大須は萌えているか?

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メルセデスAMGの限定版Tシャツを買ってみた話

今年はレッドブル・ホンダがチャンピオンシップを牽引しているF1ですが、私の贔屓のチームは一応メルセデスAMGです(最後の年なので、ホンダさんにも頑張って欲しいですが)。そんなコトもあって、過去に2回ばかしメルセデスAMGの公式オンラインストアで買い物をしたりもしたんですが、ショップからのメールで面白そうなTシャツの販売告知があったので、またついポチってしまったのでした。

んで、つい先日その品物が届いたのですが、Tシャツのくせに(?)なんだか立派な箱に入っています。良く見ると、箱に細かい傷が入ってたりもしますけど。限定版のシャツらしいので、高級な感じに見せているんですかね。

んで、どんなTシャツかというとこんなのです↓。

光の反射で多少わかりやすくなっていますが、黒地のシャツに黒のスポンサーロゴをプリントしているという、大変奥ゆかしいデザインとなっております。なにも知らずに見ると「え?」と言いたくなるようなデザインですが、いや面白いコトするなあ……と思ってつい買ってしまったのでした。

背面にあるチームのメインスポンサーであるところのPETRONASのロゴも黒、それからTOMMY HILFIGERのマークもモノトーンになっております。

メルセデスAMGはF1唯一の黒人ドライバーであるルイス・ハミルトンをエースドライバーとして起用しており、BLM運動の高まりを受けて昨年からマシンのカラーリングを黒基調にするなどして社会問題に対してもメッセージを打ち出しており、このシャツもそういう流れを受けてのものなのかな、という気もします。同梱されていたポストカードには「このTシャツは『less is more』の精神でデザインされた」みたいなコトが書かれていますが、日本で言うところの「引き算の美学」みたいなものでしょうか。

「走る広告塔」たるF1マシンを走らせているチームのデザインコンセプトとしてはあるまじきものではないか、って気もしてしまいますが、こういうコトを臆面も無く言えちゃうのがメルセデスAMGの上手さかな、って気もします。市販車のメルセデス・ベンツもそうなんですけど、「哲学」みたいなものを漂わせてブランディングするの上手いよなーと。トヨタのレクサスブランドにも同じような方向性を感じますけど、メルセデスのが一枚上手な感じがします。普通なら、スポンサーロゴまで真っ黒にしたシャツを作りましょう、なんて企画通らないだろうし……。

このシャツ、7月の半ばくらいに注文受け付けが始まったんですが、メルセデスAMGのオフィシャルストアだともう売り切れになってます。

Stealth Edition 2021 Team T-Shirt - Mercedes-AMG Petronas Motorsport | The Official Mercedes-AMG Petronas Formula One Team Store

ちなみにF1公式サイトのストアでも取り扱ってて、こっちにはこの記事書いている現在まだ在庫あるみたい。日本円で約1万円というなかなかお高い一品ですが。

Mercedes AMG Petronas F1 2021 Special Edition Team Stealth Driver T-Shirt

あと、まったくの別件でこれまたオンラインで注文していたTシャツもほぼ時を同じくして届いたんですが、これはこれでなかなかステキな一品です。