大須は萌えているか?

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今年はスーパーフォーミュラもチェックしてみようか

今日って鈴鹿スーパーフォーミュラ(以下SF)の開幕戦があったじゃないですか。私は専らF1ばっか観ている人間なので、SFはあんましマメにチェックしてなかったんですけど、今年はあのF1デビュー戦入賞男・ストフェル・バンドーンが参戦するっていうじゃないですか。

なので、たまにはちょいとSFのレース観に鈴鹿行ってみようかなぁ、なんて思ってたんですよ。……寝坊して行きそびれたんですけどね?しかしレースの内容は気になったので、解約していたJ-SPORTSを再契約して、BSで決勝レースを視聴してました。

改めてSFに参戦しているドライバーの顔ぶれを見ると、元F1ドライバーとして中嶋一貴小林可夢偉ナレイン・カーティケヤンル・マン3勝男アンドレ・ロッテラー(てか彼もF1経験者ですね)、そこにバンドーンが加わるという、F1好きも知ってる名前がたくさん居るのは結構スゴいですね。

そういや、昨年初チャンピオンに輝いた石浦宏明は昔富士スピードウェイのイベントで遭遇したコトあるんですよね(⇒ トヨタのモータースポーツフェスに行ってみた その2)。その後国内トップフォーミュラのチャンピオンになるとは思いもせず。

そんなワケで、なかなかの役者が顔を揃えている今年のSFはなかなか面白いのかも……と思ったりはしてます。

ただ、開幕戦はポールポジションからスタートした山本尚貴がぶっちぎりでポールトゥフィニッシュを飾るという、少々面白みに欠ける展開とはなってしまいましたが。

そもそもが予選からスピンが結構相次いだようで、一貴はそれでQ2ノックアウト、石浦イエローフラッグのとばっちりを受けてQ1ノックアウト、好調が伝えられていた可夢偉もQ3のアタックでミスをして8番手止まりと、本来優勝争いをしてそうなドライバーが軒並み予選下位に沈んでしまったというのもあったみたいですね。

今年のSFはフォーミュラニッポン2年目の1997年以降ずっとタイヤを独占供給していたブリヂストンが撤退し、代わりにADVANブランドのヨコハマタイヤが20年ぶりに国内トップフォーミュラにタイヤを供給するコトになったというコトで、各チームともヨコハマの限界ポイントをまだつかみ切れていないというのもあるんでしょうか。

それに、昨年のSFはトヨタ勢が非常に強かったと聞いてましたが、この2016年開幕戦の結果を見ると上位5台中ホンダが4台と、なにやら昨年までの勢力分布とは大きく事情が異なる様子。

注目のバンドーンは予選4番手から決勝3位フィニッシュと、初戦から表彰台に上る上々の滑り出し。F1デビュー戦の時もそうですが、彼落ち着いたドライビングしますねぇ。決勝も3位のポジションをがっちりキープしながらタイヤを温存し、最後2位の国本に対して詰め寄るシーンもありましたし。

やっぱり、こういう世界水準の実力派ドライバーが多く参戦すると俄然興味が湧いてきますね。そういや、昔初めてフォーミュラニッポン鈴鹿に観にいったのも、ラルフ・シューマッハが目当てだったような……(X JAPANのロゴが入ったチーム ル・マンで走って初代Fポンタイトル獲得、翌年F1へ)。

そういや、2位に入った国本の所属チームであるセルモは今年から元ブリヂストンの浜島さんが総監督になったんですよね(⇒ 浜島裕英氏セルモ加入。SGTとSF総監督就任 - AUTOSPORT web)。新しいヨコハマタイヤに対して浜島さんの経験がどう活かされていくのか興味深いところですが、できれば浜島さん、スケジュールの都合が付くようならF1の解説もやっていただきたく……いやさ浜島さんの解説好きなんですよねー……。

ともあれ、せっかくJ-SPORTSも再契約しちゃったコトだし、今年のSFはしばらくウォッチしてみたいと思います。