先日、手持ちのiPhoneをXに機種変更したんですが、実のところコレが初めて手にするApple Pay対応デバイスだったりします。今まで使っていたのがiPhone 6S Plusで、併せて使っているApple Watchは初代、つまりApple Pay非対応なので。
日本人はクレカや電子マネー決済をあまりしたがらず、未だに現金主義の人が多いとかって話も聞きますが、ご多分に漏れず私もかなりの現金主義者だったりします。もちろんAmazonとかはクレジットで決済しますけど。
ただ、せっかくApple Pay対応端末になったので、これを機にもうちょっと電子マネー使ってみるかと思い立ちまして。んで、とりあえずメインで使ってるクレジットカードをQUICPayとして登録してみたんですけど、なんかApple PayってQUICPayもしくはiDで決済する場合、会計時にサイドボタン2度押ししてからFace ID認証（Xの場合）する必要あるみたいじゃないですか。なんかちょっとコレめんどくさいじゃないですか。
んで、Suicaだと「エクスプレスカード」とか言ってサイドボタン押すことも認証することも無しに、iPhoneかざすだけで決済できるみたいじゃないですか。私の住む愛知県はmanacaとTOICAが支配する国ですけど、交通系ICカードは相互利用できるから特に問題ないじゃないですか。ていうかmanacaもTOICAもスマホアプリがあるワケでも無ければオートチャージできるワケでも無い駄目な子じゃないですか。じゃあSuicaを登録しようというコトで、モバイルSuicaのWEBサイトを覗いてみると、年会費が必要と書いてある。
モバイルSuicaの利用に関わる年会費については、ビューカードで登録された方は当面の間、無料です。その他のブランドのカードで登録された場合は、モバイルSuicaの年会費として、1,030円（税込）をいただきます。
ただ、どうやらJR東日本が発行している「ビューカード」というクレカを決済カードとして登録すると年会費が無料になるらしい。うーん。で、ビックカメラと提携しているヤツだと、年に一回使えば年会費無料になるらしい。
どうせSuicaチャージで確実に使うんだから、じゃあこのカード作っておくかー、とWEBから申し込み。銀行口座の確認も含めてオンラインで完結できたので、そこは楽でした。
ビューカードだと、Suicaのオートチャージが使えるというメリットもあるようなんですが、オートチャージできるのはSuicaもしくはPASMOエリアの改札通るときだけなので、愛知県民には関係ない話でした。ただ、iPhoneアプリからすぐにチャージできるし、残高が設定した金額以下になったら警告通知を出すようにもできるので、そこまで不便でも無いです。manacaなんて、いつも駅の券売機でチャージしてる有様だし。
……たださー、ビューカード作ったあとに気がついたんですけど、App StoreでモバイルSuicaの説明書きをよく見ると、
『入会金、年会費、デポジットはいただきません』 って書いてある……。Apple Payで使う分には、モバイルSuicaって年会費無料だったのか……。じゃあモバイルSuicaのサイトにもそう書いといて欲しい……。
いやまぁ、ビューカードでSuicaチャージするとポイント還元が1.5%つくとかそういうメリットもあるので、カード作ったのは無意味では無かったとは思いますけども。ただ、もうひとつ早まったかなぁと思ったのは、ビューカードのブランドをVisaにしたコト。特に深く考えずにそうしたんですが、VisaだとWalletアプリ内でのチャージができないんですね（JCBやMasterCardは可）。
まぁSuicaアプリからチャージできるので特に問題はないんですが、Suicaアプリだと500円・1000円・2000円……とチャージできる単位がだいたい1000円単位なのに対し、Walletアプリだと1円単位でチャージできるというメリットがあるそうで。特にVisaに拘る理由も無い（ていうかVisaブランドのカードは1枚他に持ってるし）ので、JCBでも良かったなぁ……とは思ったのでした。まぁ良いけど。
なお、さっそく自販機やコンビニなんかで活用しているのですが、愛知県においてレジで「Suicaで」っていうと、結構通じない場合があるのが悲しい。「manacaで」って言った方が手っ取り早いんだけど、なんか釈然としない気持ちが……。
あと、名古屋駅周辺は過去のトヨタの暗躍（？）によりQUICPay対応店舗が多いので、iPhoneひとつでかなりキャッシュレスな世界にできそうな気がする。
IT経営の最前線 - トヨタが名古屋駅前を「クイックペイ」で埋め尽くす：ITpro
そんなワケで、遅ればせながらじわじわと現金主義を脱していきたいと思います。
