最近まとまった時間が取りづらくなっててブログ放置気味になっちゃってるものの、F1の感想は書いておきたい……というコトで、手短にF1カナダGP予選。
- 予選結果: FORMULA 1 GRAND PRIX HEINEKEN DU CANADA 2018 - QUALIFYING
- 予選ダイジェスト: QUALIFYING: Vettel takes record-breaking pole in Montreal(動画有)
- 予選後各チームコメント: What the teams said - qualifying in Canada
- 予選後記者会見: FIA post-qualifying press conference - Canada
金曜日から土曜日の午前中まで、フリー走行はフェルスタッペンがずっと一番時計、ベッテルは金曜やや出遅れ気味だったというコトで、その流れからすると予選でポールがベッテル、フェルスタッペンが3番手というのは結構意外な結果ですね。あと、カナダ大得意なハミルトンが4番手に終わったというのもね。
確認してみると、ハミルトンがカナダの予選でチームメイトの後ろになったのって、2014年にロズベルグに先行されて以来かな?(このときはロズベルグがポール、ハミルトンが2番手)
それと、レッドブルがQ2においてハイパーソフトでベストラップを刻んだというのも注目ポイントですね。決勝でのデグラを考えると上位陣のQ2はウルトラソフトが定石かと思われてた中でのハイパー投入ですし。ピットストップが1回増えてしまっても良い、というよりは、ハイパーでスタートしても1ストップのウインドウまで持たせられるという自信があるってコトでしょうか。フェルスタッペンもなんか思わせぶりなコメントしてますけど。
Max Verstappen: Well, we feel it’s a good tyre for us and, in the long run, I felt good on it – so yeah, no big surprises.
スタートの蹴り出しでレッドブルが前に出られるのか、あとはイヤなタイミングでセーフティカーが出たりしないか、って辺りが気になるところですね。まあ、マックスのコトだから、スタートで先行できなくてもケツをガンガン突きまわしそうではありますが。
今回はメルセデスを除く3メーカーが一斉にPUのアップデートを持ち込んだとのコトで、それがメルセデスの不利になったか、というとハミルトンはそうは思って無いようで。
Hamilton - poor qualifying not related to older engine
PUのアップデートもあるに越したコトは無いんでしょうけど、それに留まらない複合的な要因があるってコトなんでしょう。メルセデスはハイパーソフトのセット数が十分ではなく、FP3で初めてハイパーでの走行をしたみたいですし。ハミルトンはセットアップを詰めていく中で、ターン10でクルマが安定しなくなってしまったコトが一番の原因としているみたいです。
タイヤ配分を悔やむメルセデス | Mercedes | F1ニュース | ESPN F1
カナダといえばメルセデスが勝つ、っていうくらいの場所なんですけど、今年はちょっと風向きが違うか……?