大須は萌えているか?

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リモートワークになっちゃったのでもう少し買い物した話 & リモートワーク雑感

前回の記事で、リモートワーク開始に伴い4Kモニタとグラボ買った話を書いたんですが、今回はあともうちょっと買い物した話と、人生初のリモートワークを2週間ばかしやってみての感想などを。

Bluetoothヘッドセット

もともと、オフィスでもSlackは使っていたので、テキストチャットはそのままSlackを使っているんですが、音声通話はもっぱらSkypeを使っています(Slackは無料プランで使っているからグループ通話ができないのだ)。仕事用のノートPCにはWEBカメラが付いていないので、ビデオ通話ではなく音声のみ。

んで、最初ノートPC内蔵のスピーカーとマイクで通話を試してみたんですが、マイクの性能がイマイチだったようで、「聞こえづらい」と言われるコトがあったので、私物のワイヤレスイヤホン(Jabra Elite 65t)をペアリングして、こいつを通話に使ってみました。これにもハンズフリー通話用のマイクが内蔵されているので。

これで音声の品質は良くなったっぽいんですが、予めスケジューリングされたミーティング以外にも、1対1もしくは2〜3人でちょっとした話し合いをすることもあり、その都度イヤホンを両耳に着けたり外したり、ケースに入れたり出したりってのが面倒になってきたんですね。そんなワケで、片耳に引っ掛けられるBluetoothヘッドセットを買ってみたのでした。これもJabraのだけど。

なんでまたJabraにしたかというと、65tを使っている限りでも、マイクの品質はかなり良さそうだったから。

んで、1週間ほど使ってみているんですが、なかなか悪くない感じ。音量は十分なので、イヤーフックで引っ掛けて軽く耳に当てる感じで装着しておけば相手の声は十分聞こえるし、耳も疲れません。あと、ヘッドセットのボタンひとつでマイクをミュートできるのは地味に便利ですね。こういうマイクって結構周りの音を拾ってしまうので、自分が発言するとき以外はなるべくマイクをミュートするようにしているのですが、それが手元のボタンひとつでできるのは有り難い。

バッテリーは最大通話時間6時間、最大待ち受け時間8日間とありますが、たしかに1日2時間半程度の通話時間であれば、丸2日はバッテリー持ちますね。

チェアマット

実のところ、今までチェアマットというのは使っておらず、フローリングの床の上でそのまま椅子を使っていたのですが、かれこれ長いこと経ってフローリングの傷が目立ってきた&リモートワークでさらに椅子の利用頻度が高まる、というコトでチェアマットを敷くコトにしました。3000円ちょっとだったし。

買ったサイズは90cm×120cm、大きさはこれで十分。吸着力も高く、「ズレない」という謳い文句に偽りはないようです。ダイソンで掃除してもめくり上がりません。薄手のじゅうたんみたいなモノなので、椅子を同じ位置のままずっと座っていると、ちょいとキャスターの跡が残ったりはしますが、まあこれは仕方無いかな。

マウス

これはリモートワークぜんぜん関係無いんですが、自宅デスクトップPCで使っていたマウスが古くなってきていたので、いろいろ買い物ついでにこれも新調。ロジクールのゲーミングマウス。

これ、モノは非常によくって、手に馴染むしホイールのクリック感やフリースピンモードへの切り替えも良好だし、耐久性もありそうなんですけど、このマウスの制御用ソフト(G HUBってやつ)がクソでした。なにせ、インストール画面で固まってしまって動かない。おかげで、「ふつうのマウス」以上の使い方ができていません。ハードとしての出来は良いのでとりあえず使ってるんですが、どうしたもんかなコレ。インストールが固まっちゃう事象が回避できる手段があれば良いんですけど、今のところ解決策が見つかってません。

リモートワーク雑感

そんなこんなで、リモートワークに伴ってなんだかアレコレ買い物してしまったでんすが、まあこれはGWに予定していた出費の予定が全部無くなってしまったというのもありますし、家に居る時間が長くなるのであれば、その分家の環境を快適にせねばなるまい、と思ったからでもあります。特に、4KモニタとBluetoothヘッドセットは仕事を快適にこなすという点では満足度が高いですね。

私の仕事はPCを使ったデスクワークで、業務上のやりとりもだいたい決まったメンバー内でのものがほとんど、という点で非常にリモート化しやすかったのは幸いでした。自宅の環境を整えたコトもあって、業務効率はオフィスにいるときとほぼ変わらない状態でこなせているのですが、リモートになったコトで気が楽になったか、と言われるとそうでもありません。なにせ、自分が仕事をしているところを誰かが見ているワケではないので、きちんと目に見えるアウトプットをし続けていかないと、仕事の証明ができないんですよね。

なので、自分の仕事の状況を常になんらかの形で他のメンバーからもわかるようにしておく、というコトを意識したりしています。すぐに完了しないようなタスクでも進捗状況をまとめておく、チーム内で朝夕Skypeミーティングをやってお互いの状況を報告する、ちょっとしたことでもSlackでやりとりする等。

あと、リモートワークってある程度お互いのキャラクターがわかっているチームでやらないと難しいところもあるかもな、とも感じました。「こいつはこれくらいの粒度で説明をすれば、タスクの内容を理解できる」「こいつは不明な点があればちゃんと自分から質問してくる」あるいは「こいつは自分からなかなか質問をせず一人で悩むタイプだから、時折こっちから声を掛けたほうが良い」といったコトがわかっていれば、リモートでも比較的やりやすい。しかし、あまり一緒に仕事をしたコトがないメンバー相手だと、その辺の感覚がわからず難儀しそうです。

リモートワークでは、出勤・退勤という概念が希薄になる(一応、業務時間は決まってはいるのですが)以上、どうしても成果主義的な側面が強くなってくる感じはしますね。オフィスに出勤はするものの、仕事するフリだけしていたおじさんが炙り出されてしまいそうな。いや私は真面目に仕事していますとも、ええ。

自宅だと仕事モードに入りづらい、だとか集中できない、なんて声もありますが、私は特にそういうコトは無いですね。ただ、駅まで歩いて電車に乗って、オフィスの近くで飲み物買って……といういつものルーティーンが無いとしっくり来ない、というのはあります。なので、平日はリモートワーク以前と同じ時間に起きて、同じ時間に家を出て、30分ばかし近所を散歩しながらコンビニ寄って飲み物とヨーグルト買って家に戻り、着替えて仕事に入る、というのを新しいルーティーンとしています。

こういうルーティーンがあった方がスイッチ入れやすいし、日の光を浴びるコトもできるし、運動も兼ねられるのでちょうど良い。リモートワークだと運動不足になりがち、というのもよく言われるコトですが、そこはApple Watchで消費カロリー見て、いつも出勤しているときと変わらぬ運動量になるよう調整してます。ここは、運動量を定量的に把握できるウェアラブルバイスのメリットが光りますね。

ウチの近所でも、ランニングやウォーキングする人が目に見えて増えている感じはしますが、それでも都会ってワケでは無いので、時間帯や道を選べばそんな大勢の人と行き会うコトはありません。近所のコンビニも空いてるし。このへんは、地方在住のメリットでしょうね。しかし、「人が少ない」ことが社会生活上のメリットになるような状況が訪れるなんてねえ……。

このリモートワーク状態がいつまで続くのか、正直不透明な状況ではありますが、しばらくは続けていけそうかな、と。ただ、やっぱり「先の見通しが立たない」という状況は精神的によろしくないので、なんとかこの状況が改善していくことを願うばかりです。なお、政府からもらえるらしい10万円は全額寄付する予定です。うちのかーちゃんに。(リモートワークで迷惑掛けちゃってるので)