大須は萌えているか?

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F1[24] 日本GP

ちょっと現地観戦の疲れもあったので予選については記事を書かなかったんですが、もろもろまとめてF1日本GPのお話。

今回なにが良かったかって、F1に合わせこんだように桜が満開になっていたコトですね。日程が決まったときには桜は散っているかな、と思っていたので、これは嬉しい誤算でした。F1観戦と花見が同時にできてしまうとは素晴らしい。

事前の天気予報だと決勝日なんかは雨が降りそうな感じだったものの、直前の予報では雨の心配がなくなり、3日間で一番いい天気になったという。逆に、一番天気が良いと思っていた金曜日が肌寒く、FP2では結構雨が降ってくるという有様。金曜日は写真を撮るには一番良い日なので、できれば雨は降らないで欲しかったんですが……。

春のF1観戦は初めてのコトなので、正直金曜日あたりはまだ「F1を見に行く」という感覚が希薄だったんですが、見終わってみると「春もアリだな」と思うまでになってました。鈴鹿でタイトルが決まるコトはもうないと思うとちょっと寂しいですが、春開催は春開催で、マシンとドライバーの総合力が問われる鈴鹿はこれからのシーズンを占う一戦になりますしね。

そんな鈴鹿でもレッドブルがレースを制圧する形になったので、まあ今年もフェルスタッペン・イヤーになるのは間違いないな……と思わざるをえないんですが、ペレスもかなり良いパフォーマンスを見せていたところを見るとレッドブルのクルマ自体相性がかなり良かったんでしょうね。

決勝レースは様々なタイヤ戦略が入り乱れるという意味でも興味深い展開になりましたが、現地で見ているとなかなか情報を整理しきれない部分もあり、状況を理解しきれない部分もありましたね。鈴鹿はタイヤに厳しいサーキットというコトで、タイヤ戦略に加えてマシン特性、ドライバーのタイヤマネジメント能力も高いレベルが要求されるワケですが、フェラーリサインツルクレールで異なる戦略を取りながら、レッドブルに次ぐポジションを確保してみせたのは印象的でした。予選がイマイチだったのがアレですが。

逆にマクラーレンが決勝でポジションを落としてしまったのが意外な感じではありましたね。昨年の鈴鹿が好調だっただけに、今年も表彰台いけるのかな、と思っていたので。金・土と日曜では路面温度がけっこう違ったと思うので、そのへんがパフォーマンスに影響しているっていうのもありそうですが、週末を通してきっちり速かったレッドブルに対して、フェラーリマクラーレンは条件次第で速かったり遅かったり、という感じなのが辛い。

……メルセデスに関しては何も言うまい。

そしてレッドブルに並ぶ主役だったのは角田ですよね。

予選Q3進出もお見事でしたし、決勝も完璧なタイヤマネージメントを見せての10位入賞は素晴らしいの一言。ストロールの追撃が気になるところでしたが、正直ストロールはタイヤマネジメントが下手なので助かりましたね。ストロールより、リスタートで大失敗したにも関わらず角田の後ろでフィニッシュしたヒュルケンベルグのほうがやっかいな存在だったのかもしれない。やはり今年のハースは侮れない。

なお、今回はチケット代をケチって逆バンク付近で観戦していたんですが、逆バンクで角田が2回もオーバーテイクを決めてくれたので、むしろ逆バンクで大正解っていう感じでした。ただ、逆バンクの常設席ってカメラマンエリアか最上段くらいじゃないと、金網が邪魔になってきて写真撮るには向いてないんですけど。

アロンソはかなりタイヤマネジメントを上手くやって6位フィニッシュしたコトを考えると、アロンソとストロールの実力差がかなり浮き彫りになってしまったレースとも言えそうですね。ローレンスさんはそろそろランスに見切りをつけて、角田を雇うコトを考えたほうが良いんじゃないでしょうか(?)。

あとはスタート早々にクラッシュしてしまったリカルド、予選は角田に肉薄しただけに残念な結果になっちゃいましたね。ていうか、あのクラッシュによる赤旗中断が個人的にはかなり痛かったんですが、その話はまた記事を改めたいと思います。