大須は萌えているか?

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自分なりの、ブログを長く続けるコツのようなもの

ふとブログの管理画面を見て気がついたんですけど、前回書いた記事をもって、このブログの記事数が2000に到達したようです。おめでとう俺。ありがとう俺。

ブログ始めてからだいたい8年半、日数にして3000日ちょっとでの到達。1日に10とか20とかって記事を更新するような商業サイトやまとめサイトに比べりゃささやかなモンですが、趣味でやってるブログにしちゃ悪くないペースだと勝手に思ってるんですがいかがでしょう。ていうか近年は更新ペースにムラがあるから、むしろ3日に2記事ペースで更新できてたコトにびっくりしました。

正直すげえアクセス稼いでるワケでも無いし、コメントや反応がバンバンくるワケでも無いし、アフィリエイトで儲かってるワケでも無い(Amazonリンクはちょこちょこ貼るけど小遣いにもならないレベル)という無い無い尽くしの当ブログですが、ここまでしぶとく更新できているのはF1のおかげです。……いやホントに。

そもそもこのブログを始めようとした一番のきっかけは、自分が好きなF1の感想を書いておく場が欲しいというモノだったんですね。じゃあなんでブログのタイトルがF1となんの関係も無いんだという話なんですが、そんなもん「なんとなく」程度の理由でしかありません。ただ、F1の感想以外にも適当に書きたいコトを書こうとは思っていたので、あえてテーマを絞ってしまうようなブログタイトルはやめようという意図はありました。

とにかく、出発点が「自分の好きなF1の感想を中心に書く」だったので、その記事が他人様にウケるかウケないかは二の次だったワケです。誰かに読まれようが読まれなかろうがF1の感想は書く。これは今でもそう。F1の記事書くよりも、そのときの旬のキーワードで適当な記事書いた方がアクセス増えるのはわかってるんですが、F1がある週末はF1のコトを書く。それを書きたいがためにブログ始めたんだから。

こうしてアクセスとかは二の次で、自分の好きなコトをまず書くというスタンスは、長く続けるには最適じゃないかと思います。アクセス数やソーシャルメディアでの反応を得ることを第一にしてしまうと、最初のうちは伸びしろがあって楽しいと思うんですが、必ずどこかで頭打ちになっちゃいますからね。そうすると、急激にモチベーションが萎んじゃう可能性がある。

そしてF1の良いところはですね、シーズン中は平均すると2週間に1度のペースでレースが開催されるワケですよ。私の場合、レースのある週末は予選・決勝とそれぞれ感想を書いているんですけど、これ多すぎもせず少なすぎもしないちょうど良いペースだなぁと。

例えばこれがプロ野球の感想だったら、シーズン中は毎日のように試合があってだんだん書くのが辛くなってきそうじゃないですか。好きなアニメの感想だったら1週間に1度だしちょうど良さそうではあるんですけど、複数の作品の感想を書いていこうと思うとそれはそれで頻度が上がってくるし。それにアニメって1クールごとにどんどん入れ替わっちゃうから、どこまで自分の好きな作品が有り続けるかもわからないし。

そこへいくとF1はちょうど良い。義務感を感じるほどの密度は無いし、かといって忘れてしまうほど頻度が少ないワケでもないし。ブログを継続するモチベーションとしては、非常にうまくハマったなぁと。

とはいえ、このブログのカテゴリ別記事数で見ると「F1」カテゴリの記事はこの記事書いている時点で487と、全体の1/4弱に過ぎないんですけどね。その辺は、F1を軸としてあとは適当に書きたいコト思いついたコトを書く、という緩めのスタンスが正解だったんだと思います。ブログとしてテーマを絞った方が人気が出やすいというのはあるんでしょうけど、それはそれでなんか息苦しそうでね。

別になにか専門分野を持ったライターではないんだし、その時々で自分の書きたいコト書いた方が個人の「ブログ」っぽいじゃないですか。「ログ」なんですよ、自分自身の。息苦しくない程度のペースで、定期的に自分の好きなジャンルの話を書く。それを軸に、あとはてきとーに思いついたコトを書く。アクセスが増えたり反応があればそりゃ嬉しいけど、あったらラッキー程度の感覚で。それが私なりの「ブログを長く続けるコツ」かな。

そうして8年半、2000記事書いたところで人気者になれたワケでも名誉が得られたワケでもお金が儲かったワケでもないですけど、そんなもん無くたってブログ続けるのは楽しいですよ。何が楽しいかって、たまーに数年前の自分の書いた記事を読み返してみればわかりますよ。その程度でいいじゃん、ブログって。