そういえば、iPhoneをXから機種変更していたのでした。11 Pro(Maxにあらず)の256GB、ミッドナイトグリーンになります。
9月18日に予約の手続きをして、そこからサクッと22日には自宅に送られてきていたのですが、ちょうどそのとき熱出してぶっ倒れたので、到着後丸一日開封しなかった初めてのiPhoneになります(?)。
Xに大きな不満が無かったもんだから、正直11も見送っても良いのでは……という気すらしていたんですが、レビュー記事でやたらカメラの評判が良かったもんだから、つい釣られてしまった次第。一眼レフもEOS 90Dに買い換えたばっかですけど、換算13mmの超広角レンズは完全に守備範囲外ですし、なんか面白そうだなーと。
使ってみた感じ、カメラの性能は期待通りな感じですね。内部的に補正しているんでしょうけど、それでも超広角だと歪みがちょっと目立つかな?という気はしますが、「そういうもの」と割り切ってしまえば、これはこれでレンズのキャラクターと言えるかと思います。
期待以上だったのはナイトモードで、暗い場所で特になにも意識せずに撮っても明るくクッキリ撮影できるのはステキですね。スマホで写真撮るときって、さっと取り出してあまり深く考えずに撮っちゃうコトが多いので、このユーザーが意識せずともスマホ側でよしなにやってくれる、というのはありがたい。
広角側のレンズが充実してて暗所にも強い、ってある意味フルサイズ一眼の強みとも共通するモノがあるワケでして、そういう意味ではこのiPhone 11 Proと、望遠側に強みがあるAPS-C機の90Dの組み合わせは結果的にすごく良いんじゃなかろうか、と勝手に思ってます。
まー、三眼カメラやナイトモードはAndroidの後追いに過ぎない、っていう説もありますが、Appleはもう完全に「後追い上等」な路線ですよね。ぶっ飛んだ性能のカメラだとか、大容量のメモリだとかっていうスペック競争はAndroid勢に譲って、トータルバランス重視というか。世界初の機能だとか、目ん玉飛び出るようなスペックは無い代わりに、毎世代確実に全体のスペックアップが図られているイメージ。
Xに比べてFace IDの認証スピードもかなり向上しているし、XSより稼働時間が4時間延びたっていうバッテリー容量の増加も地味に嬉しい。Xのときだと、平日丸一日使って家に帰ると30~40%くらいまで残量が減ってましたけど、11 Proだと60%くらい残ってます。頼もしい。
あと、最近のAppleは個人情報の保護に力を入れているコトも積極的にアピールして、「安心して使える」というイメージを作っていこうとしてる感じしますね。iOS 13は特にそうした思想が色濃く出ているなーと。
iOS 13へのアップデートにあたって知っておきたいセキュリティとプライバシーの新機能 | TechCrunch Japan
ただ、リリース間もないのに、立て続けに不具合修正のOSアップデートがかかっているのはちょっとアレだけどね!(直さずに放置されるよりマシだけどさ)
HUAWEIのゴタゴタもあって、米国内では中国スマホの信用がガタ減りしてそうですし、そのタイミングで「Appleは安全」と強調するコトで差別化を図ろうっていうのもあるんでしょうねきっと。それはそれでアリかとは思いますが、iPhoneが世に出たばかりの頃の「革新的」な興奮はもう味わえないのかなーと思うと寂しいところもあり。5G通信の時代になったら、また新しい潮流が生まれたりもするんですかねえ。でも、それはたぶんハードウェアではなくソフトウェア的な何かなんだろうなきっと。
来年のiPhoneは5Gに対応するとも噂されてますが、日本の5Gは2020年にスタート予定で当面は提供エリアも限られるでしょうから、11 Proを2年使ってからの乗り換えでも十分でしょうきっと。
ちなみに、iPhoneにはフィルムを一切貼らない派の私ですが、iPhone Xは2年使った結果、画面中央付近に若干の擦り傷ができてしまってました。その前に使っていた6S Plusはぜんぜん傷が付くことは無かったんですが。11 Proのガラスは今まで以上の頑丈さがウリらしいので、それを信じるコトにしましょう。