大須は萌えているか?

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定光寺の紅葉は結構スゴかった

※画像多めです

愛岐トンネルの廃線跡を辿ったついでに、瀬戸市にある定光寺までてけてけと歩いてみるコトにしました。

ここ、JRの定光寺駅春日井市なんですけど、駅のすぐ東を流れている玉野川が市の境目になっていて、お寺の定光寺は川を渡った先の瀬戸市になるという。地図で見ると駅からお寺まではそんなに距離は無く、これならサクッと歩いていけるだろう……と思ったんですが。

実はお寺までの道程がすんげー勾配のきつい上り坂。日頃の慢性的な運動不足 + 愛岐トンネルですでに3.5kmほど歩いている身には、このマウンテンセクションはなかなかに難所です。それでもなんとか坂を上り、定光寺の看板が見えて安堵した……のも束の間。

そこには百ン十段の石段ががが。これは死ねる。クルマなら、てっぺんまでブワーっと登っていけるみたいなんですが。

ちなみに、定光寺は1336年創建という古刹。尾張徳川家菩提寺でもあり、尾張徳川家初代徳川義直の墓もあるみたいです。来たのは初めてですけど。

臨済宗妙心寺派【応夢山 定光寺】へようこそ

ただ、それ以上に紅葉の名所として有名。愛岐トンネルは紅葉のピークにはまだちょっと早かったので、こちらはどうかな、と気になった次第です。そんなワケで、なんとか石段を登ってみるコトに。石段を登る途中、数カ所にお地蔵さんが祀られているんですけど、必ずペアになってるんですね。

これってなんか由来があるのかなぁ、と気になったり。

ただ、この辺はちょっとカオス気味。

そしてようやく石段を登り切る。お寺自体は、想像してたよりこぢんまりとした感じ。

そしてここの紅葉はまさに見頃、ドンピシャでした。愛岐トンネルからちょっと登ってきただけでこんなに違うものなのか。

お寺と紅葉の組み合わせってのは良いですね。これぞ日本って感じ。

京都まで行かなくても十分じゃなイカ

本堂からちょっと登ったとこにあるモミジが一番見事でした。なんていうか、もう、シャア専用って感じ?

ついでに、その先の駐車場から登ったとこにある定光寺展望台に行ってみたんですけど、ここからの眺望もかなり良いです。ふつーに名古屋駅の高層ビル群が見える。写真では隠れちゃってますが!展望台には売店もあったので、みたらし団子買って食べながらしばし景色を眺めてました。

そんなワケで、定光寺かなり良いとこでした。個人的には香嵐渓よりヒットかもしれない。平日なのでそこまで大混雑というワケでもありませんでしたが、結構紅葉を撮影に来ている人がいました。ほとんどお年寄りですけども。紅葉の時期の土日はかなり混むのかなぁ、やっぱり?

帰りがけ、ついでに定光寺駅前にあった廃屋を一枚。

見た感じホテルっぽいですが、荒れ果て方がヒドい。駅前の閑散とした感じと、この廃墟の存在によってなんだか秘境感が半端ないコトになってる気がします。名古屋からほど近い場所のハズなんですが。

犠牲者が多数出たという廃線のトンネル、廃墟、お寺と肝試しスポットには事欠かない気もする定光寺ですが、名古屋から普通電車一本で来られる場所にしてこの雰囲気というのは、なかなかにスゴイ気がします。今度は、春の愛岐トンネル一般公開に合わせて来てみたいなぁ。