ガルパンはいいぞ。（定型句）
そんなワケで、ガールズ＆パンツァー最終章 第1話を観てきました。
正直なところを言うと、劇場版でキレイな終わり方をしたので、この最終章というのは蛇足なんじゃないかって気がしてますし、オマケに全6話を1話ずつ劇場公開するというスタイルも、個人的には好ましくありません。いやなんか劇場まで行くのって結構めんどくさいしさ、しかも1本あたり4～50分の映像のために行くとなると余計かったるいじゃないですか（過去に2度、ガルパン観るために立川まで行ったことはヒミツだ）。
なので正直あまり気乗りしなかったんですけど、なんやかんやで公開初日に観にいってしまいました。
……いやしかし、ガルパンはいいね。
最終章になっても見事なワルノリっぷり（褒め言葉です）だし、お国柄をデフォルメしたキャラの立て方も面白い。別に現地に行ったコト無いけど、「あーフランスなー、フランスってこんな感じだわー……（中略）……あーこんな感じだわー！」っていうイメージを巧みに付いてくる。ほいでもって続きが気になる終わりっぷりなもんだから、第2話も観にいかざるを得ない。ていうか、2話以降の上映スケジュールってどうなるんですか。どれくらいの間隔でやるんですか。てかBD化はどれくらいのタイミングになるんですか。
なお、劇中でレオポンさんチームが偵察に向かうときに言っていた「レコノサンスラップ」とは、レース開始前（F1だと30分前）にピット出口が開放され、各マシンがピットを出てぐるっとサーキットを周回し、ホームストレートのスタート位置（スターティング・グリッド）にマシンを並べるまでの周回のコトを言います。
レース開始前のマシンの最終チェックを行うタイミングでもあるため、ナカジマは本格的な戦闘前の偵察に向かうのを「レコノサンスラップ」と表現したワケですね。
あと、「もてぎのオーバル復活しないかなぁ」と言っていたのは、日本で唯一本格的なオーバル（楕円形）コースを持つ「ツインリンクもてぎ」（栃木県）のスーパースピードウェイのコトを指してます。2003年から2011年までインディカーレースが開催された実績もあるんですが、東日本大震災でコースにうねりが生じてしまったとのコトで、以降スーパースピードウェイはほとんど使用されていない状況です。
ただ、つい先日もてぎで開催された『Honda Racing THANKS DAY 2017』において、佐藤琢磨が今年のインディ500マイルレースを制したマシンをスーパースピードウェイで駆り話題を呼びました。
ツインリンクもてぎで琢磨が走った！オーバルコースで凱旋ラン／ホンダサンクスデー
琢磨のインディ500制覇とこのデモランで、もてぎのオーバル復活を期待するモータースポーツ好きの声は高まっているでしょうし、そういう意味ではこの「もてぎのオーバル復活しないかなぁ」というセリフは非常にタイムリーであると言えましょう。さらっとこういうセリフ入れてくる辺り、さすがだねガルパン（？）。
あ、あと来場者特典として貰えたミニ色紙は、華さんと秋山殿でした。
「転輪焼」とは一体……。
