大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

浜松ドライブ ~リステル浜名湖と浜松ジオラマファクトリーのガルパン展示

※画像多めです

A180がやってきてからまだ一度もロングドライブに行ってなかったので、ちょっとどこか出かけようかなぁと思っていたところ、知り合いの荒川茂樹氏(仮名、東京在住)が「どうです、ドライブでもしませんか。Aクラスで」と言いながら愛知までやってきたので、フラフラと浜松の方まで出かけてみました。……一番安いモデルとはいえ、クルマがメルセデスになっても安定した女っ気の無さは我ながら大したもんだと思います。

リステル浜名湖

まず足を運んだのが ホテルリステル浜名湖

……って名前を聞いただけでピンときちゃった方は昭和世代ですね。このホテル、見た目これといった特徴の無い湖畔のホテルなんですが、一昔前のいろんなドラマのロケ地になっており、私がこのホテルの存在を認知したのは宇宙刑事ギャバン 18話「乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城」で登場していたからです。ホテルの名前がナレーションで読み上げられたり、ホテルのロゴが大写しになるなど非常にわかりやすいタイアップとなっております。

浜松行くならついでに寄ってみようと思い来たのですが、ギャバン放映当時と変わらない建物が残っててビックリ。建物ごと無くなってても不思議じゃなさそうだったので。これも一種の「聖地巡礼」になるんですかね?

あと有名どこで言うと、西部警察 PART-Ⅱ 11話「大激闘!!浜名湖決戦」にも登場しております。せっかくなのでレストランかカフェでもあれば休憩していこうと思ったんですが、営業時間外でした。残念。ちなみに、以前中日新聞で記事になっていた、四式中戦車チトが沈んでいると言われているポイントはこのホテルのすぐ近くだそうな。

浜松ジオラマファクトリー

その後やってきたのがザザシティ浜松内にある 浜松ジオラマファクトリー。いやなんかTwitter奇妙な青さんにここでガルパンの模型展示やってるって聞いてついつい……。荒川氏も 正月にガルパン見せて以来、お気に入りになっている模様だし。元々彼はドイツの科学力と戦車が大好きな人間です。

こちら、展示品の撮影は「禁止」と書かれているモノ以外はOKとのコトで、ガルパン関係の展示は全てOKとなっていました。まずはガルパン関係の展示を見る前に常設展示されている作品を見て回ったのですが、日常の風景を切り取ったようなものからウルトラQカネゴンやらガンダムやらエヴァやら宇宙戦艦ヤマトやら、ジャンル的になんでもアリな状態になっておりました。

中でもスゴイなと思ったのはコレ↓とか。

1/12のホンダRA273のプラモを完成させて喜ぶ少年をモチーフとした作品なんですが、1/12のプラモがミニチュアモデルとして再現されているというややこしい状況なので、すんごく細かく作り込まれているんですねコレ。こういう「模型を模型にする」みたいなメタな作品、こち亀でもなんかそういう話があったよなぁ。

エヴァを題材にしたジオラマでは量産型エヴァと対峙する初号機というシチュエーションのものがあったんですが、実際にはアニメで無かったシーンをこうして臨場感たっぷりに表現できるのはスゴイ。

ガンダムジオラマで印象的だったのはコレ↓。どうやってバランス取ってるんだろ……。

そしてそれをなぜかSDガンダムでも作ってるのが面白かったです。

ミニ・ガールズ&パンツァー展

そしてガルパン展示なんですが、「ミニ」と言いつつも模型の点数としては結構なボリュームがあったような。なのでかいつまんで。

まずコーナーの最初展示してあるのが「ドラゴンワゴン」という時点でしてやられた感じ。あの喫茶店でケーキ運んできたヤツですね。

作中に登場する戦車はほぼ揃っていたんじゃないかと思うんですが(戦車に疎いから自信ないけど)、無かったとしたら自衛隊の10式くらい?大洗女子学園の中でお気に入りと言えば、カバさんチームのⅢ号突撃砲。ちゃんとあのカラーリングや幟が再現されているところがステキ。

Ⅳ号戦車は作品初期の状態が一番好きかも。なにげに、後ろに展示してあるホウキで戦車に立ち向かう女性のミニチュアが気になったりもします。ガルパン仕様の模型と、同型の戦車を用いたジオラマが一緒に展示してあるんですね。

あと、こちら↓はプラウダ高校T-34/76なんですが、この雪の中を走った後のような履帯の表現がすごい。どれだけの手間掛かってるんですかねコレ。

こちら↓は黒森峰仕様では無いんですが、左に居るのがティーガーⅠですかね。でかい。これも泥の表現とかすごくリアル。

模型も戦車もあんまり興味無いハズなんですが、こうしてモノを見ると唸らされますね。これらの模型やジオラマが持つ表現力たるや、ある意味本物以上にリアルと言ってもいいかも知れません。常設展示ともども、一見の価値はありますよ。ちなみに、「ミニ・ガールズ&パンツァー展」は4月12日(金)までとのこと。

ちなみに、この展示についてググってみたら中日新聞にも紹介されていたみたいで。

浜松ジオラマファクトリーは昨年三月に開設し、九月に常設化。浜松市在住の「情景作家」山田卓司さん(53)の作品を中心に紹介し、タミヤバンダイなど静岡県に世界的メーカーが集まる模型の魅力を発信している。ただ、最近は来場者数が低迷気味。開設一周年を記念し、客足回復の起爆剤として指名したのがガルパンだった。

via: 中日新聞:異色のアニメ プラモ展盛況 浜松ジオラマファクトリー:静岡(CHUNICHI Web)

模型業界がガルパンに寄せる期待はものすごく大きいのかも知れない……。確かに、私もガルパンの話を聞いて足を運んでみたワケですしねぇ。ただ、ここから定常的に客足を増やそうと思ったら、継続的に話題性のある企画を練る必要があるのかもですね。ガルパンばかりに頼るワケにもいかないだろうし。

浜松名物

ジオラマファクトリーを堪能したあとは、ついうなぎが食べたくなって 中川屋というお店へ。周辺の店舗を検索してなんとなく良さげだったため。

ここでは「うなぎとろろ茶漬」というのがオススメらしかったので、それを注文。基本的にはひつまぶしと同じようなものなんですけど、最後の一杯はとろろとだしをかけて食べるのね。

これが大変美味くてですね、非常に満足でした。そういや静岡って自然薯の産地でもありますしね。そりゃ美味いよね。

そして帰り道は敢えて新東名の浜松浜北ICから高速に乗り、ついでに浜松のSAに立ち寄り。挙げ句、さっきうなぎを食ったばっか(荒川氏は上鰻重を食っていた)にも関わらず、餃子を食ったりして。浜松名物だし。いや宇都宮と毎年激しい争いを繰り広げているようなので、多少なりとも年間消費量に貢献できないものかと……いやただ単に食い意地が張っているだけです申し訳ありません。

ちなみにその後食い過ぎで苦しかったりしたのは秘密。ちょっと食べ物に贅沢しすぎました。

そんなこんなで

帰りは東名合流のポイントから結構長いこと渋滞に巻き込まれたりしたんですが、桜がちょうど見頃だったし出かけてる人が多かったのかなぁ。

A180で高速巡航するのは初めてだったんですが、非常に快適でした。高速の安定性が抜群で、かつ7速ギヤのおかげで回転数も低くキープできるので余力ある状態ですいすいスピード出せちゃう。クラウンよりラクかもしれん。クルーズコントロールも1km/h単位で速度設定できるのという芸の細かさ。

今日は雨にも見舞われたんですが、このクルマって間欠ワイパーも車速と雨滴センサーかなんかで作動感覚を自動調整してくれるんですね。このクラスのクルマにもこんな装備が付いてるとは知らなかった。ウインカーとワイパーが1本のレバーにまとまっているのは、まだちょっと慣れないところもありますが……。

さて、次はどこにドライブ行こうか。