最近買ったアニメBDその3、翠星のガルガンティアOVA後編。
買ってから1ヶ月以上経ってるんで、もはや「最近」と言って良いのか怪しいレベルですが、そういや感想書いてなかったので。ちなみに前編観たときの記事は以下です。
『翠星のガルガンティア』OVA 前編を観てみた - 大須は萌えているか?
前半がかなり思わせぶりな終わり方をしたので、後半どうなるか気になっていたんですが……この後半も、本来であればこの後さらに製作されるハズだった続編テレビシリーズを多分に意識した作りになっており、見終わったあともなんだかすごい消化不良感あります。なんで続編アニメポシャっちゃったんですかねぇ……。
一応、続編アニメで描かれるハズだったストーリーは小説として発売されるようですが、ガルガンティアはやはりそのこだわり抜かれたビジュアルとセット、という印象が強いので、小説となるとどうなんだろう……うーん。
翠星のガルガンティア 続編小説 上(仮) | |
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KADOKAWA/エンターブレイン |
ちなみにコレ、Kindle版は出ないのかなぁ。
それはさておき、OVA後半ではリーマの正体が明らかになるワケですが……このコ、13歳にしてずいぶんと大変な人生を送ってきたようですが、外見はなんか育ちの良さそうな可愛らしいコなんですよね。後半では険しい表情を見せるシーンが多くはなりますが、なんか外見と内面がマッチしてない違和感がありました。
他のアニメなら気にならないレベルかも知れないんですが、ビジュアルの表現にこだわってるガルガンティアだからこそ気になっちゃったのかもしれません。スタッフコメンタリーによると、当初リーマはマズルと運命を共にするというストーリーだったみたいなんですが、上がってきたキャラデザ見て「殺すのやめた」そうで。それはなんかわかる。
一方でやたら貫禄のある外見をしている「大海賊」ラケージが19歳というのもリーマと逆の意味で違和感バリバリですが、「竜宮城」での扮装は非常にアリでした。ずっとそのままでもいいのよ。
あと印象に残ったのはラストの海戦シーンですね。陸地国家の軍艦のモデルになった艦が気になる程度の艦これ脳です。重巡クラスですかね、アレ。ただ近代の自衛艦というよりは帝国海軍ぽい感じで、こうした時代を超越したテクノロジーのごった煮感というのもガルガンティア世界の面白さのひとつですね。
最後にリーマが死ぬでもなく、レドたちの元に戻るわけでも無いラストは続編への引きとしては非常に良かったと思うのですが、その続編がアニメでは無いというのがホントに残念。テレビシリーズからBDマラソン完走したのになぁ……。小説が結構売れたら、テレビシリーズの話が再浮上したりするコトありますかね?やっぱガルガンティアはアニメでこそ楽しみたいのです。
翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 後編 [Blu-ray] | |
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