大須は萌えているか?

gooブログからこっちに移動しました

AfterShokzの骨伝導ヘッドホンを2つ買ってしまった話

本当なら今週末は鈴鹿サーキットスーパーGTを観戦する予定だったんですが、かねてからのデルタ株感染拡大の情勢も鑑みまして自粛することと致しました。去年の10月のスーパーGTはサーキットで観戦したんですけどね、今の状況はそのときよりも比べものにならないくらい悪いと思っているので。ワクチンもまだ2回目の接種終わってないし。とにかく今はこの状況が改善していくことを願いつつ家に引きこもっているワケですが、外で散財しそこねたお金をインドアで使うグッズに注ぎ込むコトでせめてものストレス発散をしている状況です。

そんなワケでまた買い物ネタを書いていきたいと思うんですが、今回はこちら。

骨伝導ヘッドホンですね。実のところ、これは数ヶ月前に買ったモノなんですが。なんでこれ買ったかというと、しばらく前に軽い外耳炎になってしまいまして、イヤホンはなるべく避けた方が良いって言われちゃったんですね。ただ、ウォーキングするときは大体イヤホンでオーディオブック聴きながら歩いてたりするので、使えないのはちょっと困る。ヘッドホンにするという手もありますが、夏場の暑い時期にヘッドホン付けて歩くとかちょっと無い。

そんなワケで辿り着いたのが、骨伝導ヘッドホンというワケです。んで、骨伝導ヘッドホンの世界だとこのAfterShokzがかなりメジャーだっていうので、このAeropexというモデルを買ってみたワケです。約2万円する品物ではあるんですが、コレ買ったときもゴールデンウィークにどこにも出掛けられずに「散財しちまえー」ってモードだったので、勢いで買ってしまった感があります。その後、Amazonプライムデーで6,000円くらい値引きされててかなり悔しい思いをしたんですが、それはまた別の話。

AfterShokzだと、「OPENMOVE」っていう1万円で買えるエントリーモデルもラインナップされているので、とりあえず試してみたいっていう場合はそっち買うのもアリかもしれません。

んで、この骨伝導ヘッドホンだと耳は塞がずにこめかみの辺りに押し当てるようにして使うので、当たり前ですけど耳は全然痛くならないし、付けてて疲れません。じゃあ音質はどうなのかっていうと、音楽を聴くには不向きですね。聴けないことはないんですけど、やはり一般的に音が良いとされるイヤホンと比較すると差は歴然。あと、普通のイヤホンより音漏れはしやすいハズなので、そういう意味でも音楽を聴く用途にはオススメし辛いです。ただ、Amazonのレビュー欄なんかを見ると、一昔前の骨伝導ヘッドホンに比べると格段に音は良くなってるみたいですね。

オーディオブックみたいな音声コンテンツを聴く分にはまったく不満は無いですし、重量が非常に軽い(26g)・長時間付けてても耳が痛くならない・防水防塵性能にも優れるといった特性を考えると、ウォーキングやジョギングのお供としては非常に優れたヘッドホンだと言えます。耳を塞がないため、周囲の音が良く聞こえるというのもメリットではあるんですが、ただ交通量の多い道沿いだとクルマの音がうるさくてイヤホンからの音がロクに聞こえない、という難点もあります……が、これはまあ仕方無い。

バッテリーは一回充電すると8時間持ちますが、充電端子の形状がUSB-Cみたいな汎用のものではない、独自の端子なのがちょっと引っかかるところではあります。充電用ケーブル側にマグネットが内蔵されていて、本体側の端子にパチッとくっつくのは美点ですけどね。

Aeropexにはマイクも内蔵されているので、リモート会議にも使えるかな?と試してみたんですが、「以前より若干声が聞こえにくいかも?」みたいなことは言われましたね。これまでリモート会議ではJabraのヘッドセットを使っていたんですが(⇒ リモートワークになっちゃったのでもう少し買い物した話 & リモートワーク雑感)、こいつの音質がけっこう良かったせいもあるかも知れません。あと、Aeropexのマイクの場合けっこう周囲の音も拾っちゃうみたい。ただ、この時点でAfterShokzのイヤホンの付け心地をすっかり気に入ってしまっていたため、つい勢い余ってAeropexの姉妹モデルとなるOpenCommというのまで買ってしまったのでした。

見た目の通り、マイク性能に力を入れているモデルですね。価格はAeropexと同じなので、通話メインで考えている人はこっち買った方が良さそうです。マイク部分は回転させることができるので、マイク使わないときはぐるっと回して後ろに向けてしまえば、Aeropexと同じ感じで使えますし。バッテリーはフル充電すれば丸二日くらい持ちますし、バッテリーが切れても5分充電すれば2時間使えるという急速充電機能も付いてます。

こいつをリモート会議で使うようにしてみたところ、「声が聞こえにくい」みたいなことは言われなくなりました。最初からこっち買っとけば良かったやん……という説はあるんですが、ウォーキング用のAeropexとリモート会議用のOpenCommという形でそれぞれ使えば良いかな、という感じです。一方で、AirPods Proをまったく使わなくなってしまったがちょっともったいない……どうしたものか。なお、今までリモート会議で使っていたJabraは会社の同僚に進呈しました。

これひとつあれば十分、というイヤホンではないですし、値段もそこそこお高い品物ではあるんですが、使用用途がハマればそれに見合う価値がある一品かと思います。