大須は萌えているか?

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天気が良すぎたので金華山を歩いて登ってみた

三連休、ずっと引きこもるという手もあったんですが、日曜日と成人の日があまりにも良い天気だったもんだから、せっかくだからサクッと行けるところに出歩きたいな……と思ってしまい、岐阜の金華山にやってきました。岐阜城のある山ですね。旧名を稲葉山といい、信長が来るまでは城も稲葉山城という名前でありました。

なんでここに来ようと思ったかというと、2年半くらい前にウチのかーちゃんの城巡りの付き添いで岐阜城に来ているんですけど(⇒ 信長の美濃攻めにまつわる城巡り(墨俣/岐阜/小牧))、そのときは天気が雨模様で岐阜城天守からほぼなんも見えなかったんですよね。なので、これだけ良い天気のときならさぞ遠くまで見えるだろうという期待と、せっかくなので金華山を徒歩で登って日課の散歩ノルマをこなそうという一石二鳥のアイディアであります。

クルマは隣接する岐阜公園の駐車場に駐め、そこから一番近い「めい想の小径」という名前のついた登山道へ。なお、前回岐阜城にいったときは当然のようにロープウェーを利用しており、金華山を徒歩で登るのはまったくの初めてです。まあ標高329mの山だし、どうとでもなるやろ。なおこのとき朝9時くらい。

最初は登りやすい道だったものの、すぐにチャートの岩盤が剥き出しになった状態になってきます。ブラタモリで話題になってたヤツだ……。

ところどころに格言の書かれた看板があるんだけど、なんぞコレ。

もう少し登っていくと、丸山という場所に出ました。斎藤道三により稲葉山城が築かれる前は、この山は伊奈波神社の社地となっており、特にこの丸山が重要な場所だったとのこと。江戸時代には家康の手により岐阜城は廃城となり、改めてここに社が築かれていたようです。今はなんか岩がドンと置いてあるだけですが。

そしてこの場所で、登山道が二つに分かれるようです。比較的登りやすいとされる「めい想の小径」と、最短距離になるもののチャレンジングだという「馬の背登山道」。馬の背ってスポーツランドSUGOを連想しがちですが、「老人・幼児には無理です。」 と赤字で大きく書かれた注意書きがただならぬ気配を感じさせますね。

せっかくだから、俺はこの道を選ぶぜ!

そしたらいきなりこんな急坂が。いや坂というよりチャートの崖をよじ登る感じ?

でも小学校低学年くらいの子供連れた親子連れが登っててビビる。しかも子供、登るのめっちゃ速い。子供の体力と運動力は化け物か。むしろお父さん置いてかれてる。

あの注意書きは伊達では無かったようで、その後も数カ所、這いつくばってチャートをよじ登らないといけないような箇所がちらほらと。私はもう完全に息が切れてしまい、途中休み休みでないとしんどいくらいだったんですが、その間にも後方から別の子供たちがみるみる登っていってしまい、「これが若さか……」と感じずにはいられない有様でした。私が体力無いだけとも言う。

途中、土が崩れ落ちてしまっており、木の根を足がかりにしないといけない箇所もちらほらと。それだけ、この道を沢山の人が登ってるってコトなんだろな。

途中バテていた時間も含めて45分ほど、なんとか頂上が見えてまいりました。しんどい。

今回はキレイな青空の下で岐阜城天守を拝むコトができました。

せっかくなので、200円払って天守の中へ。なんか館内で『信長の忍び』のDVDが再生されてて、水瀬いのりのサイン入りポスターまで展示されてた。

そういやこのアニメって観たコトないなあ。原作コミックの評判は悪くないようで、ちょっと読んでみようか?

そして天守最上階からの眺望!

やっぱ晴れてるときに来るとパないわー。濃尾平野は広大だわー。望遠レンズで覗いてみたら、ちゃんと名駅の高層ビル群も見えました。手前に見えてる変なタワーは木曽三川公園のツインアーチ138ですね。

西に目を向けると、伊吹山がよく見える。

南の尾張、西は関ヶ原の方まで一望できるのはスゴイなー。そりゃこんな景色見たら天下布武りたくなる気持ちもわかりますわー。

北東方面に見える立派な山が御嶽。この山容を見ると、信仰を集める山だというのがわかる気がする。

そのもうちょい北側に見えるのが、何度か登りに行った乗鞍ですね。ここから見ると、御嶽のが近いせいか立派に見える。

南西方面に見えるのが航空自衛隊岐阜基地。まそたんが居るところですね。

なお、自分がクルマを止めた駐車場は天守から見るとこんな感じです。

これだけ天気の良いときに岐阜城来たのは初めてなので、思わずテンション上がってしまいました。天守からの眺望の良さという点では、この城は群を抜いてますね。

下山は「めい想の小径」経由で戻ります。馬の背は下りるの怖すぎるし、他のルートだと駐車場から遠いしなあ。ただ、本来の大手道はこことは反対の南側からのルートみたいなので、機会を改めてまた来てみるのも良いかもしれない。なんかハイキングコースも結構整備されているんですね、ここ。

こっちのコースは歩きやすい……とされていますけど、時折結構なチャートの登り坂がありますよ。

自分が下山するタイミングで登ってくる人が結構ぞろぞろ居て、金華山の人気っぷりにちょっと驚いたり。まあ片道1時間前後で登れて、眺望は抜群ですもんねえ。しかし、チャートの岩場はどうもゴツゴツして歩きづらい……。登るときに、足を引っかけやすいという利点もあるにはあるんですけどね。

直線的に急坂を登っていく馬の背に対して、「めい想の小径」は距離はちょっと長め。とは言っても、2km半くらいですけどね。ガチ登山というほどの距離では無いけど、ヌルくも無いという塩梅が人気の秘密なのかもしれんね。

自分が下山したのが11時すぎくらいだったんですが、そのときには岐阜公演の第1・第2駐車場は満車、河川敷にある臨時伊駐車場もかなり埋まっている有様でした。特に天気の良い日は混み合うんだろなー。登山目当てでここに来るなら、なるべく早めの時間のが良さそう。

あとここ、カーナビのルート案内通りに行くと公園駐車場の入り口に辿り着けない(土日祝は県道287号線からの進入路が閉鎖されている模様)場合があるのがやっかい。確実なのは長良橋の南、国道256号から路地に入っていくルートなんですけど、なんにせよ案内看板をよく見ておく必要があります。おわかりいただけるだろうか……。

下山したあと、昼飯をどこで食おうかと考えた結果、ふと思い立って名岐バイパスを辿って愛知県に戻り、CoCo壱番屋西枇杷島店にてカレーを食ったのでした。

なんで西枇杷島かっていうと、ココイチ発祥の店だから。今まで来たコト無かったんですよねー。名古屋からほど近い場所ではあるんだけど、名古屋に近いからこそ滅多なコトでは来ないっていうか……。

まー別にココイチの1号店だからといって何か特別なメニューがあるワケではなく、カレーを食べる分にはふつうのココイチなんですが。建物もリニューアルしており、真新しいし。店舗に「壱番屋記念館」なるものが併設されているのが気になりますが、どうやらコレ事前予約が必要みたい(⇒ 日本一のカレーチェーン「ココイチ」第1号店併設の「壱番屋記念館」はファンなら一度は詣でたいカレーの聖地だ - メシ通 | ホットペッパーグルメ)。

なおウチのクルマ、「ハイメルセデスCoCo壱番屋西枇杷島店に行きたい」は一発で認識しました。お前もココイチ好きだったのか。