大須は萌えているか?

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鈴鹿でスーパーGTを観戦した話 前編

先日、知り合いに誘われて鈴鹿サーキットまでホイホイと出かけてきました。お目当ては週末に開催されていたスーパーGT。私はもっぱらF1ばかりチェックしているので、GTのコトは全然知りませんし、ましてや観戦するのも初めて。ていうか、国内のレース見るのもむか~しフォーミュラニッポン鈴鹿で見て以来じゃないかなぁ。ラルフ・シューマッハが乗ってたり、マッチがまだ現役だった頃

ただ、たまにはGTみたいなF1とはまったく違うカテゴリーのレースを見るのも面白いかもしんない、と思い行ってみたワケです。いや別に初音ミクZ4とかイカフェラーリを見てみたいなんてまったく思ってません。思ってませんとも。

まずはチケット購入

鈴鹿サーキットに到着したのは朝8時ちょっと前。ちょうどゲートオープンのタイミングにあわせて到着。当日は雨の予報が出ており、サーキットに到着した段階で雨は降ってなかったものの、上空は怪しい雲行き。前日の予選も雨だったみたいですね。

前売り券は特に買ってなかったので、まずは鈴鹿サーキットメインゲート横のチケット売り場で観戦券を購入(当日券6,000円)。それから、私の強いプッシュによりグランドスタンドV2席の指定券を買うコトにしました。なぜかとゆーと、屋根が付いてるから。

なんせ十中八九雨が降る天気な上に、この日は「ポッカGTサマースペシャル」と銘打たれた走行距離500kmのレース。F1でも1レース300kmちょいなので、かなりの長丁場です。そんなレースを雨の中で観戦するのはちょっと辛い。でも、このイベントってかつては「ポッカ1000km」と呼ばれてた気がするんですが、2年前に走行距離が700kmに短縮され、今年は500kmにまで短縮されたんだそうです。省エネ?

あと、グランドスタンドだとモニター完備でピット作業もよく見えるので、レースの流れも把握しやすいですしね。F1をV2席から見ようと思ったらかなりの高額になってしまいますが、このイベントでは観戦券にプラス4,000円(前売りなら3,500円)。それで屋根付き一等地が確保できるなら悪くないでしょう。晴れていれば、自由席を移動しながら見るのも面白そうなんですけどネ。

指定券はチケット売り場ではなくて、サーキット入り口横にあるGPレセプションで売っているとのコトで、そちらで購入。ゲートオープン直後だったためか、少し並んだだけで購入できました。ピットウォーク券もあれば欲しかったのですが、こちらは前売り分で完売とのこと。パドックパス(+10,000円)はまだあるようでしたが、さすがにそこまでは……。

イベントスペースをぶらぶら

指定券購入後、イベントスペース(GPスクエア)をぶらぶら。まず目についたのが、GPレセプションの目の前にあったスバルブースに展示されてたインプレッサ。これはスーパーGT参戦車両ではなくて、ニュルブルクリンク24時間とかに出場してたマシンみたいですね。

そもそもスーパーGTにスバル車が出てるというコトも知らない有様だったんですが、GT300クラスにレガシィB4がエントリーしてるんですね。ドライバーは山野哲也佐々木孝太。山野選手、私が学生の頃全日本ジムカーナに出場してて、会場でサイン貰った記憶が……今もこうして第一線でバリバリ活躍してるとかスゴイなぁ。

それから、イベントスペースから少し離れた交通教育センターにて、スバルのEyeSightの体験イベントが行われているという告知が掲示されていたので、あとで参加してみるコトに。

スバルブースの奥では、エヴァンゲリオンレーシングのキャンギャルが壇上で挨拶してました。こちらもGT300に参戦しているチームですね。

うーむ、なかなかレベル高い……。特にマリの格好してるコが良いですね。うむ。F1とGTの違いはいろいろありますが、最大の違いは「GTはキャンギャルがやたらと多い」というコトですね(?)。目の保養には良いのですが、しかしそれを取り巻く野郎の数もなかなかのモノ。

壇上イベントのみならず、イベントスペースを移動しているキャンギャルにもかならず周囲を取り巻くようにでかいカメラを担いだおじさん(おにいさん)が数人張り付いており、えもいわれぬ雰囲気を醸しだしておりました。

しかしそれはそれとして、観戦メンバーの一人であるジョヴァンニ(仮名、偽イタリア人)は「さっきすれ違ったキャンギャル、すごい胸だったな!」などと盛り上がっておりました。確かにすごいおっぱいでした。おっぱいおっぱい。

他にも、琢磨がドライブしているインディカーKVレーシングテクノロジー ロータス)も展示してあったり。キャンギャルに比べて、全然人が群がって無かったのはどういうワケだ。

まぁ私もインディは全然わかんないんですけどね?いやでも琢磨のマシンですよ?願わくば、琢磨にはF1の鬱憤をインディで晴らして欲しいところではありますが。でも琢磨、アメリカでもツキに恵まれてないっぽいのが気になります。

EyeSight体験

EyeSightってなに?というのは以下のサイトを。Flashムービーなので音が出ます。

SUBARU : 車種紹介 > Eyesight

つまりはスバルが開発した運転支援システムのコトであり、クルマの前面に装備したカメラによって前方を監視し、障害物に突っ込みそうになったときに警告してくれたり、自動的にブレーキかけてくれたりするヤツです。これを搭載したレガシィが2台サーキット内にある交通教育センターに用意されており、実際にEyeSightの挙動を体験できるというので参加してみました。

ただ、てっきり自分で運転できるのかと思いきや、スタッフの方が運転するクルマに同乗させて貰えるだけでした。残念。その代わり、大人でも子どもでも参加できるようになってたワケですけどね。柔らかい素材でできた壁(?)目がけて30kmノーブレーキでクルマを走らせ、EyeSightによる自動停止を行います。

しかし受付を済ませた段階で相当やばげな雲が上空に漂っており、程なくして一気に土砂降りの雨になりました。どれくらい土砂降りかというと、同じタイミングで行われていたFJによるサポートレースが中止になるくらい。それでも一応体験イベントは続けられ、私もレガシィの助手席に乗るコトができました。

路面はハイドロプレーニングが起きるほどではありませんが、もうびた濡れ。こんなコンディションでもちゃんと止まるのか興味深いところだったんですが、実は私が乗る何人か前の走行で、止まりきれずに壁に接触してました。Oh。

私が同乗させてもらったときには、スタッフの方が「一応カタログですと30kmからの自動停止が可能としているんですけど、この路面だとちょっと止まりきれない場合もあるかも知れません。その場合私がフットブレーキ踏みます」と前置きされました。まぁ、この大雨ではね……。

それでも、メーター読みで25km~30kmくらいからちゃんと停止しました。このシステム、想定としては細い路地を走っているときの自転車や歩行者との接触、あるいは駐車場に駐めるときにドライブとバック間違えて前方の壁に突っ込む……なんていうシチュエーションでは効果がありそうですね。

ただ、やっぱりあくまで「支援システム」なんで、「これが付いてるからぶつかる心配無し」なんてモノではありません。その辺はドライバーがちゃんと弁えないとイカンですね。

ちなみに、私が同乗させてもらった直後に雨が酷いとのコトで体験イベントは一旦中断となってしまいました。ある意味運が良かったなぁ……。あと、参加記念にインプレッサSTIのミニカーも貰ったりして。レガシィじゃないのか。いや元インプレッサ乗りとしてはむしろ歓迎なんですけど。

ちょっと長くなったので続きます。……まだレースのコトに全然触れてない!