大須は萌えているか?

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鈴鹿でポッカ1000kmを観戦してきた : 展示車両編

※画像多めです。

先日の日曜日、鈴鹿サーキットSUPER GTのポッカ1000kmを観に行きました。去年500kmで行われたポッカサマースペシャルを観に行って以来、2度目のSUPER GT観戦です。土砂降りにも見舞われた去年とは打って変わって、めちゃくちゃ良い天気でした。

ただ、前日にサッカーを観戦したりしてたので、ゆっくりめにサーキット入り。でもまぁ、決勝レースは昼過ぎからなのでまずはグランドスタンド裏をうろうろ。あ、ちなみにキャンギャルの写真は一切ありませんので予めご了承ください。そういうのを期待されていた方は速やかにブラウザを閉じ、とっととクソして寝ることを推奨致します。

まず目に付いたのはガライヤ。……去年も見た気がする。

それからスバルブースのインプレッサ。これは今年のニュル24時間クラス優勝車ですかね。

そしてどーんと野ざらしで置かれていたザナヴィニスモGT-Rコクピット乗車体験も実施されてたみたいです。この暑さでは、コクピットは蒸し焼き状態になってそうですが。

GT-Rに比べてあまり見向きされてなかったトムスSC430。レクサスもガワだけで良いから今売ってるクルマにすりゃいいのに。

ちなみにレクサスブースの隣では86とレクサスGS Fスポーツが展示されていたんですけど、86の方が人気ありました。やっぱり、頑張れば手が届きそうなクルマの方が興味湧くよね。

そして日産はリーフの隣にど派手なセレナが。

なぜスライム。

このセレナ・スライムカーは、東京・六本木ヒルズに8月13日~19日の期間限定でオープンするコラボレーションカフェ「LUIDA'S CAFE(ルイーダズカフェ)」に展示され、19日以降は全国各地の日産ディーラーで順次展示される。

via: Car Watch 日産「セレナ」とゲーム「ドラゴンクエスト」がコラボレーション

日産ディーラーではなく鈴鹿サーキットに居たんですが……それとも複数台あるのコレ?

そして無限ブースにはCR-Z。こちらも注目度高し。GT300にて参戦2戦目にしてポールポジション獲得したってのはスゴイですね。アストンマーチンのタイム取り消しがあったにせよ。GT300にはプリウスも参戦してるし、レースにハイブリッドカーが居る光景も珍しくなくなってきました。

そして「疾風伝説 LEGEND of SUZUKA1000km」と題した特設テントでは、過去鈴鹿1000kmに挑んだ5台の車両を展示。古いレーシングカーなんて全然知識ないですが、見てるだけでも興味深かったですよ。まずはマツダ767B。

ルマンで優勝したのは787B。こちらはその前モデル。当時の鈴鹿1000kmはJSPC(全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権)の中の1戦として開催されていたんですね。

それから、由良拓也っぽいデザインだなぁと思ったらやっぱりそうだった「MCS(ムーンクラフトスペシャル)グッピー」。

このクルマ、曲面で構成された愛嬌のあるフロントマスクとは裏腹に、リアウイングのマウント部分がどえらい無骨なコトになってます。ギャップ萌えですね。

富士グランチャン好きにはたまらないらしいマーチ74S。『サーキットの狼』にも登場するらしいですが、世代じゃないので知りません!ただ、この低くマウントされたリアウイングはいいですね。つるぺたな感じが。ぺったんぺったんつるぺったん。

初代シビックのレース仕様車。こういうふつーのコンパクトカーにオーバーフェンダーくっつけて太いタイヤ履かせて、みたいなクルマ最近じゃまずお目に掛かりませんねー。ヘッドランプに貼ってある「無限」ロゴがまた良い味出してます。

そして展示車両の中でもっとも謎めいていたクルマがこちら、「コニリオMk-Ⅱ」。ホンダS800のシャシーFRPボディを乗っけたマシンなんだそうですが、マニアックだなぁ……。

後ろ姿もユニーク。コクピットを覆うウインドシールドと一体になったボディデザインが特徴的ですが、これなんらかの整流効果を狙っているんでしょうか。

今のGT300もバリエーション豊かで面白いと思いますが、こういうクルマが参戦していた時代は今よりもっとカオスで面白かったんでしょうねぇ。こういう昔の鈴鹿1000kmや富士グランチャンに参戦してたクルマを網羅した資料本ってないですかね。あったら読んでみたい。ちなみに車名でググってみたら2009年の記事がヒットしましたが、

小型ながら本格的スポーツカーとしてモータースポーツでも活躍していたS800 のシャシーに、より軽量なFRP製ボディを被せ戦闘力を高めたコニリオは、当時10台が製造されプライベーターたちに販売されたという。 マツダル・マン用レーシングカー開発にも携わった山梨信輔氏が当時代表を務めていた「レーシング・クォータリー」の依頼を受け、工業デザイナーの濱素紀氏が設計・制作した。1969年の日本GPでは、現八王子市長の黒須隆一氏が乗りクラス優勝、総合でも12位に入るという戦績を残している。

via: ホンダS800ベースのレーシングカー「コニリオ」が公開中! - Autoblog 日本版

……一体何者ですか八王子市長。

さて、次回は肝心のレースのお話を。