秋休み明け一発目のレース、なんかこちらもF1見るのが久しぶりでイマイチ頭の中がF1モードになっていません。そんなワケで、F1アメリカGP土曜日のお話。
- スプリントレース結果: FORMULA 1 PIRELLI UNITED STATES GRAND PRIX 2024 - SPRINT
- スプリントレースダイジェスト: 2024 United States Grand Prix Sprint report and highlights: Verstappen seals assured Sprint victory in Austin ahead of Sainz and Norris | Formula 1®
- 予選結果: FORMULA 1 PIRELLI UNITED STATES GRAND PRIX 2024 - QUALIFYING
- 予選ダイジェスト: 2024 United States Grand Prix qualifying report and highlights: Norris clinches pole position ahead of Verstappen in Austin as Russell dramatically crashes out in final moments | Formula 1®
- 土曜日各チームコメント: What the teams said – Sprint day and Qualifying at the 2024 United States Grand Prix | Formula 1®
- 土曜日記者会見: FIA post-qualifying press conference – 2024 United States Grand Prix | Formula 1®
なんか強いマックスが帰ってきちゃいましたねえ。予選ではラッセルのクラッシュによりポールを逃したものの、イエローが無ければ間違いなくポールを獲っていたでしょうし、スプリントレースでの勝ち方も非常に強いものでした。
一方で、マクラーレンはちょっと出遅れ感があり、そこから徐々に巻き返してきてはいるものの、今週末最速のクルマにはなっていない感じですね。ポールを取れたのはノリス渾身のラップのおかげといってもよく、本来であればピアストリの順位が妥当なのかも。
今週末苦戦している理由を問われたノリスは、「ここ数ヶ月の間、何レースかで僕らが最高のクルマを持っていたのは間違いないけど、すべてのレースでそうだったわけではない」みたいなコメントしてますね。
People would probably hate me for saying it, but I don't think… We've definitely had the best car for, for several races and quite a few races this year over the last two, three months, but definitely not every race. Singapore was, I think we can say quite confidently, we were the best. Baku, just the race before that, I think even though Oscar won, I think he won because he drove better than the others.
via: FIA post-qualifying press conference – 2024 United States Grand Prix | Formula 1®
マクラーレンが調子を落としたというよりは、レッドブルが調子を上げてきたという見方のほうが正しいのかもしれません。ただ、そのレッドブルは相変わらずフェルスタッペンとペレスの差が大きいようにも見えますが、今回ペレスもQ3でアンラッキーな展開だったことを考えると、ペレスもそこまで悪くはないのかも。ただ現実問題としてスタートポジションはあまり良くないので、決勝でどこまで上に上がってこられるかというのは気になりますね。
今回、スプリントレースではフェラーリが非常にタイヤの持ちが良かったので、決勝レースではどれくらいのペースを維持できるのかも気になるところ。予選タイム的にはノリスとフェルスタッペンにやや見劣りしますが、レースペースでこの2台にどこまで食らいついていけるのか。
あとハースの2台とアルピーヌ(特にガスリー)の好調さも気になりますね。ガスリーはスプリントの段階ではまだそこまで速い印象は無かったのに、予選になったらやたら速くなった印象。上手いセットアップが見つかったんでしょうか。オコンもポジティブなコメントをしているので、ちょっと今後のパフォーマンスが気になるところ。
今回リカルドの後任として戻ってきたリアム・ローソンですが、まずは非常にいい仕事をしたんじゃないでしょうか。特に予選ではQ1でめちゃくちゃ速いタイムを叩き出し、そしてQ2ではしっかり角田をサポートしたというのはきっとレッドブルからの評価も高いことでしょう。決勝では最後尾スタートになるので見せ場を作るのは難しいかもしれませんが、復帰初戦からしっかりやることをやっている感じ。角田にとってもいい刺激になると良いですが。