大須は萌えているか?

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F1[12]日本GP 決勝 ~スタート前

※画像多めです。

今回、決勝のお話は2回に分けて書きたいと思います。まずここではレースが始まるまでの話。肝心のレース内容の話は次で書こうかなと。

鈴鹿入り

土曜の夜には雨も降ったという鈴鹿ですが、日曜の朝は再びピーカン晴れでした。

決勝レースは知り合いの荒川茂樹氏(仮名、東京在住)も東京からやって来ました。7時40分名古屋発の白子行き近鉄特急に乗り込み、9時半前には鈴鹿サーキットのGPエントランスに到着。名古屋から白子まで近鉄特急でだいたい45分、白子からサーキット直通バスが30~40分、バス降車場からメインゲートまで徒歩10分、GPエントランスまでがさらに10分、くらいかな?朝から結構な数のお客さん入ってました。今回は可夢偉が3番手スタートってコトもあり、テンション高くなってる人も多かったでしょうね。私もですが。

FanVision(旧カンガルーTV)を借てみる

ところで今回、iPhone充電用のeneloopは持ってきていたものの、肝心のiPhone5の充電ケーブルを忘れるというミスを犯してしまいました。荒川氏もiPhoneのケーブルを持っていたのですが、従来のDockケーブルのため使い回しができず。コネクタ形状が変わるとこういう不便が……。

F1のタイミングアプリって結構バッテリーを食うので、このままでは心許ない。……というワケで、FanVision(以前まで「カンガルーTV」と呼ばれていたやつ)を初めて借りてみました。なんで名前変わったの?と受付の人に聞いてみたら、「管理会社が変わったんですよー」とのことでした。

でも本体よく見ると、「Kangaroo tv」とも書かれてるんですけどネ。

当日のレンタル料金が6,000円と結構値が張るのですが、年に一度の日本GPだしせっかくだから行っとけ的なノリで借りてしまいました。コミケで10万単位でカネを突っ込む猛者の方々の心理ってこんな感じなんでしょうか。

ちょっとわかりにくいですけど、メニュー画面はこんな感じ。

スケジュールやニュース、ライブタイミングの閲覧ができる……とはいえ、これは今やスマホからでもできるんですよね。FanVisionならではの良いところというと、まずビデオ機能。国際映像はもちろん、任意のドライバーのオンボード映像を固定で見続けるコトもできます。それからピットとドライバーの無線を聞くことも。

あと細かいところを言うと、ライブタイミングで各車のピットでの所要時間なんかも見られます。これはスマホアプリでは表示されない情報。ただ、iPhone5などのパワフルなスマホの動作に慣れていると、どうも動きがもっさりに感じますね。正直、ライブタイミングだけ見るならばiPhoneアプリの方が使い勝手が良いです。

ただ、国際映像やオンボード映像をどこからでも観られるという部分に価値を感じるならば借りるのもアリかな、という感じですね。特にサーキットビジョンの無い席だと、レース展開の把握に役立つんじゃないかな。私はレース中、専ら可夢偉オンボードを映してました。ちなみに、レンタルセットの中にイヤホンや予備バッテリーも含まれています。

昼過ぎまでぶらぶら

まずは腹ごしらえと、グランドスタンド裏で伊勢うどんを食べるなど。なんかグランプリウィークの限定メニューと書かれていたすき焼きのせのヤツ。

東京在住であるものの三重県出身である荒川氏、うどんを食いつつ「これは本当の伊勢うどんではない……女将を呼べッ!」などと海原雄山ばりに叫んでました(一部フィクションです)が、それはそれとして美味しかったです。値段は1,000円とちょい高めですが、遊園地価格と考えれば妥当な線かと。

GPスクエアのイベントステージをちらっと見てみたら、アレジと中野信治トークショーやってるじゃなイカ

決勝レース前にフェラーリでデモランをする予定だったアレジですが、キャンセルになったと伝えられていたので日本に来てないのかなーと思ってたら来てるんじゃん的な。決勝レース後、表彰台インタビュワーとして登場して納得しましたけどね。デモランのキャンセルは、ひょっとしたらF1運営側からの要請だったのかなぁ。

そしてひとまず席の方に行ってみようかというコトで、指定を取ってあるA2スタンドへ。ストレートエンドの、1~2コーナーがよく見える場所です。しばらくコースを眺めてたら、今年も「花嫁ウイニングラン(勝手に命名)」をやってました。鈴鹿サーキットホテルで挙式を上げたカップルの中から抽選で、グランプリウィークの金土日に各1組ずつNSXでパレードランできるという。

コレやってみたいんですけど、誰か結婚しません?

その後FCJのレースを眺めつつ、お昼前にグランドスタンド裏で別の知り合いとも顔を合わせて昼食。こんなコトもあろうかと、サーキット入りしてすぐに「可夢偉スペシャル二段重」を買っておいたのさ!

……いやなんか朝日新聞(三重版)にまで取り上げられてたからなんか気になっちゃって……。

5日からF1日本グランプリが始まった鈴鹿サーキット鈴鹿市)で、日本人ドライバーでフル参戦している小林可夢偉選手にちなむ「可夢偉スペシャル二段重」が人気を集め、初日は午前中で売り切れた。

樹脂製の箱に日の丸をあしらい、中央に「可夢偉」とくっきり。上段は四升に仕切って牛肉のすき焼き、焼き魚、肉団子と野菜の煮物に加え、小林選手の好物とされる鳥の照り焼きを入れた。下段は小林選手の実家がすし店を営んでいることにちなんでカニ、タコ、アナゴのちらしずしだ。

via: 朝日新聞デジタル:小林可夢偉選手 特別弁当も人気-マイタウン三重

中身はこんな感じでした。味は可も無く不可も無く、かな?

容器はプラ製でしっかりした作りなので、食べた後は記念にお持ち帰り。むしろ容器目当てに買ってる人が多い可能性も(?)。弁当のお値段は1,800円でした。

F1デモ走行

昼食後は日陰でしばらく時間を潰し、再び1コーナーへと。そして13時前からは懐かしのF1マシンによるデモ走行。まずはホンダRA272がやって来たのですが、これ写真撮りそびれてました。ぐぬぬ。そして次に中嶋悟のドライブするロータス101。

柱が邪魔だった……。これは去年も走ったマシンですね。ジャッドエンジンなんて現役当時は「貧弱!貧弱ゥ!」なエンジンでしたが、今聞くといい音に聞こえるから不思議。

ちなみにデモ走行の脇で、このあとのドライバーズパレードで走行するクラシックカーが1コーナー手前に勢揃いしてました。そして先頭にはセーフティーカーであるメルセデスSLS AMGの姿も。

今度はアレジに変わり中野信治がドライブするフェラーリF2003。中野はストレートではかなり踏んでましたねー。久しぶりのフェラーリV10サウンド、良かったです。これ見たミハエルが飛び入り参加してきたら面白いのに、とか思いましたがさすがにそれはありませんでした。

そして亜久里の駆るラルースLC90。鈴鹿における日本人唯一の表彰台を獲得したマシン……でした。このときは、まだ。

ドライバーズパレード

13時半からはドライバーズパレード。ベッテルスマホを片手にスタンドの写真撮ってました。ハミルトンもシケインでクルマを止めてもらって写真撮ってましたね。これがソーシャルメディア時代というヤツか。

ウェバーはなんだか妙に朗らかな表情で、しかも写真撮ったらめっちゃカメラ目線になってました。ありがとうウェバー、レースも頑張って……と願ってました、このときは。

アロンソもまだリラックスした表情。

ちょっと後ろ姿になっちゃいましたがライコネン。彼はペットボトル片手にだらーんと座って、一番リラックスしてるように見えました。さすがだぜ……。

そして鈴鹿ラストラン(通算2度目)のミハエル。やっぱり晴れやかな表情してました。

そしてパレードの殿はザウバーの2人。こちらはペレス。

ちなみに可夢偉の写真撮ってないんですが、それは拍手と声援を送るのに手一杯で写真どころでは無かったためです。ただ、去年に続き今年も可夢偉は2コーナーの応援席の前でクルマを下りて、観客席間近まで行って声援に応えてましたね。この時の2コーナーの声援ときたら、それはもうすごかった。

ドライバーズパレード終了後、これまた去年と同様にコースマーシャルの皆さんが挨拶してました。1コーナーではハロウィンの扮装で登場、しかしよく見ると風で帽子が飛ばされ慌てるマーシャルさんが微笑ましい感じです。

スタート前

スタート時刻30分前になると、ピット出入り口がオープンになり各マシンがコースイン。このあとホームストレートのダミーグリッドに着く形になりますが、すぐにダミーグリッドに並ばなくてはならないワケでもないため、各マシンコースイン ⇒ ピット ⇒ コースインてな感じで2~3周してシステムチェックしてから並ぶ感じです。

にしてもF1マシンの加速ってやはり凄まじくてですね、ピットロードから出てきたばかりのマシンを撮ろうとしてもかなり速いもんだからなかなかちゃんと映りません。いやまぁ私が下手なのは間違い無いんですがそれにしてもね。

コースインする可夢偉のマシン。この時は頼むからスタート決まってくれ~と祈るような気持ちでした。

そしてミハエルのメルセデスW03。まだ最終戦までは現役レーサーですが、引退を発表したこのレースでなにを思うのか。

そして一番まともにピントが合ったマシンがグロージャンロータスだったよ!

このあと各車ダミーグリッドに並び、いよいよレーススタートは間近です。……続く。

F1[12]日本GP 決勝