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立川シネマシティで「極上爆音上映」体験再び&少しだけシン・ゴジラの舞台探訪

正月ボケもまだ抜けきっていない三連休初日に、ちょっと気分転換に映画でも観るかー、と出掛けてきました。東京の立川まで。

無論、シネマシティに行くためです。

無論、ガルパンを極上爆音上映で観るためにです。

ちょうど1年前の成人の日が絡む3連休を使って初めて立川シネマシティへ行った(⇒ 立川シネマシティで「極上爆音上映」のガルパンを味わう)んですが、なぜか1年経った今でも立川ではガルパンの上映が続けられており、「1年越しで同じ劇場で同じ映画を観てみるのも一興ではないか」と思い立ってしまい、こうして足を運んだ次第です。

さすがに1年前と違って上映回数が減らされており(1日1回)、席も一分の隙も無い満席というワケではありませんでしたが、それでも席の7割くらいは埋まっており、その上映期間の長さを加味して考えるとやはり何かがおかしいと思います。時空が歪んでるんじゃないでしょうかこの劇場。

あと、1年前に観たときより音響もパワーアップしているようで、去年観たときは「センシャラウンドファイナル」という5.1ch版だったのが、6月に「センシャラウンドファイナル エクストラ6.1ch」に進化したとのこと。↓リンク先のイメージ図が大変わかりやすいです。

シネマシティ|ニュース:【地味変】6/18(土)より『ガルパン劇場版』【極爆】5.1ch→6.1chにヴァージョンアップします。

で、実際観てみたところ……さすがに1年前に観たときの記憶との比較はできないのですが、音に囲まれている感覚はスゴイですね。細かい音までしっかり聞こえるし。ウサギ子屋でゴモヨがキュウリをかじる音まで明瞭に聞こえるんですよ。なんですかこれは。あとミカの奏でるカンテレの音がすっごくキレイでした。

もちろん砲撃戦での爆音の素晴らしさは言うに及ばず、存分に堪能させていただきました。シネマシティの極爆はホント映画を「観る」んじゃなくて「体験」する感覚ですね。4DXじゃないのに。てか、個人的には4DXよりこっちのが好き。

さすがにこれでガルパン劇場版を映画館で観るのはラストだと思いますが……ラストだよね?

シン・ゴジラの舞台探し

ガルパンを見終えたあとは、天気も良いのでちょっと立川の街を歩いてみます。てか、東京住んでたときでも立川なんてほとんど行ったコト無かったのでアレなんですが、かなり再開発が進んでるんですね、立川って。駅から少し離れた辺りにも真新しい近代的な建物がアレコレ建ってるし、広い道が整然と走っているし。IKEAがあるのいいなー(愛知県も2017年中にできるハズなんですが、割と辺鄙な場所……)。

で、立川といえば『シン・ゴジラ』の舞台にもなった場所なので、ちょいと映画で登場したっぽい場所を探してみるコトに。

まず向かってみたのは、シネマシティの北にあるIKEAのさらに北にある多摩モノレール運営基地。

矢口とカヨコが米国の核攻撃の件で会話するシーンがこの場所みたいなんですが、周辺の道路を歩いてみる限りではどうも通常立ち入り禁止の敷地内で撮影されたみたいですね。

基地北側の道路から写真撮ってみたんですが、たぶん写真中央奥の道路あたりじゃないかな。

そこから少し西に歩き、広い中央分離帯のある県道153号を南下。で、立川市役所のすぐ近くにあるのが立川災害対策本部予備施設。

これはなんというかそのものズバリですね。「内閣府」って書かれたアンテナがイカス。

このすぐ裏手が自衛隊立川駐屯地の滑走路になっており、見た瞬間に建物の屋上で滑走路をバックに矢口と赤坂が会話するシーンが思い起こされますね。

立川駐屯地の西と南をぐるっと囲むように昭和記念公園があり、このだだっ広さも驚くばかり(ここも元は立川飛行場の一部)。なんか住むには良さそうな街ですね、立川。中央特快なら都心部まで40分くらいで行けるし。中央線トラブったら詰むけど。

劇場版 艦これ

……そして再びシネマ2に戻り、『劇場版 艦これ』を観ました。散歩してたのも、ガルパン終わってから艦これの上映が始まるまでに1時間半くらい空き時間ができたからだったりもする。

艦これはテレビアニメ版がイマイチだったし、劇場版は観なくていいかなーと思っていたんですが、立川で極上爆音上映やってるのでせっかくだから観ておくかと。『女の子たちが兵器で戦う映画と言ったらシネマシティ』とシネマシティのWEBページでも言ってるし。砲撃戦でドンパチやる映画と極爆の相性の良さはガルパンでよく分かっておりますし。

で、観た感想としては「結構良かった」です。少なくともテレビアニメ版よりはかなり良い。

もちろん劇場版のクオリティで良く動くってのもありますが、劇場版はあれもこれもと要素を詰め込んで八歩美人的になってないのが良かった。変にコメディ要素を入れずに、劇場版……というか『艦これ』という作品を通して訴求したいテーマに絞って描けていた感じがします。『艦これ』全体の世界観にかなり踏み込んだ内容になってましたしね。あとフフ怖姉さんが妙にカッコ良かった。

しかしながらメチャクチャ面白かったか、と言われるとそこまでは……という感じもあり、そこはアニメ版艦これらしいといえばらしいところ。なんかやっぱりご都合主義的な展開が目立ってね、うん。ただ、極爆で観る(聴く)砲撃戦はさすがの迫力で、そのおかげで映画の印象はグッと良くなった感はあります。大和の46cm砲発射シーン、良かったね……。

あと、入場者特典として吹雪のプレートコースターと赤城のステッカー貰ったんですけど、ステッカーは「Tachikawa de KanColle」と書かれておりシネマシティだけの特典なんですね。

劇場版のサイト見ると、あとユナイテッドシネマ豊洲でもステッカーあるらしい)

昨年はガルパン観たあと水戸で1泊して大洗行ったりしたんですが、今回は日帰り。翌日天気崩れる予報だったし。映画観るためだけに名古屋から東京行くというのも中々に交通費の無駄遣いですが、たまにはこういう無駄遣いも良いでしょう。ここでしか体験できないモノがあるのですし。

最後に一言、

ガルパンはいいぞ