大須は萌えているか?

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完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 65t」を買ってみた話

夏のお買い物シリーズ第一弾。

Jabra Elite 65t チタニウムブラック 北欧デザイン Alexa対応完全ワイヤレスイヤホン BT5.0 ノイズキャンセリングマイク付 防塵防水IP55 2台同時接続 2年保証【国内正規品】
リエーター情報なし
Jabra

完全ワイヤレスイヤホンは今年の頭にAnkerの「Zolo Liberty」を買っているんですが、完全ワイヤレスが思いの外良い感じだったので、もうワンランク上の製品が欲しくなって思わず買ってしまった次第(自分が買った色は「コッパーブラック」)。Jabra(ジャブラ)というのはデンマークに本拠を置くメーカーみたいですが、今まで聞いたコトありませんでした。ただ、AmazonTwitterアカウントなんかで妙にプッシュされていて気になったもんだからつい。この記事を書いている現在でのAmazonの販売価格は22,480円。

この製品が気になった理由はいくつかあるんですが、まず「Hearthrough」という外音取り込み機能が用意されているコト。普段、通勤時やウォーキングで道を歩きながら音楽やオーディオブックを聴いているんですが、クルマの走行音に気付きにくくなるので、細い路地とかを歩いているとちょっと不安だったりもするんですよね。この機能をONにしておくと、音楽を流しつつ外部の音を拾ってイヤホンから流してくれるので、背後からクルマが近づいてくると走行音で気付けます。音楽の再生止めれば、ふつうに会話もできます。取り込む外音の量は調整できますし、不要なら機能をOFFにできるのも良い。

それから、2台同時接続に対応しているコト。例えば、iPhoneで音楽聴いたあとにFireタブレットで艦これやろうとしたときに、いちいち接続を繋ぎ直さなくても良いってコトです。ただ、2台の機器の音を同時に流すコトはできないみたいで、iPhoneの音楽再生を止めるともう片方の機器の音が流れてくる、みたいなイメージ。あと、ゲームの音はコンマ数秒のラグがある感じなので、アクションや音ゲーやるのは厳しい気がします。

あと、連続再生時間が5時間あるというのも良いかな、と。Zolo Libertyも3.5時間連続使用が可能となってますので、通勤時に困るようなコトは無いんですけど、長時間電車とかに乗ったりする時のコトを考えると、少し物足りない感もあって。ただ、ケースでの充電可能時間は10時間分、トータル15時間が最大バッテリー持続時間となるんですが、これはZolo Libertyの24時間に比べると劣ります。そのぶん、ケース自体がZolo Libertyよりコンパクトになっており、これはまあ一長一短ってとこですね。

あと、ケースの電池残量を示すインジケーターは、Zolo Libertyは3つあって電池が消費されるたびに1つずつ減っていく形だったんですが、Jabraの場合はインジケーターはひとつだけ。残量が減ってくると、コレが赤く光って残量が少ないコトを通知します。3つある方が親切かなーと思うんですが、まあこれは慣れかな……。

ケースにイヤホンをしまうときも若干注意が必要で、Zolo Libertyだとマグネットでパチッと充電端子のところにイヤホンがハマる感覚があったんですが、Jabraはそれがありません。充電端子の上にイヤホンを載せると、イヤホンのインジケーターが赤く点滅するのでそれが目印にはなるんですが、マグネット方式に慣れているとここはしっくりこないポイント。歩きながらしまうのはちょっと難しいね。

肝心の音質に関しては不満ありません。とてもクリアで癖の無い音。クッキリとしてキレのある感じですね。個性を求める人には物足りないかもしれませんが、その分オールマイティにこなすキャラクター。iPhoneAndroid用アプリにはイコライザ機能も用意されているので、低音・高音のバランスも自由にいじれます。

通話の音質も問題無く、またマイクの性能もかなり良いようなので、こちらの声が相手に聞こえにくい、というコトも今のとこありません。あと、電話が掛かってきたときに相手の電話番号を読み上げてくれたりもします。イヤホンの前方に突き出たマイクがちょっとしたアクセントになっていて、耳に付けた感じも結構カッコ良い。AirPodsのあの見た目が許せない人も、これなら安心(?)。

左右のイヤホンについてるボタンも、Zolo Libertyより軽い力で押せるのは良いです。Zolo Libertyの場合、結構耳に向かって押し込むような感じだったので。あと、曲のスキップ・頭出しに加えて、音量の調整もイヤホンのボタンから可能です(Zolo Libertyではできなかった)。

総じて機能が豊富で完成度が高い、良い商品だなーと。