大須は萌えているか?

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インターネット光回線(コミュファ光)の光電話だけ解約した話

自宅のインターネット回線はコミュファ光という東海地方民しかピンとこないところの回線を使っている私です。いわゆるひとつの電力系の回線事業者ですね。NTTフレッツほど混雑しないので、回線が安定して速いのがメリットです……とそれはさておき。

今まで、光回線と一緒に「光電話」ってのを利用していたんですね。私なぜかNTTの電話加入権を持っていて(昔親戚から譲り受けたんだった気がする)固定電話を使っていたりもしたんですが、その流れでコミュファに加入したときに番号ポータビリティ使ってNTT時代の電話番号をそのままコミュファに持ってくる形で使ってました。

ただ、昔は携帯電話の通話し放題みたいなプランも無かったし、インターネット経由での通話サービスも存在してなかったので固定電話のメリットもそれなりにあったんですが、今や固定電話って個人が利用するメリットってほとんど無いじゃないですか。インターネットで無料通話がバンバンできるようになって料金的なメリットも消えちゃったし。オマケに、固定電話を設置しておくとワケのわからん営業電話とか掛かってくるし、かといって発信者番号の表示とか迷惑電話の着信拒否サービスって別料金なんですよね。ロクに使いもしないものに余分なコストかけても仕方ないし、ついには電話機を外してしまいました。

光電話自体は月額330円の基本料金がかかるんですが、電話を一切使わなくなっても一応契約を残しておくメリットはありました。というのは、コミュファで光回線+光電話を契約している状態でauと紐付けると、auスマートバリューの対象になるんですよね。これ「auひかり」とかも同じだと思うんですが、「光回線+光電話」の状態なら適用されるという点がミソだったりします。つまり、光回線だけの契約だとスマートバリュー対象外なのです。

auで「使い放題MAX」プランを利用している状態ならスマートバリューで1000円引きになるので、光電話の基本料金を上回ります。これが「ピタットプラン」だと500円引きになってしまう(月のデータ利用量が1GB未満の場合は値引き無し)という少々残念なところはありますが、それでもまあまだ光電話の基本料金は上回っています。なので、auのこのへんのプランを利用している限りにおいては、光電話をまったく使わない状態でも契約しておく価値は(一応)あるのです。

……ところが、私先日povo 2.0に乗り換えてしまったのですね。povoは当然ながらスマートバリューの適用対象ではありません。こうなると、全く使っていない光電話を維持しておくメリットが皆無になってしまうワケです。……いやまあ月330円って大した金額じゃないやん、という説もあるのですが、電話機を取り外してもう何年も経つのになんら困ったことが無いという状況を考えるとこの先固定電話が必要になるシチュエーションを想像できないし、そうなるとこの330円って毎月虚無に向かって小銭を放り投げていることになるんじゃないかと思うと、こりゃ解約すべきやろ、という気分になってしまったワケです。たとえ少額でも、まったく意味のないことに毎月お金を払い続けるのは気分が悪い。

というワケで、コミュファのWEBサイトの会員メニューから光電話だけ解約する方法を探ってみたのですが、FAQとかに目を通してみてもそれらしき説明は無し。仕方ないのでサポートチャットで有人の問い合わせをしてみたところ、チャットから解約はできました。解約の手順についてどこにも説明がないのはイヤラシイよなあ……。

光電話の解約を申し出たとき、「光テレビに加入しているか」ということを訊かれたんですが、どうも光テレビに加入している場合は光電話単体での解約はできないみたいですね。技術的な問題なのかなんなのか知らんけど。私は光テレビは利用していないので問題なし。

あと、私はNTTからの番号ポータビリティで光電話を利用していたので、この番号をNTTに戻すか、それとも廃番にするかってのも訊かれました。NTTに戻す場合はその番号をキープしておくコトができるみたいですが、その場合自分自身でNTT側の手続きを先に済ませる必要があるようで、さらに数千円の手数料もかかるみたいです。もう全然使ってない番号だし、これから使う予定もないので廃番にすることにしました。その場合、チャットのやりとりだけで完結し手数料もかかりません。ちなみに、NTTに戻すことができるのは当然ながらNTTにて発番された番号だけで、光電話利用と同時にコミュファ側で発番されているような番号は光電話解約と同時に廃番にするしかないようです。

このへんの話は地味にややこしくて、「NTT アナログ戻し」とか「光電話 番号ポータビリティ」とかでググると色々出てくるので、興味ある方は調べてみてください。

チャットでは他に「スマートバリュー適用されんようになるで」とか「光電話解約したあとに再加入したいとか言う場合は手数料かかるで」といったプレッシャー(?)をかけられましたが、そのへんはわかっていたコトなのでササッと流す感じで。月330円を削りにくる客というのは回線事業者側にしてみればあまり良い気はしないのかもしれませんが、一応ネット回線は10GBプラン(Netflixパック付き)を使っているので許していただきたいところです。

もし私同様にauスマートバリューを適用できる環境からpovoに乗り換えた人なら、自宅のインターネット回線の契約もちょっと見直してみると良いかもしれません。