大須は萌えているか?

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2度目の大洗ツアー その2 ~目標は「さふらわあ」だ!

※画像多め。この記事は「2度目の大洗ツアー その1 ~特別住民票で初めて知ったコト」の続きです。

肴屋本店前まで出てきたところで、再び「街なかかくれんぼ」のキャラクターが密集するエリアをぶらぶら歩いて行きます。前回ちゃんと写真に撮らなかったキャラもいるしね。よく見ると、声優さんのサインが入ったパネルも結構あったりします。こちらは「鳥孝」の磯辺典子。

そこからまっすぐ進み福本楼の前を通り過ぎ、

自動車部のナカジマが居るパン屋さん「ブリアン」まで来たところで、同行の荒川氏がおもむろに店内へ。

そして「ガルパン」を購入。値札の記述によるとポルシェティーガーらしい。よく見ると横に大洗女子学園の校章も入ってますね。コロッケにソーセージに焼きそばという油モノ3点をまとめた非常に濃い一品。

そして対グロリアーナ練習試合決着の場所、若見屋交差点。この角にある「八百萬商店」、良い味出してる店ですね。

三突が身を潜めていた「金子屋薬局」(作中では「兼子屋薬局」)まで来てみたら、前回は見かけなかった真田家の家紋の幟が……。素晴らしい。

しかしよく考えてみると薬局に六文銭(三途の川の渡り賃)ってのもなかなかシュールですね。こうなったらあとは新撰組と「レオパルドD」と「ユンカース黄帝液」の幟も用意するしかありますまい。

すぐ近くにあるお好み焼き屋「道」に居る一年生チームの大野あや、前回来たときは店の中に仕舞われていたんですが、今回は表に出てくれてました。これもサイン入り。しかしこの時もお店は開いてなかったりして。いったいいつ営業しているのか。

そして酒井屋(作中でいう「六壱屋」)で前回食べてなかった「おばあのおはぎ」を買おうと思ったんですが、

まさかの売り切れ。しかも「Sold out」って書いてあるところがイカス。おばあって意外とハイカラ?

酒井屋のさらに先にある三村時計店のパゾ美やら小沼酒店のスズキを撮りつつ、ぐるっと回って旅館「大勘荘」へ。

一番見つけにくいコトで定評のある丸山紗希を発見。

ここで同行の荒川氏がトイレを借りに行ったため(我慢できなかったらしい)、表で待ってたら勝手口の真ん前に結構大きな犬が寝そべっているのに気づきました。

宿のおばちゃんに「おとなしい犬ですねぇ」と言ったら、「これウチの犬じゃないんだわ」と。……はい?

なんでもこの犬、近所の別の家で飼ってる犬らしいんですけど、いつも日中はここに来てこうして寝そべっているんだとか。そしてこの大勘荘でも飼ってる犬が居るものの、この犬を怖がってしまっているそうで……大洗は犬もフリーダムだな……。ちなみに夕方にはちゃんと本来の家(?)に帰って行くんだそうです。

その後中に飾ってある戦車なんかも見物させてもらいました。

宿泊するワケでもないのに、トイレ借りた上に犬の話を聞いたりこうして中を見物させていただいたりと、快く応じていただきありがとうございました。

そしてもうすこし足を伸ばしてカットアイの秋山淳五郎とラーメン屋さん藤乃屋のぴよたんを撮り、一息つくために大洗まいわい市場へと。

ちなみに、まいわい市場にも「くまモン」が居ます。こいつどこまで出しゃばる気だ。

まいわい市場ではついカッとなって、菓子パンの「レオポン」と、

「うざぎさん」を購入。目力がスゲエ。

パンを食べたあと、前回に続き「大洗マリンタワー」に登りました。

なぜかというと、港にフェリー「さんふらわあ」が入港しており、タワーの上から見てみたくなったから。

いやね、私も荒川氏も『機動警察パトレイバー』が好きでしてね、初期OVAシリーズの第6話「二課の一番長い日 後編」の中で自衛隊の反乱分子を率い首都制圧を企てた甲斐冽輝が苫小牧にて2隻のフェリーをジャックし、片方の船には在日米軍から強奪した核弾頭付きの弾道ミサイルを備え付け、東京を目指し南下しつつ政府に対し無茶苦茶な要求を突きつけるというくだりがありましてね、その核弾頭を装備していたフェリーが「さふらわあ」というんです。なので「さんふらわあ」なんて名前を聞くとなんかこう心躍るモノがありましてですね、タワーの展望台からフェリーを見下ろしつつ2人して「目標は『さふらわあ』だ!」(攻撃目標を指示する後藤隊長のセリフ)などと言ったりしてですね、最初にパトレイバーを見た日からずいぶん長い年月が経っておるにも関わらずこの己の精神性の変わらなさはなんなのだと苦笑せざるを得ないワケです。

パトレイバーを初めて見てここ(大洗)まで来るのに20年。生きてりゃもう一回ぐらい来られるさ。

……なぜガルパンの聖地に来てパトレイバーの話をしているのでしょうか。ましてや初期OVAで監督を務めた押井守ガルパンに批判的な立場です。ていうか押井監督はパトレイバーでも「一番感情移入できるのは後藤」と言い放ち劇場版『パトレイバー2』では本来の主役であるハズの野明や遊馬そっちのけで中年のおっさんおばさんをメインに描いた人なので、ガルパンのような作品にはあまり理解を示さないのはわかりますしそれでこそ押井守であると思うワケですが、しかしリアルな戦争とリアルな兵器を切り離して萌えと悪魔合体させたところにガルパンの妙味があるワケでして、こうした試みというのもこれはこれで評価されるべきだと思うワケです。

つまりどういうコトかというと「おせちもいいけどカレーもね」という話です。

自分で何言ってるのかよくわかんなくなってきたので続きます。