タイトルで言いたいコトはほぼ言い尽くしているのですが、以下補足。
先月なんとなくKindle Voyageを買ってみた(⇒ もうコミックもKindleにどっぷり依存することにしました - 大須は萌えているか?)んですが、来週新型が発表されるらしいです。冗談キツいぜベゾスさん。
いや、そう遠くないうちに新型出るんだろうなーとは思ってたんですよ。ただ多分、今年の夏とかそんくらいなのかなーと。それまで待つのもアレだから、まー買っちゃえー的な。
リリースのタイミングが前例を踏襲していない点は注目だ。 Kindleハードの発表はこれまで9月が多かった。なるほどペーパーホワイトのアップデートが出たのは去年の6月だったが、4月というのはこれまでなかった。
しかし、こんだけ早いタイミングで出ると分かってれば待ってたのに……というのが正直なところ。
ただまー、現状手元にあるVoyage、結構気に入ってます。今のタイミングで詳細な感想書くのもアレなので簡単に言うと、目が疲れない・軽い・バッテリーの持ちが良いというメリットは非常に大きい。かつ、Voyageの特徴である左右にあるページ送りボタンのおかげで、片手で持ったまま指をほとんど動かすコトなくページ送り/戻しできるのはとても快適。
出先でKindleの書籍を読むときはiPhoneアプリを使用しており、Voyageを使うのは専ら寝る前の読書時。部屋の明かりを薄暗くした状態でも目が疲れず読め、片手持ちで読み続けられるのはiPhoneやiPadには無い魅力。画面や本体裏面がマットな感じで光の反射が少なく、指紋も目立ちにくいのも良いですね。ホントに読書をするために最適化された端末。
ただ、300ppiの解像度を誇るとはいえ、コミック読むのは「まぁぼちぼち」くらいのライン。当然ながらカラーページはモノクロになりますし。コミックは基本iPad、ゴロ寝しながらサクッと読みたいときはVoyageでも可、という感じかな。
あと、これも当たり前の話ではありますが、iPhoneのKindleアプリと比較しちゃうと動作がもっさり気味に感じます。ていうかiPhone6s Plusが爆速といった方が良いんでしょうけど。eインク特有のページ送り時の画面のちらつきや、テキストにハイライトを入れようとしたりする時の若干の反応の遅さとかは、気になるっちゃ気になる。慣れれば「まぁこんなもんか」レベルなんですけど。
しかしながら、処理速度は軽さやバッテリー容量とのトレードオフの関係になっちゃいますし、その辺は敢えて処理能力はそこそこレベルに留め、重さやバッテリー残容量を気にせず読書に集中できる、という点を優先しているってコトでしょうね。そういう意味では、Voyageってかなり完成されたハードだなぁと。
なので、新型は恐らく軽さやバッテリーの持ちは現行機そのままに、その他の部分の全体的なスペックアップを図ってくるんじゃないかなぁと想像。ざっと思いつく点を並べてみると、
- 記憶容量の拡大(現行4GB ⇒ 8GB?)
- ppiの向上(iPhone6sレベル……はさすがに無いか)
- 処理速度の向上(ページ送りがちょい早くなるくらい?)
- WiFiが802.11acに対応(現行は802.11nまで、5GHz帯非対応)
とかかなぁ。重さとバッテリーの持ちはこれ以上改善するのは難しいと思うんですけど。記憶容量が増えるのはほぼ間違いないでしょうけど、4GBでもそれなりの量は入るので(現状コミック15冊、書籍26冊入れて残容量が約2.3GB)、個人的には我慢できるレベルです。
まー上に書いたくらいの内容であれば、「クキィィィィーーーこの旧型放り投げて新型買ってやるッ!」とまでは思わないかな。実はもっとすげーアップデートだったりすると、ホントに旧型放り投げて買い直しちゃうかもしれません。いや多分しないけど。たぶん。
なお、コミックはやっぱりiPadメインで読みたいな、でも手持ちのiPad(初代Air)は容量ケチって16GBモデルだから少々残容量が心許ないな、というコトで先日iPad Air2の64GBモデルも買っちゃったんですが、それはまた別の記事にて。