくなので2つ買いました。

帰りの山形新幹線も……

帰りの山形新幹線も指定席は取れずじまいだったため、山形始発列車の発車一時間前には山形駅のホームに向かいました。それでもごらんの有様だよ……。

まぁなんとか座れたから良かったんですが、もし万が一今後再び山形新幹線に乗る機会があるならば、事前にキチンと往復分の指定を押さえてから乗ろうと心に誓ったのでした。ていうか本数増やしてよ。

そして車内では、駅ビルで買ったさくらんぼをツマミにビールを飲んでました。これが意外と悪くない。

ついでに、車窓から田んぼの中にそそり立つ高層マンションとしてネタにされるコトも多い「スカイタワー41」を激写。かみのやま温泉駅付近からよく見えます。

ホンモノを見たの初めてですけど、ホントになんでこんな場所にこんなモノを建てようと思ったんだろう……。東北は神秘に満ちあふれていますね。