以前、「投資なんてしたこと無い人間がふとつみたてNISAとiDeCoを始めようとしたときの流れをまとめてみる」っていう記事を書いたんですが、その記事を書いた当時まだ申し込んでいなかったiDeCoの口座開設がようやく完了しました。前の記事を書いたのが4月末なので、時間が掛かりすぎじゃね?という説もあるんですが、GWの連休はさんで愛知県にも緊急事態宣言が出たりして、ずっとリモートワークを続けていてオフィスに出勤するタイミングがなかなか無かったもんだから、iDeCoの書類を準備するのにエラい時間が掛かってしまい、それが口座開設が遅くなった最大の理由です。
楽天証券から書類を受領した旨のメールが届いたのが7月1日、口座番号とパスワードが郵送されてきたのが8月14日。書類送ってからだいたい1ヶ月半といったところですね。さっそく楽天証券にログインして確認してみようとしたら、ちょうどメンテナンス中でログインできず。翌朝改めてログインしてみたら、楽天証券側の準備が整うのに1週間くらい掛かるとのことで、結局口座の掛け金配分設定ができるようになったのが8月19日でした。iDeCoとつみたてNISAを始めてみようと思い立ったのが3月くらいだったと思うので、けっこう長い道のりでした。
ただ、さっそく今月下旬には掛け金の初回の引き落としがあって、しかも2ヶ月分引き落とされるっていうんでちょっとビックリでした。2ヶ月分っていうのは申し込みのタイミング次第らしいので、必ずしも初回=2ヶ月分ってワケでもないらしいです。ただ、これから始める人は一応心構えはしておいた方が良さそう。なお、掛け金の配分はほとんどを楽天全米株式インデックスファンドに設定したため、つみたてNISAも含めて米国依存度が非常に高いです。これで米国経済が低迷したら目も当てられませんが、ある程度長い目で見れば米国が負け続けるコトは無いだろう、ってことでまあ良いか、と。少なくとも今の米国は好調だし。
それはそれとして、このつみたてNISAとiDeCoを始めるために楽天証券に口座を開き、ついでに楽天カードも作って楽天銀行にも口座を開くという有様で、楽天の策略にまんまとはまり込んでしまった(?)ワケですが、その後徐々に状況が悪化(?)しております。というのも、楽天でちょいちょい買い物もするようになってしまったのです。
元々楽天嫌いでAmazonをメインで使っている私がなぜ楽天で買い物までするようになっているかというと、Amazonではマーケットプレイスでしか取り扱いのない商品を楽天で検索してみると、Amazonマーケットプレイスに出品しているショップってだいたいは楽天にも出品しており、楽天でもAmazonと同じくらいの値段で販売してたりするんですよね(Amazonが直販しているものは大抵Amazonのが安いけど)。
んで、Amazonと楽天で同じ値段だとすると、送料が無料になるショップならポイントの差額分楽天の方が安いってコトになるんですよね。楽天証券や楽天銀行に口座持ってて楽天カード使っているならポイント投資等の設定をしておくコトでポイント5倍になるし、セールなんかのタイミングでポイントが余分に付くタイミングに買えばそれなりのポイントが貯まるっていう。そう考えると、「Amazon直販で取扱いの無いものは楽天で探す」というサイクルが出来上がってくるワケです。ほいでもって、楽天ポイントはつみたてNISAの買い付けにも充当できるので、使い途には困らないという。「楽天経済圏」は伊達じゃない……。
楽天で買い物をするうえで気になる点を挙げるとするならば、万一購入した商品が不良品だったりした場合が面倒くさそう、という点でしょうか。Amazonの場合、マーケットプレイスで売られている商品でも発送元がAmazonならば返品・交換の手続きはAmazonが窓口になるのでかなり楽なんですが、楽天の場合は各ショップ毎の対応になると思うので。メーカーが直接運営しているショップならまず問題無いと思いますが、そうじゃない場合はショップ自体のレビューを見たり、ショップ名でググったりして軽く評判チェックしたりする感じ。
そうこうして楽天でちょいちょい買い物をするようになると、ポイントが多めにつくタイミングを見計らいたくなってくるワケです。5と0の日はポイントが2倍だとか、ショップ買い回りキャンペーンのときにまとめ買いすると良いだとか。楽天ってこういうポイントをエサにしたゲーミフィケーションの仕組みを巧みに取り入れている感がありますね。ただまあせっかくならポイントが多めにつくタイミングで買った方が良いか……とついついそういうのに乗っかってしまうワケです。
ただ、よく調べてみるとショップ買い回りキャンペーンで貰えるポイントって期間限定ポイントなんですね。
ショップ買いまわりの場合は、特典ポイントが期間限定ポイントとなり、キャンペーンの翌月15日頃に、キャンペーン翌々月末までご利用いただける期間限定ポイントが付与されます。
利用できる期間が限られている点にも注意が必要なんですが、一番の問題は期間限定ポイントがつみたてNISAの買い付けには使えないっていうこと。楽天市場のショップや楽天ポイントカード加盟店で使えるみたいですが、ポイントを使いたいがために無理矢理買い物するのも本末転倒感があります。日常的に利用するお店つったらコンビニくらいですが、楽天ペイを使えば期間限定ポイントをコンビニで使えるという話が。
楽天「期間限定ポイント」の損しない6つのお得な使い方 楽天ペイや加盟店で使うのがおすすめ
……というワケで、楽天ペイアプリもスマホにダウンロードしておくことにしました。もうなんかスゴい勢いで楽天経済圏に取り込まれつつある感があります。ポイントとかゴチャゴチャ考えるの嫌いだったはずなんですが、1度首を突っ込んでしまうと色々調べないと気が済まないところもあり……。返礼品目当てでふるさと納税にまで手を出すようになってしまいました。
どこに出掛けるワケでもない日々なので、こういうのを色々調べたりするのも良い暇つぶしになりますけどね?証券口座を開いて以降、経済ニュースも自然とチェックするようになっているので、割と退屈しない日々だったりはします。