5月頃に前回のアニメネタの話を書いたとき（⇒ アニメな話 2021年春）に、私
連休明け頃にはCOVID–19の状況はどうなってるやら、と思っていたら、私の住んでる愛知県も緊急事態宣言の仲間入りですってよ。状況悪くなってるじゃねーか！
って書いているんですけど、今この記事を書いている現在は愛知県には緊急事態宣言こそ出ていませんが、感染者数で言ったら過去最悪の水準に達しており、感染力の強いデルタ株の蔓延によりワクチンを打っていても油断はできないという状況に陥ってしまってますね。この記事を書き始める直前にはF1日本GP中止決定のニュースも飛び込んできて、予期されていたこととはいえ残念無念でありますクソッタレ。こんな状況では家に引きこもってアニメでも観ているしか無いワケですが、今期はそこまで刺さる作品が無いかなあ……。そんなワケで、今期観ているアニメの話。
- 小林さんちのメイドラゴンS
- 京アニがテレビアニメに帰ってきてくれただけでもメチャクチャ嬉しい一作。「シリーズ監督」として武本康弘さんの名前もクレジットされてますね。異質な存在同士の相互理解がこの作品の主要なテーマだと思いますが、あの事件を経たあとの京アニがこの作品を再度世に出すことの意味をなんとなく考えちゃったりもします。他人同士、どうすればもっとわかり合えるのだろうかと。
- ゲッターロボ アーク
- まさか2021年にもなってゲッターの新作アニメが観られるとは思いませんでしたが、石川賢の原作コミックは初代ゲッターロボしか読んだコトないので話の流れがあんまりわかっていないところがあります。コミック買ってみようかと思っても電子書籍化されてないのが残念すぎる。アニメの作画はかなり石川賢のテイストに寄せているのは好印象ですが、全体的な質がちょっと低いのが気になる……。
- Sonny Boy -サニーボーイ-
- あまり深く考えずに観ているとさっぱり意味が分からないアニメなんですが、キャラクター原案が江口寿史のせいなのか妙に懐かしい感じがするというか、こういう意味がわかるようでわからない、どことなくシニカルな雰囲気の作品って90年代後半くらいから00年代前半くらいに流行らなかったっけ？という気もするんですが、なんとなくそう思っただけなのでよくわかりません。もうちょっと丁寧に映像を読み解いていけば作品に込められた意図が分かってくる気もするんですが、そこまでするモチベーションも湧かないという悩ましい作品です。
- ジャヒー様はくじけない！
- 先日、PlayStation Storeのセールで『天穂のサクナヒメ』を購入してプレイしていたんですけど、このアニメの主人公がまんまサクナさまで笑った。あっちは「おひいさま」でこっちは「ヒーちゃん」。しかしあっちは神様でこっちは悪魔。主人公の声を同じにしたのは狙ってやっているのかどうなのか……。
あと、ドラマでやっている『ハコヅメ』の原作マンガを読んでみたら思いの外面白くて全巻集めてしまいました。原作者の人、元警察官なんですねえ。アニメにもなるみたいなので楽しみにしておきます。
それから結構前の話になるんですが『閃光のハサウェイ』を劇場に観にいきまして、かなりの出来の良さに驚いたりもしてました。なんていうか、原作小説を読んで頭に浮かんだイメージにかなり近い形で映像になっている、という印象。特にダバオ襲撃のあたり。ミッドランドスクエアのドルビーシネマで観たせいか、音響も素晴らしかった。映画館で観るための作品ですねコレ。ただ、こう原作のイメージに忠実に作られているってことは、オチも原作を踏襲するんだろうなあとは思いましたが。そこに至るまでのプロセスを、どこまでの説得力をもって描けるのか、続編を期待したいと思います。
ガンダムと言えば、先日BS12で放送していた『リーンの翼』を観ていたんですけど、現実の戦争に絡めたあのメッセージ性の強い作風はさすが富野由悠季、という気がしました。あと、やはり富野作品に出てくる女性キャラは皆クセが強い。
直近では予約していた『Godzilla Singular Point』のBD1巻が届いたので観ていたんですが、オーディオコメンタリーを聴いてみると収録されている5話の全話ぶっ通しで司会進行役のプロデューサー・高橋監督・シリーズ構成／脚本の円城塔の3人がメンバー交代も無いまま喋り続けるという面白い（？）構成になっておりました。2巻と3巻も高橋監督と円城塔が全話ぶっ通しで喋り続けるみたいなので、ある意味この上なく濃厚なコメンタリーで素晴らしいですね（？）。あと、つい魔が差してゴジラのフィギュア同梱版を購入してしまったんですけど、なんで部屋の掃除をしていた矢先にまたこうしたモノを増やしてしまうんでしょうか私は（部屋がいつまでも片付かない最大の理由）。しかも、尻尾がめちゃ長いから地味に置き場所に困るんですよコレ。
