大須は萌えているか?

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ジャパンモビリティショーを見物した話

これまたちょっと前の話になりますが、東京ビッグサイトにジャパンモビリティショーを見物に行く機会がありました。ていうか「東京モーターショー」っていう名前では無くなっていたんですね、知らんかった。

一日のうちに駆け足で見て歩いた感じだったので、あまり大した感想は言えないんですが、とりあえずこれからのクルマがBEVなのはすでに大前提みたいな雰囲気になっている感じがしましたね。ホントにそうなんやろうか、と疑問に感じたりもするんですけど、その疑問を解消してくれるような何かが無いような。ホンダが交換可能なバッテリーパックみたいなのを展示していて、これが現状の最適解なのかな、と思ったりもしましたが。

global.honda

日産は全固体電池の搭載を前提としたコンセプトカーを展示していましたが、実際問題いつ頃量産化できるものなんでしょうかこれ。ていうかこのGT-Rもどき、竹槍出っ歯を未来風にしたようなデザインに見えるんですが気のせい?

トヨタも2028年くらいまでに全固体電池の量産化を目指しているようですが、あと5年以内ですもんね。まあその時点では量産化といっても、ごく少数の台数に留まるような気がしますが、果たしてそれがEVの立場を一変させるような魔法の杖になり得るのか。

あと気になったのは、様々な形をした個人用のモビリティがあちこちのメーカーで展示されていたことでしょうか。

単身者がどんどん増えていき、そしてクルマがどんどん高額化していく時代にあっては、こうした乗り物が最適解になっていくというのは間違い無いような気はします。四輪の乗り物はお金持ち用、庶民は公共交通機関とこうしたパーソナルモビリティで移動するようになるのかな、とか。公共交通機関の運転手不足をどうするんだ、という話はありますが、そこは自動運転でカバー……できるのか?

あと今回、中国の大手EVメーカー・BYDのクルマを初めて見たんですが、これデザインはどっかで見たことある気がするものの、内装含めて品質はかなり良さそうに見えます。値段もそんなに高くないみたいだし。

今年から日本でも販売開始しているみたいですが、今のところ公道を走っているのを見たことは無い……ですが、どれくらい売れてるんだろ。コスパという面では良さそうに見えますが、安全面とかサポート体制がどうなのか、という点は気になるところ。そこらへんがある程度クリアになってきたのなら、一気にシェアを伸ばしてくるのかも。

きっと5年後くらいには全固体電池の量産化がどうなっているのか、そしてBEVがどれくらい普及しているのか、BYDがどれくらい日本でシェアを獲得しているのか、といった今回のモビリティショーで感じた諸々の答えがある程度見えてくるんじゃないかと思いますので、その時を楽しみに待ちたいと思います。

そしてロータリーEVの明日はどっちだ。