そんなワケで、連休を利用して3泊4日のドライブに行ってきました。どこに行こうか結構ギリギリまで悩んでたんですけど、最近は立て続けに大洗に行ったりするなど東の方によく行っていたので、今回は西に行くコトにしました。考えてみたら、去年の夏も関東方面へのドライブだったしね。
最初は九州まで行こうかとも思ったんですが、クルマで九州まで行くのは少々しんどい・最近出費がかさんでいるので飛行機とかレンタカー使って行くのも(予算的な意味で)辛い、という点を考慮しまして、本州内にとどめるコトに。九州も福岡・佐賀は去年行ってるので、行くなら長崎とか熊本行きたいんですよねー。学生の頃行って以来なので。それはまたいずれ。
後楽園(岡山)
家を出たのは連休初日の朝6時前くらいだったんですが、案の定というべきか関西方面に向かう高速道路はすでに渋滞が始まっていました。大阪の吹田JCTや阪神高速もイカす混みっぷり。兵庫県内で一度高速降りて下道を走ってみたんですけど、下は下で混んでました。ううむ。
あと、ホントは明石海峡大橋の写真を撮ってみたかったというのもあったんですけど、かなり混雑してそうだったので断念。ていうか、橋のすぐ近くに海水浴場があるなんて知らなかったんや……。もっと涼しい季節に来るべきですね、ここは。
んで、結局高速に乗り直してたどり着いたのは後楽園。「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」の後楽園ではなく、日本三名園のひとつとされる岡山後楽園です。
なんでここに来たかとゆーと、この日は岡山在住の知り合いである山崎ひろみ氏(仮名)のところに寄って近くのビジネスホテルで一泊する予定だったんですが、中途半端に早い時間だったため適当に観光できそうな場所というコトで立ち寄った次第。
元々は岡山藩主であった池田綱政が造営を命じて1700年に完成したという庭園ですが、戦災で焼失するなどして戦後復元されたのが今の状態なんだとか。確かに妙に新しい感じがするなぁとは思った。ただ雰囲気は良い場所でしたよ。カモの親子も愛嬌あったし。
戦災を免れた建物もあって、石橋の向こうにある「廉池軒」なんかはそのひとつ。
あとこれ前にもどっかで見たコトあるよーな気がするんですけど、こういうクランク状になってる橋ってどういう意図でそうしているんでんすかね?
それにしてもこの日は特に日差しがキツく、走行中にクルマの外気温計が40.5度を記録するなど凄まじい暑さで。実のところ、この日差しを遮るモノがほとんど無い庭園を散策するのは結構大変でした。歩いてるだけなのに汗が止まらない……。
吉備津神社
後楽園のあと、ついでに寄ってみたのが備中国一宮である吉備津神社。広島県福山にある備後一宮も吉備津神社といい、今回立ち寄った吉備津神社の近くにある備前国一宮は吉備津彦神社という名前になっており、私のようになんとなく立ち寄った程度の観光客は混乱するコト必至。
いずれの神社も吉備津彦命を主祭神としているのでそういう名前になっているワケですが、その吉備津彦信仰の総本社になっているのがこの備中国の吉備津神社。「総社(そうじゃ)」などと呼ばれているみたいです。拝殿と本殿がくっついてる形になっており、国宝指定されていたりもします。
この神社で一番面白かったのは天正年間に造られたという回廊。
ここの左右両サイドに小学生が作ったと思われる灯籠が飾ってあったんですが、結構書いてある内容がユニークで。「焼きそば大盛」とか。そのとき食べたいものをそのまま書いたんですかね。
「はなび」ってのもあったんですが、隣の面に描いてあるイラストが単なる花火に留まらない何かを想像させます。
そしてどこかで見たような電気ねずみのイラストと共に書かれた「世界征服」。ポ○モンをそんな物騒な目的のために使役してはいけないと思うよ。
最後に「日」とだけ書かれたこの灯籠のイラスト……非常にシンプルな線ですが、これはガチャ○ン……?
夏祭り
その後日没が近くなった頃に山崎氏と合流し、少し離れたところでやっているという夏祭りを見物したりして。この辺は空が広くて良い。
ここでもなにやら沢山の灯籠が道に並べられてました。
川に流したりはしないんですかね。……ていうか、こんだけの灯籠を流せるだけの大きい川が無いのか。
あとは出店で適当に食べ物をつまみ、その後飲み屋で「俺妹のメインヒロインは黒猫」などという暴言を吐いた山崎氏に対しラブリーマイエンジェルあやせたんの魅力について語るなどして過ごしました。途中からはこれまた岡山在住の松井孝弘氏(仮名)も合流し、ついつい話が盛り上がり結構いい時間まで飲んでしまったりして。翌日も早朝から出発しようというに、何をしているんですか私は。
……続く。