大須は萌えているか?

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お多賀さんに行ってきた話

年末年始は自分が何をしていたのか思い出せない程に家でゴロゴロしていたのですが、休み明け直前に少しだけ足を伸ばして滋賀県多賀大社まで行ってみました。実は今まで行ったコト無かったりして……。

多賀大社伊邪那岐命イザナギノミコト)と伊邪那美命イザナミノミコト)を祀る神社で、この2人は日本で最初の夫婦であり、国産み・神産みの伝承を持つヤバイ級の神。古事記にもそう書かれている(比喩抜き)。それゆえ縁結びや厄除けの神としても知られるワケですが、別に彼女欲しいとか厄年だとかそういう理由で来たワケでは無いので誤解の無きようお願いいたします。あ、でも彼女は大歓迎です。

出掛けたのが三が日明けの4日、平日なんでボチボチ空いてるやろと思ったら駐車場まで2kmの渋滞でした。まったく甘く見ていた。なんとかクルマを駐めて入り口まで行ってみると、「スリに注意」という看板がデカデカと置かれており、まー実際スリとか多いんやろなぁと思いつつも若干風情に欠けますねこういうの。

入り口正面にある石橋は「太閤橋」とも呼ばれ、豊臣秀吉が寄進した一万石の米によって築造されたとか。

ただし「危険」の札と共に封鎖されており、人は渡れません。ううむ。

江戸幕府からも手厚い庇護を受けていたと言われ、拝殿もかなり立派。いやなんて言うか、普通に「かっこいい」と思ってしまいました。

拝殿の横には能舞台が。なんか近江の神社って沙沙貴神社や日牟禮八幡含め立派な能舞台があるイメージが強いんですけど、なんなんだろ。ただ、あとで写真確認してみたらすげーハレーション起こしててやや残念(なおiPhoneで撮りました)。

おみくじも引いてみたんですが結果は末吉。「今年一年は耐えろ」みたいなコトが書いてありました。地元の神社で引いたおみくじも末吉だったので、もはやこれは逃れられない運命のようです。末吉なりに今年一年、なんとか乗り切りたいと思います。

ついでなので、式内社である日向神社にも寄ってみました。こちらは瓊瓊杵尊ニニギノミコト)を祀る社。……誰もいませんでしたけど。

この日向神社のすぐそばにある旅館が古びてて良い味出してたんですけどね、写真撮るの忘れた。あと、多賀大社のお土産といえば糸切り餅が定番ですが、アレ個人的にあんまし美味いとも思わないんですよねー……。それでも、糸切り餅の本家を謳う「多賀や」の前は大行列で、赤福同様こういう定番商品は強いなぁ。

多賀大社周辺でメシ食うのもアリだったんですが、近辺の飲食店はどこも混雑してそうだったので、帰りしな養老SAでカツ鍋定食食べました。名神高速開業50周年記念、開業当時のメニューを再現したという一品なんですが、ホント?