大須は萌えているか?

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鈴鹿のスーパーGTを観戦した話(2024年6月版)

先日、例によって鈴鹿サーキットスーパーGTの観戦に出かけました。

土曜日

土曜日はめっちゃ良い天気だったんですよねー。土曜日は。

朝イチで鈴鹿サーキットに到着し、自分の中で定番スポット化しつつあるヘアピン立ち上がりのエリアへ。まずはFIA-F4の予選……なんですが、いきなりダンパーユニットがむき出しになっているクルマが来て驚いたり。

その後、スーパーGT公式練習もヘアピンから写真撮りつつ眺めてました。今年ゲイナーから出走しているGT300のZ、なんか好きな外観。このヘッドライト付近の角張り方がステキ。

午後はS字に移動。毎年だいたい行動パターンが同じになってる。ピーカン晴れだったので、逆バンクの看板の陰になるところでちょっと休んだりもしてましたが。

FIA-F4の決勝レース、スタート直後にS字で1台のマシンがコースオフ。なんかたまたまいい具合に写真撮れました。

その後、ドナドナされるマシンをぽつんと眺めるドライバーさんがなんとも言えない哀愁を漂わせておりました。

F4には佐藤琢磨の息子・凛太郎も出走していますが、チームメイトと熱いバトルを繰り広げてますね。

スーパーGTの予選はGT300がD'station Vantage GT3、GT500がDeloitte TOM'S GR Supraがポールを獲得。ヴァンテージやたらと速かったですねえ……。

その一方で、一番重いウエイトを積んでいるはずのmutaが3番手に入ったというのも驚きですが。あと、GT500はジュリアーノがめちゃくちゃ嬉しそうだったのはほっこりしました。

にしても、GT500の予選最後のほうでシビックが同じ場所で相次いでスピンぶっこいてたのはなんだったんでしょうか。

Astemoが撒いた砂にModuloが乗ったのか?とも思いましたが、そうでもないのかな。

日曜日

日曜日は予報を見ても雨が降るんだか降らないんだかさっぱりわからない感じでした。

この日はゆっくりめに出かけて、ドライバーアピアランスが始まる前くらいに2コーナースタンドにたどり着いたんですが、ちょうどそのタイミングで雨がぱらつき始めました。んで、ウォームアップが始まるころには水しぶきが出るくらいの濡れ方に。

当然こちらもポンチョを着込んで、カメラにはレインカバーを付けたりしていたワケですが、スタート前になって雨が止み、それどころか晴れ間がのぞいてドライコンディションに。スパウェザーか。

これでもう雨は来ないのかな、と思ったら、また曇ってきて一瞬また雨がパラついたりもして、随時雨雲レーダーをチェックしないといけないような状況。雨雲レーダーも直近の情報はわかるんだけど、1時間先くらいの情報は当てにならなかったりしますしね。特にこういう細かい雨雲が断続的に来るような状況だと。

正直こんな天気になるとわかっていたなら、グランドスタンドのチケットを買っておくべきだったかと思ったりもしましたが、1コーナーから2コーナーではなかなか熱いバトルも展開されていたので、天候に振り回されるだけの価値はあったかもしれません。ARTA同士の仁義なき戦い

しばらく2コーナーで雨雲の様子をうかがっていたんですが、しばらく降ら無さそうだったのでS字方面にじわじわ移動。今回は3時間レースだったので、さすがに同じ場所でずっと過ごすのもなんかもったいないし。

今年のミクさんは魔女のデザインになってますが、これは「水星の魔女」からの繋がりなんですかね(イラストレーターさんが「水星の魔女」キャラ原案)。

あと、去年まで「植毛GT-R」だったハズのクルマが「脱毛GT-R」になっており、挙げ句VTuberがでかでかとカラーリングされているのにもビックリ。なんですかこれは。

もうひとつ、今年初めて見たフェラーリ296 GT3とてもかっこいい(語彙力)。

レースは途中ENEOSがオーバーカットでトップに浮上する場面もあったりしたものの、アンセーフリリースを取られて自爆。もったいない……。

結局Deloitteが優勝という形になりましたが、笹原右京とジュリアーノの2人ともGT初優勝だったんですね。

どちらも紆余曲折のあるレーシングキャリアを歩んできただけに、喜びも大きいんでしょうねえ。ジュリアーノもこれがひとつの自信に繋がると良いですね。

結局、レース自体はずっとドライコンディションのままとなり、観戦する側としてもスタート後しばらくして以降は雨に見舞われずに済んだんですが、しかしレースの盛り上がりという意味ではレース後半あたりにウェットになるくらいの雨が降っても面白かったのかもなあ、なんて思ったりはしたのでした。