大須は萌えているか?

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アニメな話 2019年秋

四半期毎にこのブログに書いてるアニメネタなんですが、今期は個人的に好みな作品がほとんどと言って良いレベルで無いです。ちょっと我ながらビックリしているんですが、私も年を取り過ぎたでしょうか。ただまー、一応観ている作品を挙げておきます。

無限の住人-IMMORTAL-
最初からAmazon Primeビデオオリジナルのタイトルを挙げてしまいすみません。ただホントに、地上波やBSのアニメでコレといったのが無くてですね……。『無限の住人』は原作マンガが全30巻もある有名な作品ですが、そのうち読もうと思って結局読んでないヤツです。でも、作者の沙村広明が「竹易てあし」名義で描いていた短編集はなぜか持っており、これめっちゃ面白くて今でもお気に入りの一冊だったりもします。短編集はギャグが主体ですが、『無限の住人』は非常に血生臭い作品ですね。これは今地上波では放送できんやつかもしれんね。ストーリーは「仇討ちもの」の王道、みたいな感じがしますが、描写と芝居が濃厚で1話1話のカロリーが高い。そして津田健次郎演じるおっさんの主人公が「百人斬り」と言いつつも、べらぼうに強いワケでも無いのが良い。「不死」という設定を「死なない」のではなく「死ねない」という描き方をしている感じがして良い。
アフリカのサラリーマン
登場キャラクターが皆動物の姿ではあるんですが、これアフリカじゃないよね……?それに社畜社畜言ってるけどさ、割とみんなサラリーマン楽しんでる感じするよね……?明日弊社に来てください、本物の社畜というものをお見せしますよ……って底辺自慢している場合でもないか。しかし、メインの3人のCVが大塚明夫津田健次郎下野紘という、どういう方面にアピールしたいのかよくわからない(しかも大塚明夫がEDテーマ曲まで歌っている)辺りが変にツボってしまい、なんか観てしまっています。
真・中華一番!
これ、昔原作マンガ好きで読んでた記憶あるんで、ついアニメも観ちゃってるんですが、そもそもなんで今アニメ化したんだ……?

あとは前期から、『ヴィンランド・サガ』を引き続き観ているくらいです。まあアニメでそんなに観る作品が無くても、つい最近PS4でリリースされた小島秀夫の新作『DEATH STRANDING』がなかなか面白いので、当面ヒマにならずに済みそうです。このゲームの主人公も津田健次郎で、今期はなんかやたらと津田健次郎ボイスを耳にしているな……。『無限の住人』も『アフリカのサラリーマン』も『DEATH STRANDING』も主人公は皆おっさんですが、ついにおっさんの時代が来ましたかね。最近ネットの一部界隈ではまた萌え系の作品を巡る議論というか罵り合いが巻き起こっておりますが、このタイミングでアニメ界に空前のおっさんブームが起こるのも面白いんじゃないでしょうか(?

あるいは俺が完全におっさんになってしまったから、おっさんにしか感情移入できなくなってるのかな……いやそんなバカな……。