万年運動不足状態で年を重ねてきてしまった私です。
このままではマズいコトになりそうだと、去年くらいから一日の歩行距離・歩数を意識するようにしておりまして、今年は1日平均1万歩歩くという目標も掲げております(⇒ 2018年最初の雑文)。……が、運動不足の身にとっては一万歩ってなかなかの歩数でして、どうも平均8000歩くらいで止まってしまっている感じです。次第に暖かい季節になってきたので、ここから歩数を増やしたい……。
ただ、その代わりと言ってはなんですが、今年に入ってから休日も1日1時間程度はウォーキング(というか散歩)の時間を設けるようにしてまして。出掛ける用事の無い休日は基本的に家に籠もりっぱなし、近所のコンビニに行くにもクルマを使っていた自分の行動様式からすると、これは劇的な変化と言っても過言ではありません(去年は休日の歩数ノルマは無かったコト扱いにしてた)。
人間、毎日適度に体を動かした方が良いのは分かっているんですが、「どこかへ移動するために歩く」のではなく「運動するために歩く」ってのがどうも億劫で……。なんか、その時間使って本読んだりアニメ観たりゲームしたりする方が良いやー、と思ってしまいがちだったんですね。
ただそこは、以前加入したAmazonのAudibleが歩くモチベーションを保つ良いネタになってます(⇒ Audibleが地味に良い)。これだと、歩きながら本が「聴ける」ので、歩いてる最中の良い暇つぶしのネタになるんですね。Audibleはコンテンツが貧弱に見えたのでどこまでネタが持つか心配ではあったんですが、最近ラノベのラインナップが拡充されてきたり、田中芳樹作品のオーディオブックもライブラリに含まれているのを見つけてしまったりしたので、これだけでも結構な時間が潰せます。アルスラーン戦記面白い。
加えて、Apple Watchの「アクティビティ」を極力毎日達成するように意識するようにしてます。
一日の消費カロリー(ムーブ)、運動時間(エクササイズ)、1時間に1度の頻度で立ち上がったかどうか(スタンド)をカウントする機能ですが、これも昨年までは目安程度に見るくらいで、休日はまったくこなしていなかったんですが、これを休日含めて極力達成するようにしてみようと。ただそうなると、休日もほぼ丸一日AppleWatchを腕に付けていないといけないのが難点ではありますが(運動するときだけ付けるのでは、スタンドゴールが達成できない)。
1月13日にうっかりスタンドゴールを達成しそびれたんですが、以降63日連続で3つともゴール達成中。目標値と達成状況をわかりやすく視覚化してるくれるので、これもモチベーションを維持する良いネタになってますね。これがゲーミフィケーションというやつか。
おかげさまで、今ではクルマ運転する時間より歩く時間のが遥かに長くなってしまってたりして。その行動を取るコトに対して上手いことモチベーションを保つ仕組みを設定できれば、人間の行動様式って結構あっさり変えられるもんだなあと。
あと、「歩く」っていうのは思い立ったらすぐできるのが良いですね。プールやジムへ行って運動する、とかだと、どこかで準備したりするのが億劫になっちゃいそうですが、歩くのはどこだってできるので。
まとめますと、
- 時間を有効に使えていると思える仕掛け(運動+読書)
- 目標と実績の可視化(AppleWatchのアクティビティ)
- 行動をすぐ実行できるレベルのものに落とし込む(歩くだけ)
といった辺りが、何か特定の行動を継続的に実行するために有効な仕掛けなのではないかな、というお話でした。