大須は萌えているか?

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俺が昔夕焼けだった頃、妹は小太りだった。

※写真多めです。なお、タイトルにまったく意味はありません。

鉄道会社って、結構ウォーキングイベントを開催してたりするじゃないですか。どっか適当な駅周辺を散策するコースを設定して、決められた日の決められた時間帯に電車でその駅まで行って、コースをぐるっと歩くと粗品貰えたりするやつ。

ウチのかーちゃんがその手のウォーキングイベントが好きで週末によく主婦仲間と連れだって出かけていくんですが、先週末同行する予定だった人が急に行けなくなったらしく、「一人で歩くのも退屈だから随行せい」と言われたのでノコノコ歩いてきました。浜松の弁天島まで行って。

これJR東海のウォーキングイベントなので当然JRに乗って出かけたんですが、この日は人身事故の影響でダイヤが乱れてたり、そのせいか電車内がかなり混み合ったりして到着時点で疲れてたりしたんですがそれはさておき。

このウォーキングイベントの時間帯は夕方に設定されており、どうやら夕日を眺めながら歩けってコトらしいです。コースとしては駅の東側から湖沿いをぐるーっと歩いて行く感じ。家を出るときには雲が多かったので夕日なんて見えないんじゃないかという気もしたんですが、弁天島に到着する頃にはすっかり晴れてました。

ダイヤの乱れもあり想定より到着時間が遅れたため、もうかなり日が傾いてます。これ、ちょっと急ぎ気味で歩かないと真っ暗になってしまうのでは……。

ただウチのかーちゃんは私なぞより余程歩き回ってるので、私が写真撮ってる間にもずんずか歩き去っていってしまいました。はええ。

途中、門の両脇に謎の像が立っている建物がありました。なんなのこれ。

それから、なぜか1カ所にカニが何匹も群れていたりして。なにしてんのお前ら。

水路には整然とボートが係留されてました。これ、自分の船がどれだかわかんなくなったりしないのかね。

ところどころに釣りを禁じる看板があるのも場所柄ゆえという感じで面白い。

そうこうしている間にもどんどん日が傾き、空のグラデーションが鮮やかに。

そして島の西側の開けた場所に出ると、なかなかに見事な夕日。ボートで釣りしてるおじさんまで妙に絵になって見える。

この風景を見た瞬間に脳内では金曜ロードショーのオープニングテーマが流れておりました。

 

ところで、この辺には無数の「遊泳禁止」の旗が立てられていたんですけど、なぜか「遊泳禁止」のフォントが昔のバラエティ番組で使われていたようなコミカルな雰囲気で、あんまり禁止している感じがしませんでした。むしろ「泳ぐなよ!絶対に泳ぐなよ!」的な何かかと。

浜名湖に突き出すように立てられている浮見堂もあったんですが、老朽化につき立ち入り禁止となってました。ううむ。

望遠で夕日を撮ってみたい気もしたんですが、このあたりも海風がかなり強くて撮るの大変そうだったんで断念。

駅の南側にある、どういう由来があるのかよくわからない鳥居のところにたどり着く頃には、すっかり日が見えなくなってました。

一応、近辺の宿はかなり賑わっている様子ではあったんですが、なんかこうサビの浮きまくったゲートなんかを見ると、昭和の観光地だなぁという感じ。

そんなワケで、ぐるっとコースを回って駅まで戻ってきたときにはすっかり暗くなってました。

しかしなかなか帰りの電車が来なかったので、暇つぶしに通過する貨物列車を獲ってみたり。

ついでにすぐ横を通過する新幹線撮ってみたら速すぎワロタ。

そしてせっかくだからと晩飯は豊橋の駅ビル内にある「みかわの郷カルミア店」で豊橋カレーうどんを食べました。

豊橋カレーうどんを食べたのは以前食べて以来1年半以上ぶり。ここのヤツは底に入っているのがとろろご飯になっていて、これはこれで美味かったです。ボリュームも十分だったし。店によっても味に個性があるのも面白い。もっといろんな店を食べ歩いてみたいのですが、なかなか豊橋まで来る機会が無い。

歩き疲れはしましたが、夕日はキレイだったので行った価値はあったかな。カレーうどんも美味かったし。