大須は萌えているか?

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アニメな話 2020年冬

前回書いた記事(アニメな話 2019年秋)では「好みの作品がほとんど無い」と言っていた私ですが、今期はなぜか観ているアニメが妙に増えてしまい、他に録画しているテレビ番組やまだ目を通していないKindle本なんかも合わせると、コンテンツを消化する時間が圧倒的に足らなくなっています。どうしてこうなった。今なら数ヶ月くらいぶっ通しで引きこもっても余裕な気がする(?)。

そんなワケで今期観ているアニメ、例によって期待値の高い順です。

映像研には手を出すな!
原作未読ですが、勢いが感じられて良い雰囲気の作品。アニメ製作に関するウンチクもいろいろ出てくるのが面白いですね。4話では制作者のコダワリと納期のせめぎ合いが描かれましたが、ここで強力なプロデューサー気質を発揮する金森氏はホントに高校生なんでしょうか。ちょっと弊社に欲しい人材なのですが。それぞれ違うコダワリポイントを持っているけど、本質的に好きなモノは同じ。侃々諤々の議論をするけど、最終的には落とし所を見つけていける関係って良いですね。理想的な人間関係じゃないでしょうか。
ID: INVADED イド:インヴェイデッド
シリーズ構成・脚本がミステリ作家の舞城王太郎。へーこの人ってアニメもやるんだ……ってすいません考えてみたら舞城王太郎の小説も読んだコトありませんでした。ただ、個々の独立した事件を順に描いている風でありながら、物語全編を通した伏線がバンバン張り巡らされていってるのはさすが本職のミステリ作家がやってるだけのコトはあるなと。殺人犯の深層心理に入り込んで推理するっていう発想も面白いですけど、こういうテーマって字面だとイメージが伝わり辛そうで、非常にアニメ向きな企画でもありますよね。
虚構推理
これも原作未読なんですが、公式サイトには「恋愛×伝奇×ミステリ」とあるので、つまり京極夏彦的な何かなんだろうか、と思っていたら全然違いました。3話まで観た感じだと、どういう方向性に話が転んでいくのかイマイチ掴めない感じではあるんですが、なんとなく続きが気になる作品ではあるので視聴継続。『虚構推理』っていうタイトルは、「怪異」というある種虚構の存在を相手にするところからのネーミングなのかな、と思っていたんですが、ヌシ様のエピソードなんかを見ると文字通り「推理そのものが虚構」っていう意味もあるのかな?
八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ
安定の二期。なお、「タスポニー」は私もこの作品で初めて知りました。
異種族レビュアーズ
昭和の深夜番組のような香りがするアニメ。まさか令和の時代になってこんなアニメ放送するとは思わなかった。製作サイドもある意味炎上上等な感じでやっているような気がしないでもないですが、個人的には深夜アニメにはこれくらいの不謹慎さがあっても良いと思っているので、いいぞもっとやれって感じです。とりあえず重要なのは、人の好みは千差万別であり、蓼食う虫も好き好きであり、イチモツがデカければ良いってもんでも無い、というコトです。しかしなんだ、このアニメ観て風俗に興味持つ人も居るのかな……?(私はこの手のお店行ったコト無いし、これからも多分無いです)
とある科学の超電磁砲T
前作のアニメ『とある科学の超電磁砲S』がもう7年前と知り悶絶しました。初代はもう10年前……10年て……。それだけのブランクを経て新シリーズやるっていうのも驚きですが、ていうか原作マンガもまだしっかり続いてるんだよね(これはコミック集めてたりする)。原作集めつつ期待値低めなのは、アニメ作品としては新しいサプライズは無さそうかなーっていうところが大きいかな。OP曲のfripSideも7年前から変わらないなあ……。
理系が恋に落ちたので証明してみた。
私はコテコテの文系人間なので、理系の人間に対するある種の尊敬の念とコンプレックスが混じり合ったような感情もあったりするのですが、このアニメ観ると「ああ、文系で良かったな」と思ったりもします。なお。今自分がやっている仕事では理系よりのアプローチを求められるコトも多々あるのですが、つい感とフィーリングに頼った仕事をしてしまい、日々ドツボにはまっております。……いや、これは理系文系関係なく、私が適当な性格をしているだけです。

ホントは観る作品もうちょっと削りたいんですけど、これだけ観ちゃってますね。そういや今期は『魔術士オーフェンはぐれ旅』もリバイバルしてますけど、これは1話だけ観て削っちゃったな(あんまり観る作品無かった前期にやってたらたぶん観てた)。今年は大河ドラマも観ようと決めたので、テレビ観ている時間が妙に増えてしまいました。あとNHKの番組けっこうアレコレ観ちゃってるしな……。まあ、退屈しないで済むというのは良いことなんでしょうきっと。