大須は萌えているか?

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鈴鹿のスーパーGTを観戦した話(2023年8月版)

相変わらず写真の整理が全然できてなくって今更な話になっちゃってるんですが、8月の下旬に鈴鹿サーキットスーパーGTを見物しにいったお話。

本来8月下旬の鈴鹿サーキットといえば1000kmレースだとか10時間耐久だとかっていう長丁場のレースが開催されていたもんですが、コロナ禍以降開催できなくなっちゃっており、今年もスーパーGTの450kmレースとして開催されることになりました。ていうか、世界的な気温上昇もあってそもそも夏場のレース開催自体がどうなのか、なんて話も出ているようで、もはや真夏の耐久レースなんていうのは過去のものになっていくのかもしれません。それはそれで寂しいですが。

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とはいえ、このレースが開催された週末は幸か不幸か良い天気に恵まれ、かなり暑かったですね。土日ともサーキットへ足を運んだんですが、日焼け止めを塗ったはずだったんですが結局かなり日焼けしました。土曜日はまずヘアピンに足を運んだんですが、F1日本GPに向けて仮設スタンドを増設してましたね。130R付近にも。

この日も一部の仮設スタンドには入れるようになっていましたが、出入り口が封鎖されているところもありました。なんかしかし、例年より仮設スタンドの数が多いような気がしたんだけど気のせい?今年は西エリアチケットでも充実した観戦環境になるんでしょうか。

ヘアピンでFIA-F4の予選とスーパーGTの公式練習をしばし眺めながら写真撮影。この日新しい望遠レンズを持っていったんですが、まだちょっと慣れてないです。

ヘアピンでしばらく過ごしたあと、スプーンに移動。そういやスプーンの空き地になっていたところ、駐車場にしたんですね。

西コースの方は基本的に日差しを遮るものが何もないから地味にしんどい。適度に木陰に避難したほうが良い気はするんですが、しかしセッション中はついコースサイドに張り付いてしまうという。スプーンは流し撮りの練習にちょうど良いなーと思うんですが、レンズ変えても歩留まりの悪さはあまり改善しておりません。精進します。

暑くてかなわんので、公式練習が終わる頃合いにグランドスタンド裏まで移動して昼飯食べようとしたんですが、日陰で空いているスペース探すのに少々手間取りました。ほんとに日陰に人が集まるので場所の確保が大変。そして日陰に入ると今度はそこから動く気力が無くなり、ポルシェカレラカップは見ずに日陰で休んでおりました。

そしてFIA-F4のレースが始まるくらいのタイミングで逆バンクへと移動したんですが、なんかこの日のレースもセーフティカーがよく走っておった気が……。

F4のレースが終わるくらいのタイミングでS字のほうへ移動したんですが、するとセーフティカーの原因にもなったと思われる、クラッシュしたマシンが回収されているところでした。ていうかすごいな、何台からんでるのこれ。

2台の積車に横向きに乗せても、一度に回収しきれないという有様でした。F4って台数が多いから、集団になっている状態でのマルチクラッシュは被害が大きくなりがちなんですかね。

その後少し遅れて行われたスーパーGT予選は、GT500が黒い方のARTA、GT300がBRZがポールを獲得。なんか基本的に鈴鹿BRZはめっちゃ速い。山内英輝はこれでGT300の最多ポール記録を更新したんですね。

日曜日はもうサポートレースはさておいて、ゆっくり目に鈴鹿サーキットへ。とりあえず2コーナースタンドへ行き、昼飯として焼肉ランチを買ったりしたんですが、なんかこれ5月にスーパーGT観戦したときと行動パターン同じな気がする。次は行動パターンをちょっと変えてみようか……。

暑い季節の2コーナースタンドだと、屋根のある1階席に人が固まっていたりもしますが、2階席でも上段の看板近くのところまで行くと、看板が日陰を作ったりしてくれます。

ただしこれ、決勝レースが始まるくらいの時間になると太陽が傾いてきて日陰がどんどん無くなっちゃうんですけど。鈴鹿山脈のほうには見事な入道雲が見えたりして、8月の終わりでもなんとも夏らしい天気。

2コーナー内側の激感エリアにも大勢の人が詰めかけてますが、あそこも暑そう……。

決勝スタート後はまた前回と同じように、2コーナースタンドから徐々にS字方面へと移動しながら写真を撮っていたんですが、今回はFCYはあったものの、赤旗中断とか無くて良かったです(前回は松田次生が……)。ていうか今回のレースの次生さん、前回の鬱憤を晴らすかのように予選・決勝ともに素晴らしい仕事をしていたのに、レース後スキッドブロックの規定違反ということでまさかの失格。鈴鹿でツキが無い。

あと、今回多く声援が送られていたのは立川祐路。今季限りでスーパーGTからの引退を表明しており、今回が鈴鹿ラストラン。

昔から国内レースはそこまで見ていなかった私ですが、立川祐路の名前はF1に興味を持ち始めて間もない頃に見た記憶があるんですよね。当時確かエルフのスカラシップを獲得して、フランスのフォーミュラ・ルノーで武者修行している若手ドライバーという形で雑誌に紹介されており、いずれF1に来たりするのかなあ、なんて思った記憶があります。結局F1とは行かなかったものの、国内レース、特にGTでは素晴らしい戦績を残したワケですね。

自分もすっかり中年になってしまったので、40代のドライバーが頑張っているところを見ると応援したくなるワケですが、立川が引退するとGT500の最年長になるのは松田次生になるんですかね……?ロニー・クインタレッリともども、これからも頑張っていただきたく……。

レース後半、S字のほうまで来るとかなりの大渋滞シーンが。もうなにがなんだかわからない。

結局GT500は黒い方のARTAが今季初勝利。

そしてGT300は18号車UPGARAGE NSXが勝利……ってあれ、このクルマいつの間にトップにいたの……?(写真撮りながら移動してるとレースの流れが把握できない)

FCYが出る前後のタイミングでピットに滑り込んで、大きくタイム的に特をした、みたいな格好のようですが、予選でも目立っては居なかったのでビックリでした。予選ではミクさんも3番手に食い込んでいたので期待していたんですが、表彰台はならず。残念。

今から振り返ってみると、「暑かった」という一言に尽きる週末ではありましたが、真夏のレース自体が減っていくのかも、と思うと今のうちにこの暑さも楽しんでおけ、という気もしますね。しかし、以前は真夏の鈴鹿の耐久レースではメインゲート近くで赤福氷を売っていたものですが、今は無くなってしまったのが非常に残念です。復活してくれないかなあ……しないんだろうなあ……。