1人別カテゴリーのマシンを持ち込んでいる人がいました。F1アブダビGP決勝。
決勝結果：
2013 FORMULA 1 ETIHAD AIRWAYS ABU DHABI GRAND PRIX - The Official F1 Website
決勝後ドライバーコメント：
Race - selected team and driver quotes - The Official F1 Website
決勝後記者会見：
FIA post-race press conference - Abu Dhabi - The Official F1 Website
ななれんしょお
ミハエルの記録に並ぶ連勝。しかもそのことに対するプレッシャーなど微塵も感じさせない完勝ぶりでした。どこまで行ってしまう気だセバスチャン・ベッテル。
そもそもが、最初のスティントからペースがおかしかったんですよ。ベッテル1人だけタイヤの消耗が無いかのような感じすらしましたからね。ミディアムの新品に履き替えた直後のロズベルグより、交換寸前のソフト履いてるベッテルのが速いくらいだったし。
んでもって、ミディアムに履き替えても1人だけ段違いのペースでかっ飛ばし、一度もトップを譲ることなく2位のウェバーに30秒の大差を付けるパーフェクトウィン。いやもうなにも言うコトはありません。……にしても、あの1人だけ次元の違うタイヤマネージメントとハイペースを両立させた走りの秘密はなんなんでしょうね。レッドブルのマシンから最大限のグリップを引き出す走りをベッテルだけが会得している……というコトなんですかねぇ。
ともあれ、ここまで来たらもうミハエルの記録を更新しちゃいなYO、という感じですが、でも他のドライバーの意地も見てみたいところではありますけどね。今のベッテルはあまりにも別格すぎて、バランスブレイカーという表現すら生ぬるいレベルですし。アメリカのコースもベッテル得意そうですが、去年はハミルトンが勝っているコースですし、メルセデスさん頑張って？
コンストラクターズ2位争い
今一番注目を集めている（ていうかそれくらいしか注目しようがない）コンストラクターズ2位争いは、3位と7位に入賞したメルセデスがフェラーリをリード。今回ハミルトンにしてみれば消化不良のレースでしたが、ロズベルグは全体的に悪くない流れでしたね。ウェバーとは結構張り合うコトができたし。
フェラーリはというと、前半はマッサがアロンソを抑える展開となり、個人的には「アロンソとのガチンコ勝負に勝つマッサ」を密かに期待したりもしたんですが、2度目のピットストップ後アロンソが逆転。ていうか、マッサはピットでタイムロスがあったしね……。
アロンソはコースに合流する際ヴェルニュとコース外から併走する形になり、審議対象にもなったもののおとがめ無し。まーヴェルニュがスペース空けなかったのもあるしね。いやー、しかし今回はマッサもかなり力強いレースでしたよね。フェラーリ離脱が決まった今だからこそ、残りのレースも存分にアロンソとやり合って欲しいところです。
ロータスはというとライコネンが早々にリタイヤとなってしまい、グロージャンがなんとか4位フィニッシュしたのみ。フェラーリとは26ポイント差となり、ちょっと苦しくなってきました。とはいえ表彰台を狙えるポテンシャルはあるワケですし、まだチャンスはありますけどね。ライコネンも残り2レースの出走が確定したようで、これもチームにとっては朗報でしょう。ていうか、ちゃんとギャラ払ってあげてください。
ライコネン&ロータス、残り2戦の出場で合意: FMotorsports F1
そのほか
あと今回目に付いたところと言えば、11番手と17番手から1ストップ作戦を展開してダブル入賞して見せたフォースインディアの2人でしょうね。ていうか、予選後のピレリのリリースだと1ストップ作戦が主流になるみたいな読みだったハズなんですよね。でも結局2ストップ戦略が主流となり、1ストップを採用したのはフォースインディアだけでした。
それできっかり追い上げて入賞したんだから大成功ですよね。2人とも少し前までなかなか入賞できない苦しい展開が続いてましたが、これで2戦連続ダブル入賞という結果に。ちなみにコンストラクターズタイトルでマクラーレンと18ポイント差の位置に付けているので、ひょっとするとひょっとする？
