なんか見慣れてきた感もあるナイトレース、F1シンガポールGP予選。
予選結果:
2010 FORMULA 1 SINGTEL SINGAPORE GRAND PRIX - The Official F1 Website
予選後ドライバーコメント:
Qualifying - selected team and driver quotes - The Official F1 Website
予選後記者会見:
FIA post-qualifying press conference - Singapore - The Official F1 Website
意外なポールポジション
プラクティスではトップに立つことが無かったアロンソがポール獲得。ちょっと意外でした。とはいえ、前戦からの波もあるでしょうし、アロンソ自身このコースは結構得意としてますしね。タイトル争いに踏みとどまるには絶好のポジション。一方でマッサはQ1で突然ストップしノータイム。マッサ曰くギヤボックストラブルみたいなんですけど、念のためエンジンも交換する予定とか。どうせ最下位だからこの際換えとけってコトでしょうか。
2番手にはベッテル。それはまぁ良いんですが、ウェバーはというと5番手と出遅れました。バトンにまで上を行かれるとは、これまたちょっと意外。今回3番手に飛び込んだハミルトンにしてみればチャンスですね。あとはスタートがどうかってところですが、奇数列のアロンソとハミルトンのバトルになりそうな気がするなぁ・・・。
可夢偉が乗れてる
中団では可夢偉が久しぶりのQ3進出で10番手。トップ10グリッドはトルコ以来になるんですね。デ・ラ・ロサが降ろされてハイドフェルドがザウバーに復帰し、可夢偉にとっては試されるシチュエーションだなぁ・・・とヒヤヒヤしてましたが、ここ一番での強さは健在ですね。初走行の市街地サーキットでの10番手はお見事です。
ハイドフェルドは15番手というコトになりましたが、Q2を除けば復帰早々可夢偉と互角のタイムを出すところまで来てますし、可夢偉にとっては手強いチームメイトになりそうですねー。しかし、だからこそ可夢偉の予選パフォーマンスにも好影響を与えたのかも。
消えた左近
シーズン最後までHRTから参戦すると言われていた左近ですが、シンガポールGPを突如欠場するコトに。その理由は食中毒だとか。
ヒスパニア、山本左近に代えクリスチャン・クリエン起用: FMotorsports F1
シンガポールで食中毒ってさもありなん・・・とか思ってたら、食中毒は建前という説も。
山本左近、シンガポールGP欠場は大人の事情? 【 F1-Gate.com 】
情報のソースがここしか見つからないんでアレなんですが、わざわざ偽の理由をでっち上げる理由がよくわからんなぁと。左近側が約束したスポンサーマネーの支払いが遅れているから降ろした、なんて話ならF1じゃ珍しくもないし、隠すコト無いんじゃないのって気もするんですが。
ただ、左近のブログを見てみると、本人至って元気そうです。
今日これからサーキットに向かいます。
もうホテルの部屋でF1の音を聞くのは十分ですから!!
レース欠場するほどの食中毒でサーキット行ったりする元気あんのか、っていう。あと、自身の体調についてまったく触れていないのも引っかかります。コレ見ると、なんかガセっぽい気がしてきますねぇ。
となると、持ち込み資金のコトで揉めて、お互いの体面のために食中毒にしておいた、ってのが一番しっくりくる話のかなぁと思いますが・・・。日本GPには出場できるんでしょうか。それはそれとして、左近の代わりに出場したクリエンはセナを1秒以上上回る予選タイムを叩き出したってのもなかなか味わい深い話です。