すっかり毎年恒例となっている2ch家庭用ゲーム板の2013年据え置きゲーム機のクソゲーオブザイヤー(KOTY)に、PS3のダウンロードタイトル『ビビッドレッド・オペレーション -Hyper Intimate Power-』(略してHIP)が選ばれたようで。
ブログのネタにしようかと思いつつ書きそびれていたのですが、実のところ私このゲーム買っておりまして。しかも配信期間限定版の『ビビっとテンコ盛りパック』を。8,000円で。自分で買ったゲームがKOTYに選ばれるのは初めて。……これって喜ぶべきところ?
ゲームとしてやってみた限り、なんといいますかWikiに書かれている評価は非常に妥当であると言わざるを得ない出来であり、私自身2時間くらいプレイしただけで放り投げてしまいました。とにかくやっててストレスのたまるゲームなんですよね……。
ただですね、実際ゲームをプレイしたあと、そこはかとないカネをドブに捨てた感はあったものの、「まぁこんなもんだよなぁ」とも思ったんですよ。なんとなくアレげな雰囲気は感じつつも、ファンアイテムとして買ったというのもあったので。
まー古来から「キャラゲーに良ゲー無し」とも言いますし。アニメ原作ゲームって割と残念な出来のものが多いじゃないですか。2008年のKOTY大賞に選ばれた『メジャーWii パーフェクトクローザー』なんかもそうですけど。
それに加え、ビビオペの場合は『HIP』に先行して、『あかねとマヨっとオペレーション!』というミニゲームが300円で配信されているワケですよ。これ買った人は『HIP』を500円引きで買えるという特典もあったんですけど。で、これを試しに買ってみたら、かなりヤバいゲームだったワケですよ。これはブログに書きましたけど。
PS3『ビビッドレッド・オペレーション あかねとマヨっとオペレーション!』がスゴイ - 大須は萌えているか?
いくら300円とはいえ、このゲーム性の無さはちょっとヤバい(KOTYでは「ゲー無」と評されている ⇒ビビッドレッド・オペレーション あかねとマヨっとオペレーション! - クソゲーオブザイヤーWiki)。ここから『HIP』の出来を想像するに、かなりの地雷臭しかしないワケです。それでも敢えて「HIP」を買ったのは、どっちかっつーと限定版の特典見たさという側面がかなり強く、そして特典に含まれている『ビビッドレッド・ラジオペレーション特別編』にゲスト出演しているりえしょん(あおいちゃんの中の人)のテンションが期待に違わぬモノだったため、そちらで概ね満足できちゃったりしたワケです。
もちろん、だからといって『HIP』のクソゲーさ加減はまったく揺るがないワケですが、『マヨっとオペレーション!』をプレイした時から「これきっとクソゲーだよね」という予感というか確信が確かにあり、そしてそれが「ああやっぱりクソゲーだった」という話なのです。某ジョジョゲーのように、事前後悔公開されたムービーだけ見ると超絶面白そうだったけどフタを開けてみたらガッカリというパターンでは無い分、「ぼったくられた」感はそこまで強くなかったというか(多少はあったけどさ)。
しかしまー、改めてキャラゲーにゲームとしてのガチな面白さを求めてはいけない、という思いを強くしたというのはあります。それはどちらかというと某ジョジョゲーのせいでもあるんですけど。たまーに面白いのはあるんですけどね?