先日、不調に見舞われていたメインPCの電源を交換したところ、見事復活してくれて気を良くした私。その後調子に乗ってキーボードも新調してみました。ていうか、Amazonでたまたま見つけたキーボードが気に入ってしまったのでつい買ってしまったのですが。
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FILCO MajestouchBLACK USB&PS2両対応 日本語108キー・前面印刷・かな印字なし Nキーロールオーバー対応 独CherryMX茶軸スイッチメカニカルキーボード ブラック FKBN108M/NFB2 |
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購入したのはFILCOのMajestouch BLACK FKBN108M/NFB2というモデル。今までは4年半くらいEnermaxのパンタグラフ式キーボードを使っていたんですが、ちょっとメカニカルキーボードに興味が湧いていたというのもありまして。んで、メカニカルキーボードで良く出回っている製品と言えば、このMajestouchシリーズ。
メカニカルキーボード以外にも、東プレのRealforceや東プレのOEM製品であるHappy Hacking Keyboardで採用されている静電容量無接点キーボードってのもあるんですが、量販店の店頭で両方を打ち比べてみると個人的にはMajestouchの方が好みで。MajestouchはドイツのCherryというブランドのキースイッチを採用しており、一見同じに見えるモデルの中でもさらに「茶軸」「黒軸」「青軸」「赤軸」の4種類が存在します。それぞれでキーの押し心地が違うんですが、今回購入したのは茶軸。
この茶軸、キーを押すときの重みがなんとも心地よく、軽すぎず重すぎずって感じがステキ。なんだか吸い込まれるようにシャッキリポンとタイピングできます。この辺の好みは個人差があると思うので、実際に店頭なんかで触ってみるコトをお勧めしますけども。キーの重さはたぶん「黒→赤→茶→青」の順で軽くなっていきます。
んで、このキータッチの良さと、あとこのMajestouch BLACKというモデルのデザインがなんとも中二心をくすぐる良いデザインだなぁと思い、つい買ってしまった次第。私おっさんですけど。
色が黒い
まずこのキーボードの色が良いですね。「Majestouch BLACK」というその名の通り、真っ黒。中二病の好きな色といえば黒です。漆黒暗黒黒魔術黒ミサ黒歴史ダークフレイムマスター。闇の炎に抱かれて消えろ。オタクも黒が大好きとよく言われますがそれはさておき。
それ言ったら前に使ってたEnermaxのキーボードも真っ黒なんですが細けえこたぁいいんだよ。
キートップに文字が書かれていない
このモデルの大きな特徴として、キートップに文字がありません。これがより黒さを強調しているのですが、一見すると無刻印キーボードのようにも見えます。タッチタイピングが完璧にできる人のみが使える、文字が一切刻印されていないなんかすげー玄人向けっぽく見えるアレ。
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PFU Happy Hacking Keyboard Professional2 墨/無刻印 英語配列 USBキーボード 静電容量無接点 UNIX配列 WINDOWS/MAC両対応 ブラック PD-KB400BN |
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でもこのモデルの場合、実はキーの手前側に文字が刻印されています。
この方が長年使ってるウチに文字が擦れてしまうコトもないし、上から見ると無刻印キーボードっぽく見えるという一石二鳥のデザインとなっております。無刻印キーボードの玄人っぽさに痺れる憧れるゥけどタッチタイピングなんてようやらんわという背伸びしてカッコつけたい人（つまり私ですが）にはうってつけ。
打鍵音が大きい
これはメカニカルキーボード全般に言えるコトですけど、キーを打ったときのカチャカチャ音が結構大きいです。FILCOの茶軸はキータッチが軽めなせいもあるのか知りませんけど、メカニカルキーボードの中でも特に大きい部類かも。あまりキーボード打っているときに音を立てたくないという人には不向きなんですが、逆に言うと「カチャカチャ……ッターン！」をやりたくて仕方ない人にはこれ以上無い一品であると言えます。
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これがまた、小気味よくタイピングできるもんだから、意識しなくても「カチャカチャ……ッターン！」ってやっちゃうんですよ。恐ろしいですよコレ。私の場合、どうせ自室で使うモノなのでどんだけ音がうるさくても構いませんし。
そのほか
あと、私の場合実用上のメリットとして、キーボード自体が結構コンパクトというのもあります。Enermaxのキーボードはパームレストまで一体化したようなかなり大きいデザインだったんですが、私のパソコンデスクの上は着々といろんなモノ（ほぼねんどろいどばかりという説も有り）が場所を取るようになってきてしまっており、キーボードの取るスペースを小さくしたかったんですよね。Majestouchはテンキー付きでもかなりコンパクトなのがグッド（テンキーレスモデルも有り）。それでいて、重さは結構あるので入力中にキーボードの位置がずれたりするようなこともありません。
キーボードの大きさで言えば、上にリンク張ったHappy Hacking Keyboardが一番小さいんですが、これテンキーレスしか無いのがネック。個人的にはテンキー欲しい派なので。
値段的にもほぼ1万円ジャストで買えるので、比較的手を出しやすいかなと。静電容量無接点式だとどうしても2万円近くになっちゃいますので……。Majestouchはチャタリング（1回のキー入力が複数回押したものと見なされてしまうこと）が起きやすいって噂もあるんですが、それは結構古いモデルの話かなぁと思ってます。まぁ、もしあっさりとチャタリングが出まくるようになってしまったら東プレのキーボード検討しましょうか……。
